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「サンジ君v 背中にオイル塗って貰えるかしら?」 「喜んでvv ナミさぁんvv」 サンジは、いそいそとナミにオイルを塗ってやる。 「ねえ、サンジ君は、泳がなくて良いの?」 サンジは、先程から、かいがいしく、ナミとロビンの世話を焼きながら、一向に、海に入らな 「いえ、こうやって、ナミさんとロビンお姉様のお側にいるだけで、幸せですからvv そ そう言うと、一人、木陰に腰を下ろし、タバコに火を付けた。 (やっぱり、素敵なお姉様だぜ。) サンジは、冷たい飲み物を、ロビンの前に置いた。 「どうぞ。 ロビンお姉様。vv」 「あら、ありがとう。サンジ君。」 ロビンは、サンジに微笑みかける。 「さっきから、一人メンバーが足りないようだけど。サンジ君、探しに行かなくても良い ロビンは、サンジにそう言った。 「・・・・・・・・・・・・」 サンジは、ロビンに、返答できずにいた。 「・・・・あっ、俺、ちょっと、船に忘れ物、取りに行ってきます。」 サンジは、ロビンに、それだけ言うと、猛ダッシュで、船に戻っていった。 (・・・・・忘れ物・・・ちゃんと、船に戻ってると良いけど・・・・) ロビンは、サンジの後ろ姿を見て、そうつぶやいた。 「ハァ、ハァ・・・・あいつ、まだ、戻ってねえのか?!」 サンジは、そう言って、甲板から、街へと続く道を眺めた。 約10分後、街から、見慣れた影が、船に近づいてきた。 ゾロだ。 「遅せーよ。 このクソ剣士!」 サンジは、口元に、ニヤッと笑みを浮かべると、ゾロに、そう言った。 (てめえのせいだろうが!) と言う言葉を、根性で飲み込み、 「ああ。」 と、うやむやな返事をして、男部屋で、水着に着替える。 「待たせたな。」 ゾロは、そう言って、甲板に出てきた。 (ドキッ。) いつもとは、違う格好にゾロに、サンジは、どっきりとして、銜えていたタバコを、思わず、落と 「ゾロ・・・お前、腹巻きは・・・・」 サンジは、そう言うのがやっとだった。 「ああん、あれか? ここは、リゾート地だけあって、かなり、穏やかで治安のいい場 そう言うと、ゾロは、和道一文字だけを手に持って、サンジに、近づいてきた。 「ちくしょーっ。めちゃ、格好良いじゃねーか。 腹巻きがないだけで、こんなに格好良 サンジは、ブツブツ独り言を言いながら、そっぽを向いた。 「おい、なんだ? まださっきのこと、怒ってんのか?! だがなあ、あれは、てめえも ゾロは、わざと、サンジの名を呼び、こちらを向かせた。 「え?! お、俺が、一、一体、な、何したって言う・・・・」 サンジは、ドキドキしている上に、自分の名前を言われた動揺で、顔を真っ赤にして、口ごも (うっ、また、こいつ・・・可愛いじゃねえか。) ゾロは、サンジの格好を、まじまじを眺める。 (うおっ、なんて、綺麗な足してんだ。 太陽に下で見ると、また違って見えるぜ。この ゾロは、サンジを見て、にやりと口元に笑いを浮かべると、サンジの腰に腕を回した。 「すまねえな。 待たしちまったか?」 ゾロは、わざと、かすれた低い甘い声で、サンジの耳元で囁く。 「・・・・・・・・・・・」 サンジは、何も話さない。 「やっ、馬鹿。何すんだよ。やめ、やめろよ・・・」 サンジが、上気した顔で、ゾロを睨み付けながら言った。 (そう言う顔して、睨まれてもねえ。全然、効き目無えってーの。 あ、いや、下の方に ゾロは、首筋に口づけしながら、パーカーの裾から、手を、胸へと這わせた。 「あっ、嫌ッ。やめ、やめてって・・・」 サンジは、ゾロの腕を手で押さえて、はね除けようとした。 「嫌か?」 ゾロは、サンジの耳たぶを甘噛みしたまま。息を吹きかけるように言う。 「ヒャッ、ンッ。ゾロぉ〜。・・・駄目・・・誰かに見られる・・・・」 快感の波に飲まれ、サンジの瞳には、涙が溢れてきた。 「・・・ベッド、行くか?」 ゾロは、ついばむようなキスをしながら、サンジに言う。 「ん。」 サンジは、コクンと頷いた。 (よっしゃー!!) ゾロは、素早く、サンジを横抱きにすると、格納庫にある、簡易ベッドに横たえた。 (すっげえ、かわいい・・・) ゾロは、すぐににでも突き入れたい衝動に駆られた。 「俺はなあ、さっき、すんげえ、痛かったんだぞ。 マジ、死ぬかと思うくらいな。 「えっ?! な、何?」 サンジは、すっと、血の気が引くような思いで、ゾロを見た。 「フッ。心配すんな。 別に痛てえことするんじゃねえ〜よ。」 そう言って、ゾロは、優しくサンジに、口付ける。 「んんっ・・・あふ・・・・んっあ・・・・んっ・・・」 サンジの口から、再び甘い声が漏れてくる。 「アッ、ヒャウッ・・・ンッ・・・ああ・・・んんっ・・あー・・ん、いやあ・・・」 サンジの声が艶を増し、身体がピンク色に染まって、凄まじいほどの色香を放つ。 (クッ。何度見ても、すげえクルよなあ。 一回ヤると、ホントとまんねえぜ。 これが、 ゾロは、胸の尖りを舌で甘噛みしたり、つついたり、吸い付いたりしながら、下の方へと、手を 「ンッ、あああ〜、いやっ、駄目だ・・・・触・・・る・・・な・・・んっ・・・くっ・・」 「ふ〜ん。 まだそんな口、たたけるんだ。」 ゾロは、サンジにそう言うと、水着の中に手を滑り込ませ、直接、上下に鋤いて、刺激を与え 「やあん、ゾロ・・・・もう・・・やあ・・・・」 「ん? 嫌なのか? なら、やめるか。」 ゾロは、スッと、サンジから、身体を離した。 「え?! いやっ、ゾロォ〜 ・・・・いじわる・・・・し・・ないで・・・・・」 サンジが、涙目で、訴える。 「なら、どうしたい? どうして欲しいか、言って見ろよ・・・」 ゾロは、わざと、意地悪く、そう言った。 「・・・・・ゾロに・・・触ってほ・・しい・・・ イかせて・・・お願い・・・・」 サンジは、顔を真っ赤にして、目をつむった。 「よく、できました。」 ゾロは、サンジの唇に、触れるようなキスをすると、そのまま、サンジの雄に、口付けた。 「クッ。ゾロ・・・・俺、も・・・・・イク・・・クッ・・」 サンジの雄が、ビクンビクンと脈打って、限界が近いことを知らせている。 「ああ。良いぞ。 イッちまえ!」 ゾロは、サンジの先端をしっかり銜えて、舌で、窪みをつつきながら、手で、上下に大きく、鋤 「あああっ。 ゾロ・・・ゾロ・・・ゾロォ・・・・クッ・・」 サンジは、何度もゾロの名前を叫びながら、ゾロの口内に、白濁の精を吐き出した。 「はあ、うっ・・・ん・・・んっ・・・」 何度ヤっても、この行為だけは慣れることがないのか、サンジの中は、指一本だけでも、キュ 「あああ〜、ゾロォ〜。・・・・そこ・・・・あんっ・・・ああ・・・んああっ!!」 サンジが、ひときわ高く啼いた。 「もう、大丈夫みてえだな。」 ゾロは、指を抜くと、己の育ちすぎた雄を、一気に突き入れた。 「ああん。 ゾロ、もう、動いても、良いぜ・・・・」 ゾロは、サンジの膝を両肩にかけ、勢い良く、前後に挿入を繰り返した。 「ああん、ゾロ・・・あああん・・・・んんああ・・・」 ブルッとサンジの身体に震えが来た。 「そこか。」 ゾロは、同じところを、何度もかすめるように、激しく挿入を繰り返す。 「あああ〜、ゾロォ〜。 お、俺・・・・も・・・う・・・ゾロ・・・イク・・・・・イクッ・・・ああ サンジは、2度目の白濁を、自分の腹に吐き出した。 「クッ、サンジッ。」 ゾロも、絶頂による内襞に収縮に耐えきれず、サンジの中に、己の熱を吐き出した。
サンジは、ナミとロビンに向かって、上機嫌でそう言うと、たまたま、ゾロを見つけたと、二人 (思いっきり、顔に出てるわよ・・・) (あら、全部、顔に出るのね・・・ かわいいこと・・・) ナミとロビンは、呆れ顔で、笑った。 「さあて、俺も、泳ぐぞ〜。」 そう言って、上着のパーカーを脱ぎかけた途端、 「馬鹿ッ、おい、やめとけって。」 と、急に、ゾロから制された。 「なんでだよ! 脱がなきゃ、泳げないじゃん!!」 サンジは、子供のように、プーッとふくれっ面をして、ゾロを睨み付けた。 「お前、ココ・・・」 ゾロは、そうサンジに耳打ちして、パーカーのファスナーを少しだけ下げ、胸元にある、赤い印 「ば、馬鹿ッ。お前!!」 サンジは、思い当たる行為にあわてて、ファスナーに中を覗く。 「サンジ〜、泳がないの〜。」 チョッパーが、海から叫んでいる。 「ああ、俺は、今日、ちょっと、疲れていて・・・もうちょいしてからで良いわ・・・・」 サンジは力無く、チョッパーに返事を返す。 (そうだね。サンジは、お弁当、作ったり、買い出しに行ったり、いろいろと大変だもの チョッパーは、一人、納得した。 「クッソー。このクソマリモのせいで、パーカー脱げなくなっちまったじゃねえか! こ サンジは、隣で、海水浴もせず、グースカと昼寝をしているゾロの頬を、ギューッとつねりあげ ただ、何となく・・・・夏を書きたくなりまして・・・・・ |