LOVE WORD |
「ルフィ!! チョッパー!! てめえらは、中にいろ! 波が高くなってきた。 浚わ れたら、危険だ。」 「ああ、わかった。 そうする・・・ 後は、任せたぞ、ゾロ。」 「お、おう・・・。 任せた、ゾロ。」 ゾロの言葉に、ルフィとチョッパーはそう返事してキッチンに入っていった。 「おい! あそこ!! 誰か居るぞ!!」 ウソップが、双眼鏡で海を見ながら、側にいるサンジにそう叫ぶ。 「なんだって?! 何処だ! おい! 双眼鏡、貸せ!」 サンジは、ウソップから双眼鏡を奪うと、ウソップが指差す方を覗いた。 「・・・・・本当だ。 あれは・・・・レディの手じゃねえか!! おい、ウソップ! ロープ サンジは、そう言ってウソップにロープの用意をさせる。 「サ、サンジ、お前、まさか・・・」 ウソップは、サンジにロープを渡しながら、恐る恐る尋ねた。 「ああ、あのままじゃ、あのレディは助からねえ。 放ってはおけねえだろ?」 サンジは、ロープを身体に巻き付けると、そう言ってウソップにロープの端を持たせ 「お、おい、いくらなんでも、お前の方が危ないぜ。 こんな嵐の海に助けに行くなん ウソップは、慌ててサンジの行いを制した。 「ふざけんな! あの人はまだ生きている! ちゃんと手を振ってるのを確認したん サンジは、ウソップに一喝すると靴とジャケットを脱ぎ捨て、嵐の海に飛び込む。 「ばっか野郎!! ウソップ!! なんで止めなかった!!」 ゾロは、もの凄い形相でウソップにそう叫ぶ。 「そ、そんなこと、俺に言われても・・・・うわっ!! ゾロ! ロープを!! 俺じゃあ、 ウソップは、ロープの端を必死で掴み、ゾロにそう言った。 「チッ。 あのクソコック・・・ なんて無茶しやがる!!」 ゾロは、ウソップからロープを受け取ると自分の腕に巻き付ける。 「おう、任せとけ!」 ゾロの指示にウソップはそう言って反対側に回りマストのロープをたぐり寄せた。 「この馬鹿クソコック!! てめえ、なに考えてやがる!! 俺がロープ引っ張ってな ゾロは、戻ってきたばかりのサンジの襟首を掴んでそう怒鳴りつけた。 「ちょ、ちょっと待て。 言いてえ事は後で聞くから・・・ それより、今はこの人を助 サンジはそう言って、ゾロの腕を振りほどくと、人が入った木の箱をこじ開ける。 「レディ!大丈夫ですか? もう心配は要りませんよ。」 サンジはにっこり笑ってそう言うと、その女性を抱き起こす。 「・・・・・・・あなたが、私を助けて下さったのですか? どうもありがとうございます。 女性はそう言って、深々とサンジに頭を下げた。 「そんな・・・貴方みたいな素敵な方をお助けできてこちらこそ光栄です。 さっ、身体 サンジは、その女性の身体を支えながら、キッチンへ向かう。 「・・・・・・・・・・・・・。」 ゾロは、そんな二人を見てから、瞳の前にある壊れた木の箱に視線を移した。 ゾロは、閉じられたキッチンのドアを見つめながらそう呟く。 ナミから貸して貰った洋服に着替え、サンジから温かいスープを飲ませて貰い、その 「別に、礼なんて良いわよ。 困っているときはお互い様。 っで、何処から来たの? ナミは、そう言ってその女性に尋ねる。 「あ、はい・・・。 私の名はキルケー。 小さな島にずっと一人で住んでいまし キルケーはそう言って、悲しそうな表情を浮かべた。 「・・・・・キルケー・・・・ どっかで聞いたような名前ね・・・
どこだったかしら・・・? ロビンがそう呟いた言葉に、一瞬だけ、キルケーの顔色が変わる。 「まあ、良いじゃないですか、ナミさん。 今日はもう、皆、疲れてるし、明日、話をし サンジは、キルケーの悲しげな様子を見て、ナミにそう言う。 「・・・・そうね。 あたしも疲れてるし・・・ 明日、またお話ししましょう。 じゃあ、キ 「あ、はい。 充分ですわ。」 「よし、じゃあ、今日は、これで解散! 行くわよ、ロビン。」 「ええ。 ・・・・・なんだったかしら・・・? あ、おやすみなさい・・・ 」 ナミとロビンはそう言ってキッチンのドアに向かう。 「あっ、それと、キルケーさん。 夜中に、格納庫から変な物音がしても気にしないで ナミは、キルケーに軽くウィンクするとそう言って、ロビンと一緒に部屋に戻っていっ 「?格納庫って何かありますの?」 キョトンとした表情でキルケーがサンジにそう尋ねる。 「!!!・・・・・ナ、ナミしゃん・・・なんてことを・・・ な、なんでもないですよ・・・ 」 「あの女・・・余計なことを・・・」 サンジとゾロは、恨めしげにナミの消えたキッチンのドアを見てそう呟いた。 「じゃあ、俺達も寝るか。 今日は、いっぱい疲れたし・・・」 「そうだね、嵐で大変だったモンね。」 「おめえら、なんにもやってねえだろ!」 「ニシシ。 そう細かいことは気にすんな・・・」 「おめえは、少しは気にしろっちゅうの!」 「ご、ごめんな、ウソップ・・・」 「まっ、俺様がいる限りこの船は安全だ。」 ウソップは、ルフィとチョッパーにそうツッコミを入れながら、ルフィ達と共に男部屋に 「んじゃあ、キルケーちゃん、俺達も寝るよ。 じゃ、おやすみvv」 「いえ、本当にサンジさんには何から何までお世話になって・・・本当に感謝してい サンジの言葉に、キルケーもそう言って微笑み返した。 「・・・・・・・・・。」 にっこりと笑って言うサンジとは対照的にゾロは、無言でキルケーを見る。 「?? ・・・・・・ゾロ?どうした?」 「いや、なんでもねえ・・・ おやすみ・・・」 「おやすみなさい・・・」 キルケーは、ゾロとサンジににっこりと笑ってそう言った。 格納庫で上着を脱ぎながら、サンジはゾロにそう尋ねる。 「・・・・いや、そうじゃねえ・・・ ただ・・・・サンジ、気を付けろ。 あいつ、何かあ ゾロは、そう言ってサンジを抱き上げると、簡易ベッドにそのまま横たえた。 「クスッ、変な奴・・・」 「良いから黙れよ。 それと・・・・お前が今日したこと、俺、本気で怒ってんだからな。 ゾロは、サンジに真剣な瞳を向けてそう言う。 「・・・うん。 ごめん、心配掛けたな。 これからは、ゾロに助けて貰う。 約束する サンジはそう言うとにっこりと笑って、ゾロの首に腕を廻した。 「んっ・・・・んん・・・・っはぁ・・・・ゾ・・・ロ・・・」 ゆっくりと塞がれた唇から、サンジは甘い吐息を漏らす。 「あっ・・・・ん・・・あっ・・・ゾロ・・・ヤッ・・・」 無防備にさらけ出された肌にゾロの手が這い回り、サンジはその感触に身を震わせ 「ああっ・・・・やぁ・・・ん・・・ぞろぉ・・・・ん・・・・い・・・やっ・・・」 その先端からジンと甘い疼きが全身に広がって、サンジはギュッとゾロの頭を自分の 抓み上げられた先端部分はツンと上向いて、妖しくゾロを誘う。 「・・・・ククク・・・食べて欲しいと言ってるのか・・・」 ゾロはサンジの耳元でそう囁いて、胸の尖りを唇で塞いだ。 「んっ・・・ああっ・・・・あ・・ん・・・ダメ・・・俺・・・・あっ・・・・ゾロ・・・あっ・・・」 舌で舐め上げられ、強すぎる快感にサンジは思わず身を捩る。 「まだ、始めたばかりだろ・・・ ったく、敏感なのにも困ったもんだな・・・ 」 ゾロは、サンジの表情を見つめて苦笑した。 「んもう・・・・馬鹿・・・・ゾロがこんなにしたんだぞ・・・ 責任取れよな・・・ 」 サンジはそう言って噛みつくようにゾロに口付ける。 「んじゃ、そうするか・・・」 ゾロは、ニヤリと笑ってそう言うと、サンジの雄に手を添え上下に扱く。 「はぁ・・・ん・・・・ゾロ・・・あっ・・・ん・・ああっ・・・ゾロ・・・」 サンジは、ギュッとゾロにしがみついたまま、ゾロの手の動きに合わせて腰を揺すっ 「ああっ・・・・俺・・・もう・・・・ダメ・・・・あっ・・・ゾロ・・・・ヤッ・・・あっ・・クッ・・・」 ビクンと身体を仰け反らせて、サンジは白濁の精を互いの腹の間に吐き出す。 「んっ・・・・あっ・・・ん・・・あっ・・・・」 最初はゆっくりと、それからだんだんと早くなる抜き差しされる指の違和感に、サンジ ゾロは、指の動きを止めてそう言うと、サンジの瞳に溢れる涙をその唇で拭う。 「えっ?!なんで・・・俺、何も・・・・・」 「ばーか・・・。 言わなくたって、そのくらいわかる。 俺の愛情、ナメんなよ。 んな ゾロはそう言うと、ニヤリとサンジを見て笑った。 「ばっ・・・・阿呆か//////!! けど・・・・俺、幸せだ。 ゾロが傍にいてくれるな サンジはそう言ってゾロに優しく口付ける。 「離すつもりもねえよ・・・」 ゾロはそう言って、また指の動きを再開した。 「んっ・・・はぁ・・・・ゾロ・・・も・・・良い・・・・早・・・く・・・・」 サンジの声に、ゾロは指を抜くと自分の雄をあてがい、ゆっくりと挿入する。 「っ・・・入ったぜ、サンジ・・・ もう動いても大丈夫か?」 サンジに無言で頷かれて、ゾロはゆっくりと腰を引き、打ち突けた。 「ああっ・・・ゾロ・・・・んっ・・・あっ・・・」 ゾロが打ち突ける度に、サンジは嬌声を放ち、その動きに合わせ腰を揺する。 「っ・・・クッ・・・てめえ、最近ますますエロくなってんな・・・。 そんなに煽るなよ・・・ そう言って、ゾロはサンジの姿態に煽られるように激しく挿入を繰り返した。 「あああっ・・・・ゾ・・ロッ・・・・ヤッ・・・あっ・・・はぁ・・・ん・・・ヤダ・・・・ダメェ・・・」 押し寄せてくる快楽の波に、サンジは涙を溢れさせながら首を横に振りギュッと瞳を 「っ・・・・ダメじゃねえだろ・・・・ イケよ・・・・イキてえんだろ・・・サンジ・・・ 」 ゾロは、腰の動きをそのままに、サンジの耳元でそう囁く。 「あん・・・・ヤァ・・・・んな声で・・・言うな・・・・ああっ・・・・ダメッ・・・・ゾ・・・・・ロ ギュッと堪らずにサンジがゾロの首にしがみつき、サンジの雄の先端から先走りの液 「っ・・・クッ・・・・ヤベッ・・・ サンジ・・・」 ゾロはサンジの内襞の動きに翻弄され、熱を放出すべく、ますます激しく腰を打ち付 「あああっ・・・・・ゾロ・・・ヤッ・・・・ゾロ・・・ヤァ・・・イクッ・・・・・ああっ・・・クッ・・・」 サンジは、ゾロの肩口に顔を付けビクンと身体を震わせると、互いの腹の間に白濁の 「・・・・・サンジ・・・」 艶を帯びたうつろな表情のサンジにゾロはそう言って、口付けを繰り返す。 「んっ・・・・ぞろぉ・・・・俺、ゾロのキス・・・好きだ・・・大好き・・・。」 そう言ってにっこりと笑うサンジに、サンジの中に収まっていたゾロの雄はまた力を取 「俺も・・・・サンジのココ・・・・・好きだな・・・」 ゾロは、ニヤリと笑ってそう言うと、ズンとサンジの最奥を突く。 「あっ・・・ひゃ・・あん・・・・・この・・・馬鹿・・・野郎・・・・ああっ・・・」 「まだまだ、これからだ・・・」 ゾロは、真っ赤になりながら自分の首に腕を廻すサンジに苦笑して、また腰の動きを |
<コメント> ちゅど〜ん!! いや、久しぶりにずっと前に書いた物をUPしましたが・・・・恥ずかしい・・・ うわ〜ん・・;;; こんなもん書いてたんですね、あたし・・・(涙/ならUPするなよ) んと、裏覚えなんですが、大まかな話は覚えているので、ぼちぼちと・・・ けど、続きがいつになるのかは・・・・(遠い目) 逃げろーっ!!(脱兎) |