Best Freind その2 |
・・・・・・最近、サンジの様子が、おかしい・・・・・ ・・・・・・何か、俺が話しかけてもあたふたとして、俺を避けてるみてえだし・・・・ ・・・・・・俺・・・・なんかあいつにしたのか? ・・・・・・全然そんな覚えはねえんだがな・・・・・ ・・・・・・かと言って、視線を感じて見るとそこにサンジがいたり・・・・・ ・・・・・・俺に、何か言いたげな顔をしてたり・・・・ ・・・・・・なんか、すげえ気になって・・・・・ ・・・・・・なんか、思い詰めてることでもあるのかな・・・・・・ ・・・・・・もしかして・・・・・病気が重いとか・・・・・・ ・・・・・・はは・・・・まさか、な・・・・・ ・・・・・・入院するとか・・・・・言わねえよ、な・・・・・ ・・・・・・しかし、なんで、俺・・・・・こんなに気になってんだろ・・・・・・ 「おい! おい、サンジって・・・・・てめえ、この前からおかしいぞ? ・・・・なんか、 隠し事あるんじゃねえか? 全然元気ねえし・・・・・悩んでいることあったら、俺に言 えよ。 まあそれで解決するかどうかは、わかんねえが・・・・・俺達、ダチだろ??」 ゾロはそう言って、サンジの顔をじっと見る。 サンジは、ゾロの顔がまともに見れなくて顔を背けたまま、そう言った。 ゾロは、そう言ってサンジの側から離れる。 「あっ・・・・・ゾ・・・・ロ・・・・ ・・・・・・・・。」 サンジは、ただ黙って、離れていくゾロの背中を見つめていた。 放課後の校庭で、サッカーの一年先輩の部長、エースが、そう言ってサンジに声を掛けてき 「ああ、部長・・・・なんでもないです。 ・・・・ちょっと・・・」 サンジは、そう言って言葉を濁す。 「・・・何でもないってことないだろ? ・・・・悩み事は、身体に良くねえよ。 俺に言っ エースはそう言って、サンジをちゃかす。 「!!・・・/////そ、そんなこと・・・・」 「えっ?!マジかよ・・・・・参ったなあ・・・・・サンジは、そんなことで悩むなんて、 エースは、やや落胆した顔でそう言うと、サンジの顔を見つめた。 「・・・残念ってどういう意味ですか・・・・・俺だって、恋ぐらいしますよ・・・・・けど サンジは、ため息混じりにそう言って、ベンチに腰掛ける。 「!!!・・・・//////」 エースの思わぬ言葉に、サンジは、真っ赤になって俯いた。 「・・・・なあ、サンジ、相手は、誰だ? ・・・俺の知ってる奴か?」 エースが、いつになく真剣にサンジに尋ねる。 「えっ、あ・・・・・なんで、部長にそんなこと、言わなきゃいけないんですか! サンジは、慌ててグラウンドに戻ろうとベンチを立った。 「・・・・待てよ・・・・関係は、有るさ・・・・俺は・・・・俺は、お前が、好きだ。 お前が、 エースは、そう言って、サンジの腕を掴んで離さない。 「そ、そんなこといきなり言われたって・・・・俺、困ります。 ・・・俺、部長のことそん 「・・・けど、お前が、惚れたのは、野郎だろ? だいたいなあ、好きだという気持ちに エースは、サンジの言葉を遮って、真剣な眼差しでそう言った。 「・・・・・・俺、練習に戻ります・・・・聞かなかったことにしますから。」 サンジは、それだけ言うと、エースの手を振りほどいてグラウンドに走っていく。 「・・・・・・やっぱ、ダメかな・・・・・」 エースは、そう言ってサンジの後ろ姿をじっと見つめた。 同じ時刻、体育館にこだまするのは、剣道部の声・・・・・ 「・・・・ゾロ先輩・・・・今日、なんかすげえ気合い入ってねえか??」 「ああ、俺、マジビビっちまったよ・・・・なんか気合いと言うよりは、怒ってると言う 「ああ、絶対にしねえ・・・・・そんなことしたら、自殺行為だ・・・」 一年の与作とジョニーには、互いに身の危険を回避することにした。 「次っ!! ・・・誰も、相手する奴は、いねえのか? チッ、だらしねえな・・・・ちった ドスの利いたゾロの呼び出しを受けて、与作とジョニーは、震え上がった。 「おやおや、剣道部のホープは、何故か今日は、ご機嫌斜めっと・・・・おい、いい加 剣道部の顧問の先生であるシャンクスがそう言って、ゾロを窘める。 「・・・・ゾロ、てめえ、俺が、相手してやろうか・・・」 シャンクスは、そう言ってゾロを呼び止める。 「・・・・・良いんですか、先生。 ・・・・今日、俺、マジいきますよ・・・」 ゾロは、そう言ってシャンクスを睨み付けた。 「チ、チ、チ。 まだまだてめえに負けるほど、老いぼれちゃいねえよ。 まあ、今日の シャンクスはそう言うと、防具も付けずに真ん中に立った。 「・・・・知りませんよ、怪我しても・・・・」 ゾロはそう言って、真ん中に立ち、一礼をしてシャンクスに向かった。 「・・・・脇が甘え!! ・・・・それに、全然切っ先が見えてねえ! そんなんで良く学 「クソッ!!」 「ほれほれ、どうした。 全然ダメダメじゃん・・・・・殺気ばっかり放ってよ・・・・ちっと バシンッ!! もの凄い音がして・・・・ゾロの竹刀が、空中にはじけ飛んだ。 「・・・・なあ、何をイラついてんのか知らねえが、自分の心ぐらいは、いつもコントロー シャンクスは、ゾロの肩に手を置いて、そう言っておどける。 「ちが・・・そういうんじゃないです。 ・・・・ただ、自分が一番だってそう思ってたの ゾロは、シャンクスに正直な気持ちをうちあけた。 「・・・そうか・・・・てめえは、そいつの一番でいたかったんだな。 ・・・・それはもう、 「・・・・先生、俺の言うこと、まともに聞いてますか? そんなんじゃないって、そう言 「馬鹿だなあ・・・・そいつの一番になりたいって、その気持ちが、恋だって言うんだ 「あっ、ちょ、ちょっと・・・・」 シャンクスは、ゾロにそう言うと、お構いなしに、ゾロを引きずって、体育館を出ていった。 シャンクスが、校庭でそう言ってゾロを呼ぶ。 「あれ?珍しいですね、先生。 いつもは、部活なんて見もしないで帰っちゃってるの 丁度、サッカーの部活を終え、サンジと共にグラウンドに現れたエースは、そう言ってシャン 「おおう、エースか? 丁度良いとこにきた。 今日はな、俺んちで、今から、青春を シャンクスは、そう言ってエース達を誘う。 「青春って・・・・先生の青春って終わってるでしょう・・・良いですよ、俺達、今帰るとこ 「え?!あっ・・・・はい・・・・」 「なんだなんだ、てめえも、辛気くさい顔をして・・・・はあ・・・・皆、青春だね・・・・」 シャンクスは、エースとサンジの顔を見てそう言ってため息を吐いた。 「・・・・すみません、遅くなりました・・・」 ゾロが、そう言って息を切らせて走ってきた。 「おう、遅えぞ・・・・こいつらも、一緒に飲むってさ・・・」 シャンクスはそう言って、エースとサンジを指差す。 「えっ?!」 「あっ・・・・」 そう言ったまま、暫くその場に立ちすくむゾロとサンジ・・・・・ 「・・・・なにやってんだ? ほら、早く行くゾ・・・・」 「「あっ、はい・・・・・」」 シャンクスにせかされて、ゾロとサンジは、慌ててシャンクスの後について学校を後にした。 「・・・・・・・・・・。」 |
<コメント> うひょ〜・・・また長くなっちてるよ・・・・ シャンクスがね・・・シャンクス・・・好きだーっ!!(殴!) 今回は、ゾロの気持ち編・・・・全く、鈍いんだから・・・ 青春だぜ・・・・全くよ〜!!(ルナ、オヤジ化現象・・・笑) そろそろなあ、想いを繋がらせないと・・・・ けど、パンツ事件は、どうなったのか?? と言うことで、次に進みましょう・・・・ |