School★Panic


その4




「・・・・・ゾロ・・・・風呂、借りて良いか?」

サンジは、いつになく、緊張した声で、ゾロにそう言った。

「ああ、ごめん、冷えたよな。 こっちだ。」

ゾロは、サンジに言われるまま、風呂場に連れていった。

(・・・サンジ・・・どうしたんだ? ・・・いつもと違う。 ハッ、もしかして、俺が、またく

だらねえ事言ったから、別れようと決心したとか・・・)

ゾロは、風呂に入っていったサンジを見送ると、真っ青な顔をして、暫く、そこから動けなかっ

た。












+++++++++++++



(ハア・・・・緊張するぜ・・・・・・俺って、何て大胆なコトしようとしてんだろ・・・ 

・・・でも・・・俺の気持ち、ゾロに知って貰うためには・・・ゾロしかいないんだとわかっ

てもらうには・・・これしか・・・これしか、思いつかなかったんだ・・・ ・・・今更、あと

にはひけねえ・・・ よし! ここは、俺の生き様を・・・いや、それはちょっと、違う

な・・・男気・・・そう、男気を見せてやるぜ!)

サンジは、湯船に浸かって、グッと拳を握ると、ゾロから渡された洋服には着替えず

に、バスタオル1枚を身体に巻き付け、風呂を出た。




ゾロは、サンジの姿を見て、腰をぬかさんばかりに驚いた。

「!!!!サ、サンジ・・・お前・・・何て格好してんだ! 俺がやった着替えは、どう

した?!」

慌ててかけた声は、裏返り、ゾロは、動揺の色を隠せない。

同じ男の身体なのかと思うほど、白くすきとおるような肌・・・

スレンダーな身体に、スラリと伸びた手足・・・

バスタオルの下から見える太股の白さに、ゾロの瞳は、釘付けになった。

「ゴクリ。」

身体中が総毛立って、ゾロは、思わず、唾を飲み込んだ。

「・・・ゾロ・・・・俺・・・・ゾロだったら・・・・ ・・・今の俺には、ゾロしかいないから・・・

ゾロ・・・俺の気持ち・・・受け取って・・・」

サンジは、そう言って、ゾロにしがみついた。

ゾロの中で、何かが、音を立てて崩れていった・・・











+++++++++++



気がつくと、サンジは、ベッドの上で、頬を染め、横を向いて、瞳を閉じていた。

どうやら、俺は、あの言葉のあと、ぶっ飛んだまま、サンジをベッドに運んできたらしい・・・

サンジは、ギュッと瞳を閉じたまま、緊張のためか、小刻みに震える身体を、惜しげもなく晒

して、見に纏っていたバスタオルの端をずっと握りしめていた。

「・・・サンジ・・・」

俺は、優しく名前を呼んで、そっとサンジの髪を掻き上げた。

サンジが、俺の声に、ビクンと反応して、瞳を開けた。

遠く・・・楽園の海のような蒼・・・

俺は、その瞳に吸い込まれように、サンジの唇に、触れた・・・

初めは、触れるだけのキス・・・

何度も、何度も、その形のいい唇の感触を味わってから、俺は、サンジの口内に舌を割り入

れた。

丹念に歯列をなぞり、余すとこなく味わっていく・・・

「んんっ・・・・・んあっ・・・・・ん・・・・んん・・・・はあ・・・・」

サンジの唇から、甘い吐息が漏れ聞こえ、俺は、サンジの口内で、縮こまっていた舌をから

め取ると、吸い上げたり、突っついたりと、長い時間をかけて、くまなく蹂躙していった。

「んっ・・・・ふ・・・・あっ・・・ゾロッ・・・・息・・・・出来・・・な・・・」

サンジは、息苦しさからか、瞳に涙を溢れさせ、俺に訴える。

(・・・ダメだ・・・そんな顔したら・・・止まらねえ・・・)

やがて、どちらのものかもわからなくなった唾液が、サンジの唇の端から流れ落ちるようにな

った頃、ようやく俺は、サンジの唇から離れた。

「んっはあ〜・・・・あふっ・・・ん・・・」

サンジは、大きく息を吸い込んだ。

涙で潤んだ蒼い瞳に、俺の姿が映る・・・

上気して、ピンク色になった白い肌・・・

「・・・ゾロ・・・」

サンジは、俺の名を呼んで、にっこりと微笑んだ。

「・・・好きだ・・・サンジ・・・」

俺はサンジの耳元でそう囁いて、耳朶を甘噛みし、白い首筋に、赤い印を付けていく。

「んっ・・・はああ・・・ん・・・俺も・・・好きだ・・・んあっ・・・・はあん・・あ・・・」

サンジは、俺の口付けに敏感に反応を繰り返し、そう言った。

首筋から、鎖骨・・・そして、胸の二つの赤い尖りに舌を這わす。

片方の尖りを口に含み、飴玉を舐めるように、優しく何度も舌で愛撫を繰り返す。

それと同じように、反対側の赤い尖りを指でつまむと、指の腹で、何度も舐めるように撫で回

した。

「っはあん・・・いやっ・・・あん・・・・ダメだ・・・あん・・・俺・・・おかしくな・・・る・・・ん

ああっ・・」

サンジの嬌声が一段と高くなった。

ふと、下半身に目を向けると、サンジの雄は、天をつき、ビクビクと脈打って、竿の先からは、

先走りの液が滲み出ていた。

「・・・今、楽にしてやるから・・・」

俺はそう言うと、何の躊躇もなくサンジの雄を口に含んだ。

サンジの・・・と思うだけで、俺には、どんなモノでも愛おしく感じた。

俺は、先端の窪みを舌でつつくように舐め上げ、空いている手で、サンジの竿を下から上に

扱いてやる。

「ああっ・・・あんん・・・やーっ・・・ダメえ・・・いやっ・・・刺激、強す・・・ぎ・・・んああ

っ・・・いや・・・放し・・・んああっ・・・もっ・・・もう・・・」

サンジは、腰を引いて、俺の頭を、力の入らない手で、押しのけようとする。

「・・・イケよ・・・俺が、全部、飲み干してやる・・・」

俺は銜えたままそう言うと、サンジの腰を抱き、扱いている手の動きを早め、サンジを追い上

げた。

「んああっ・・・ゾロ・・・もう・・・もう・・・だめ・・・・いやっ・・・いやん・・・・ああっ・・

イ・・・クッ。」

サンジは、身体から凄まじいほどの艶を放つと、ビクビクと身体を痙攣させて、俺の口の中

に、射精した。

俺はそのまま、サンジの雄から流れ出る白濁を綺麗に舐め取っていく。

「ゾロも・・・俺の中で、気持ちよくなって・・・」

サンジが、まどろんだような顔で、俺にそう言った。

「・・・いいのか・・・俺、これ以上やったら、途中で止まれねえぞ・・・」

俺は、とまどいがちにそう言った。

「ばあか。 ・・・ゾロだから・・・ゾロとだったら、俺・・・どうなってもいい・・・」

サンジは、そう言うと、ギュッと俺にしがみついてきた。

触れ合う肌から、サンジの体温が、俺に伝わってくる。

俺は、沸き上がる射精感を、ありったけの根性で、ようやく押さえ込んだ。

俺は、舌を奥に滑り込ませて、サンジの秘蕾の中に入れた。

そして、丹念に内襞を探り入り口を解して、指を横から挿し入れる。

「んああっ・・・」

体内に入ってくる指の違和感にサンジの身体が、ビクンとはねた。

「サンジ・・・大丈夫か?」

「ああ、平気だ・・・」

サンジは、そう言って心配げに声をかけた俺に、優しく微笑みを返す。

俺は、舌と指を使って、丁寧にサンジの内襞をなぞっていった。

指の数を、2本、3本と増やし、サンジの中で、バラバラに動かしていく。

「あああっ・・・あん・・・んっ・・・・そこ・・・・いやあ・・・触っちゃ・・・はあん・・・あああ

っ・・・」

俺の指が、サンジの最奥の一点を掠めたとき、サンジが、ひときわ高く啼いた。

サンジの雄は、先程と同じくらい天をついて、ビクビクと脈打っている。

快楽の波に飲まれ潤んだ瞳・・・

上気して、全身ピンク色に染まった肌・・・

そして、壮絶なほどに放たれる艶・・・

「・・・わりい・・・サンジ・・・・我慢できねえ・・・・」

俺は、そう言うと、サンジの中に、自分のモノをあてがった。

長い時間をかけて、入り口を解していたおかげで、先端だけは、入ったものの、そこから先に

進めない。

「ひゃあっ・・・グッ・・・・ああああ・・・・・・」

あまりの質量の違いに、サンジの瞳から、涙が溢れた。

「ああっ・・・っ・・・ああ・・・あああっ・・・」

サンジは、息をするのも忘れ、その痛みにじっと耐えている。

ギュッと千切れるほどの痛みが、俺を襲う。

「っ・・・サンジ・・・頼むから・・・息をしてくれ・・・ゆっくりでいい・・・・そう・・・ゆっくり

だ・・・」

俺は、サンジの髪を優しく掻き上げながら、サンジの息が整うのを待った。

少しずつ、サンジの呼吸が整い始め、締めつけもだいぶ楽になってきた。

俺は、萎えたサンジの雄に手を這わせ、ゆっくりと快感を与えていった。

「んはあ・・・んっ・・・」

サンジの身体から、緊張がとれた。

俺は、そのチャンスを逃さず、腰に手を当てると、一気に、サンジの中に自分のモノを根元ま

で突き入れた。

「んっはああっ・・・ああっ・・・ん・・・・ああっ・・・はああ・・・」

サンジは、また息を止めて、初めて体験する圧迫感に耐えた。

そして、ゆっくりと息を吐き出していく。

今回は、一番太い部分が最初の段階で入っていたので、千切れるような痛みもさほど感じ

なかった。

俺は、もう一度、サンジの雄に手を伸ばし、またゆっくりと扱いてやった。

「っはあん・・・ああ・・・・んあ・・・・・あん・・・・ん・・・」

サンジの甘い吐息と共に、内襞がとろけるように熱くやわやわと俺を締め付ける。

「・・・クッ。」

俺は、我慢できずに、そのまま動かずサンジの中で射精してしまった。

「あっ・・はあ・・・・ん・・・ああっ・・・」

サンジは、自分の中でひくつく俺のモノにも、敏感に反応して嬌声を上げた。

「・・・すまん・・・サンジ・・・我慢できなかった・・・」

俺は、そう言って、サンジを抱きしめた。

「ああん・・・いやっ・・・動く・・・な・・・角度が変わって・・・・いやっ・・・はあん・・・」

サンジの身体から、また壮絶な艶が放たれる。

俺の雄は、さっき射精したばかりだというのに、更にもう一周り大きく、サンジの中で成長し

た。

それは、サンジも感じたようで、ふるふると身体を震わせた。

「・・・動いて良いか?」

俺は、サンジの耳元でそう囁く。

「えっ?! さっきイッたんじゃ・・・」

サンジが、驚いたように俺に言った。

「ああ。 でも、お前見てたら、ますます我慢が出来なくなっちまった・・・」

俺は、そう言うと、ギリギリまで腰を引き、ゆっくりと挿入を繰り返した。

サンジの内襞は、俺の精液が潤滑油の代わりを果たしスムーズに挿入を助けた。

「はあん・・・・・あん・・・あん・・・ああ・・・あああ・・・」

サンジの口に甘い嬌声が戻ってきた。

その声と共に、内襞が、また俺の精を搾り取るようにやわやわと締めつけ始める。

「わりい・・・もう・・・きかねえ・・・」

俺はそれだけ言うと、サンジの膝を肩にのせ、深く激しくサンジを責めた。

「あん・・・ああん・・・いやっ・・・ゾロ・・・激し・・・ダメ・・・ダメ・・・俺・・・壊れちゃ・・・

ああん・・・・はあん・・・あああっ・・・そこ・・いやあ・・・」








  
<next>  <back>   <kiririku−top>   <map>

   



<コメント>

・・・一気に、今までたまってたものが・・・爆発しました。(笑)
【・・・ジャパネスク】が清純そのものだったからなあ・・・
かれこれ、10ページ越しのエリョシーンです・・・(笑)
まだまだ続きます・・・
いつの時代も、ゾロは、絶倫魔獣です・・・それこそ永遠に・・・(笑)
サンジ・・・声、涸れちゃうのでは・・・と心配しています・・・
じゃあ、啼かすなって!(笑)