LOVE NIGHT その3 |
「バタンッ!」 部屋に入って、後ろ手に鍵をかけたゾロは、サンジをベッドの上に降ろすと、そのまま、覆い 「お、おい! ちょ、ちょっと、落ちつけって!!」 サンジは、両手でゾロの顔を挟み込み、行為を中断させた。 「ふ、風呂ぐらい、入らせろよ。」 サンジは、ゾロの顔を見上げて、そう言った。 「風呂なんて、後からでも、良いだろ?」 「てめえが良くても、俺が嫌なんだよ!」 サンジは、そう言って、頑とも譲らない。 「・・・・・わかった。」 いったん言い出すと、てこでも動かないサンジの性格からして、ここで要求を無視するのは、
サンジは、湯船に浸かりながら、ゾロの性格を甘く見ていたことを、少し後悔していた。 (こんな事に執着するような奴じゃねえと思ってたんだが。 あのストイックな外見は、 サンジは、妙なところで、感心した。 「もう、いい加減、出ねえとな。」 サンジは、覚悟を決めて、バスローブを身につけ、風呂から出た。 「てめえも、風呂入ってこいよ。」 サンジは、ゾロにそう言った。 「てめえ、逃げんなよ。」 ゾロは、すれ違い様にサンジにそうクギを差すと風呂にむかう。 「?!・・・そうか、その手もあったな・・・・・ そのまま、踵を返してベッドに戻ってこようとしたゾロに、サンジは、笑いながら、そう言った。 「・・・・・・・・・」 ゾロは、無言で、サンジの着ていた服を手に持つと、そのまま、風呂に持っていった。 「きったねえー。 プーッ、ア、ハ、ハ、ハ。」 サンジは、ゾロの行動に、思わず、吹き出してしまった。 「逃げなかったみてえだな。」 「まあな。 てめえが、服持って行っちまったし。 俺だって、男だ。 これくらい、どう (クッソー、緊張してゾロの顔、見れねえ。) 言葉と裏腹に、サンジは、下を向いたまま動かない。 「サンジ。」 ゾロは、少し掠れた低い声でサンジの名を呼んだ。 (やっぱり、俺、ゾロのこと好きだ。) サンジは、少しだけ、微笑む。 「わかるか。 俺もてめえと、同じだ。」 ゾロの心音が、早鐘のように早い。 (ゾロも、俺と同じなんだ。) サンジの身体から、緊張が解けた。
「んっ・・・・ふぁ・・・ん・・・・・ん・・・・・んん・・・・」 サンジの口から、甘い吐息が漏れる。 (やっぱり、こいつ、すっげえ敏感なんだな。 ・・・それに、この声。 すんげえ、ク 次々に送り込まれる快感は、サンジに、息吐く暇も与えてはくれない。 「ンッ・・・ンッ・・・ゾ・・・ロ・・・・やっ・・・・息が・・・・で・・・きな・・・・」 サンジは、息苦しさから顔を背けようとしたが、ゾロは、逃がしてはくれない。 (ゾロ、ゾロ。 息が出来ねえよ。 離してくれ。) サンジは、ゾロの胸を、ドンドンと叩いた。 「・・・てめえ、少しは、手加減しろって!!」 サンジは、抗議の意を込めて、ゾロを睨み付けた。 (・・・こいつは、自覚ってもんが、全然足りねえ。 そんなエロい面して睨み付けて しばらくして、ゾロは、名残惜しそうに、唇を離すと、素早く、バスローブを脱いだ。 「大好きだ。」 といって、にこやかに微笑んだ。 「俺も、てめえが好きだ。」 どちらからともなく、触れ合う唇。 「・・・・・・・・・」 一糸纏わぬサンジの姿に、ゾロは、ゴクリと嚥下した。 (まさか、ここまでとは・・・) 潤んだ瞳。 「ひゃう!!・・んっ・ああ・・ん・・・んん・・・」 サンジは、あわてて、口を塞いだ。 「ん? どうした?」 ゾロが、サンジの手をどかす。 「・・・だって、俺・・・声・・・変・・・・なんか・・・レディみたいで・・変・・・だ・・・」 サンジは、ますます顔を赤くした。 「大丈夫だ。ここには、俺しかいねえ。俺は、その声好きだぜ。もっと、出せよ。」 そう言って、ゾロは、また、耳たぶを甘噛みした。 「んあっ・・・んん・・・こ・・の・・エロ・・剣・・・士・・・・ああっ・・んん・・・」 サンジの嬌声が、ゾロの行為を後押しする。 (こいつは、俺のもんだ。) ゾロは、鎖骨から、胸の赤い尖りへと舌を這わせ、その尖りを口に含んだ。 「あっ・・あっ・・・んあっ・・ダ・・メ・・そこは・・ん・・・ん・・・や・・だ・・・・」 サンジの喘ぎが大きくなった。 「ダメじゃねえだろ。 んっ?」 ゾロは、口に含んだままサンジに声をかけた。 「あっ・・・・ふぁ・・んんっ・・そのままで・・しゃべ・・・んな・・お・・俺・・へ・・ん・・・ サンジは、次々と襲う快感の波に翻弄され、涙が止まらない。 「良くしてやるから。」 ゾロは、そう言って、サンジの頬に口付けすると、身体を下方にずらし、サンジの雄を包み込 「あああっ!!・・・そんな・・・とこ・・・汚・・・い・・・んああっ・・ん・・ん・んん・・」 サンジは、ゾロの頭に手をやると、その行為を止めさせようと、腰を引いた。 「てめえのもんで、汚ねえもんなんて、俺にはねえ。てめえが気持ち良くなるのを見て ゾロは、銜えたまま、そう言った。 「・・・ん・・・・」 サンジは、ゾロの言葉に小さく頷いて、ゾロの頭から手を離すと、左右のシーツをギュッと掴 「っはあ・・・ああ・・・んん・・・・ふあ・・・はあ・・・ああ・・・」 腰を浮かせ、快楽に大きく身を捩らせて喘ぐサンジの甘い声が、ゾロを、ますます追い立て 「クッ・・・・ゾロ・・・・ダメ・・だ・・・・口・・・はず・・・せ・・・」 手の中で、サンジのモノが、ビクビクと脈打っている。 「良いぞ、出しても。てめえが気持ち良いと、俺も感じる。」 そう言って、ゾロは首筋に口づけしながら、親指で、サンジの先端ををこね回し、上下に何度 「あっ・・・ゾロ・・・ゾロ・・・ダメ・・・もう・・・出・・・る・・・クッ。」 サンジは、ゾロの手の中に、白濁の精を吐き出した。 「・・・続き、やってもいいか。」 ゾロの声に、サンジは、虚ろな瞳でコクンと頷いた。
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<コメント> やっと、始まりました・・・ ショボイエリョで、ごめん・・・最初に謝ります・・・ とりあえず、サンジ、1本イッとく?みたいな(笑) だんだん、ゾロおやじ化していく・・・ |