深愛。 その2 |
ゾロと両想いになって、毎日が楽しくて、暫く放っておいた自分の荷物を整理しようとバッグを 開けたら、一枚の古い手紙が落ちてきた。 誰にだって・・・忘れられない人が一人や二人いるだろ? 俺にだって、そう・・・あれは・・・ あれは、遠い日の想い出・・・・俺の・・・一番大切だった・・・人・・・ 彼女は、店の常連でイーストブルーでは評判の歌姫だった。 美人でスタイルも良くて、ハスキーな声で皆を魅了した。 しかし逢ってみれば、全然気さくな人で俺は、一目で恋に落ちた。 そして、俺達は・・・・人目を忍んで恋をした。 俺は、15・・・・・彼女は、19・・・・・・ 俺は、ただただ、嬉しくて・・・・・・毎日が楽しくて・・・・ 毎日が、満ち足りた日々だった。 彼女がいれば、それで良かった。 俺の・・・・・初恋だった・・・・・ ・・・けど・・・それは長くは続かなかった。 あの人は、突然、俺の前から姿を消した。 俺に会いに来る途中で熱狂的なファンに襲われて・・・ 顔に治らない醜い傷を付けられて・・・その3日後・・・ 俺に何も告げずに・・・そのまま旅立った。 『・・・さようなら。 あなたには、綺麗なままの私でいたいの・・・・』 その言葉だけしたためた手紙を残して・・・ 「・・・Believe in your eyes, I feel so・・・・couse I love you・・・・・・・・」 俺は、その手紙をまた、バッグの底に大事にしまい込んで・・・・彼女が俺に歌ってくれた歌 「何してんだ、そんなとこで・・・・・・歌・・・・・歌ってたのか・・・・・」 そう言って、ゾロが、部屋に入ってきた。 「ああ、昔の・・・・・想い出の歌だ。」 「・・・良い歌だな。 もっと、聞かせろよ。」 「わりい、そこしか覚えてねえんだ・・・・」 「・・・・・そうか・・」 俺は、ゾロの言葉にそう言って、さっさと荷物を片付けた。 「さてっと、片づけも済んだし・・・・・おい!腹減っただろ・・・・なんか作るか?」 俺は、そう言ってゾロに笑いかける。 「あ、ああ・・・・・・簡単なものでいいぜ。 どうせ、他の連中は、あさってまで戻って ゾロはそう言って、俺を優しく抱き締めた。 「・・・・・・・まずは、腹ごしらえだな。」 「・・・ククク・・・・・・だな。 ・・・・先、行ってるぞ。」 ゾロは軽く笑いながらそう言って、俺を離すと部屋を出ていった。 「・・・はぁ。 アブねえ。 また、流されっちまうとこだった。 ・・・・・なんで、俺、拒め 俺は、苦笑いしながら、やっとの思いで立ち上がり、そう言って、あいつの待つキッチンへと 「ほら、できたぜ。」 そう言って、あいつは、俺の前に料理を並べる。 「クソ美味えだろ・・・・・」 そう言って笑うあいつの顔に、俺は、そっと顔を寄せて・・・・・掠めるように、キスをした。 「!!なっ・・・ばっ・・・・/////」 言葉になってない声を上げて俺を真っ赤な顔で睨み付けるあいつに、俺は、苦笑する。 「んっ・・・んん・・・・・・ん・・」 くぐもったあいつの吐息に、後押しされるように、ますます口付けを深くして、その行為にのめ 「ああっ・・・・はあ・・ん・・・・ん・・あ・・・・・」 俺の唇と手の動きに敏感に身体を震わせて、サンジは、声が漏れないように、自分の手を 「今日は・・・誰もいねえ。 聞かせろよ・・・・俺だけに・・・・てめえの全部・・・・俺に 俺はそう言って、空いている手で、サンジの手を掴んだ。 「な、何言って・・・・んん・・・あ・・・・やっ・・・・ゾ・・ロ・・・・はあ・・・」 恥ずかしさからか、幾分赤くなった顔で、俺を睨み付ける仕草までもが、俺には、堪らなく愛 「ああっ・・・ゾロ・・・もう・・・・なっ・・・・止め・・・・ねっ・・・・」 フルフルと快楽に身を震わせて哀願するサンジを後目に、俺は、ズボンの上から、サンジの 「あああっ・・・・ゾロ・・・・はあ・・・んん・・・・ん・・・」 サンジの指が、俺の髪に絡み付き、その嬌声は、止まることを知らない。 「あっ・・・ゾロ・・・・もう・・・・あああ・・・・ヤッ・・・はぁ・・・ん・・・」 サンジは、俺の手の動きに合わせて腰を揺すり、余裕無さげな顔をして俺を見つめる。 「あ・・はあ・・・ん・・・ゾロも・・・一緒に・・・なっ・・・・」 そう言って、サンジは、俺の首に縋り付く。 「あああっ・・・・ヤァ・・・ん・・あ・・・・あああっ・・・」 ビクンとサンジの身体が仰け反って、俺にその場所を告げる。 「挿れるぞ・・・・」 俺の言葉に、サンジは、黙って頷いて、俺は、自分の雄をサンジの中にゆっくりと埋めた。 「ヒッ・・・・あ・・ああ・・・ああ・・・ん・・・」 全てを埋め込んでから、俺は、サンジの息が整うまで全身の理性を総動員してじっと耐え 「ん・・あ・・・もう・・・・動いて・・・良いぜ・・・・あ・・・ああ・・・」 その声が耳に届くと同時に、俺は腰をギリギリまで引くと、一気に突き入れ挿入を繰り返し 「んっ・・・・はぁ・・・・んん・・・ゾロ・・・・ヤッ・・・あ・・・ゾ・・・・ロ・・・ああ・・・」 必死に俺の背中に縋り付いて、俺の名を呼ぶサンジに、俺は、堪らない支配欲に全身が総 「あああっ・・・もう・・・ダメ・・・・ヤッ・・・・ゾロ・・・ゾ・・・ロ・・・・あああっ・・・・ッ・・・ 「ッ・・・・クッ・・」 ひときわ高くサンジが啼いて、ビクビクとサンジの雄が震え、白濁の精をシーツの上に吐き 「てめえは、俺のだ。 誰にも触れさせねえ。 誰にも・・・・誰にも渡さねえ・・・・」 そう、こいつは、俺のモノ・・・・・例え、どんな奴だろうが相手だろうと一歩も引くねえ。 |
<コメント> 今回は、サンジの過去の恋愛を絡めて、ゾロSIDEへと移行します。 本当に、読みにくい書き方で・・・試行錯誤してるんですが、 まあ、いつものルナの駄文の書き方と違うかな??って感じ。 どこら辺??って聞かれたら、ずばり、Hシーンかな??(殴!) 極力、淡々と、ゾロ視点で、書いたつもり・・・・(死) 次回は、・・・・・・・ では★ |