!!ご注意!! このSSは、キリリクにある駄文の、anotherバージョンです。 その1は、同じ文章になっていますが、その2から、違う展開になります。 ちょっと、驚く方いらっしゃると思いますが、ご安心を・・・決して、同じ駄文では、有りません。 トライアングル★スクランブル★ANOTHER STORY その1 |
いつものように、いつものメンバーで、航海は、順調に続いている。 グランドラインには珍しく、天候も、ここ2、3日安定し、敵船の影もなく、メリーゴーランド号の クルー達は、気ままな日々を謳歌していた。 そして、今朝、サンジは、今までにない程の上機嫌であった。 ふん、ふん、ふふんっv 今日の俺は、ひと味違うぜ。 ナミが、1番に、キッチンに入ってきた。 「おっはようございま〜すっv ナミさんvv 今日は、一段と、美し〜いvv」 そう言って、サンジは、朝食のサラダをテーブルに載せた。 「・・・サンジ君、昨日、ゾロに、・・・何かされなかった??」 ナミは、他に誰もいないことを確認すると、サンジにこっそりと言った。 「えっ/////、な、何もありませんけど・・・」 サンジは、ドギマギとして、ナミにそう言った。 「・・・サンジ君・・・あたし・・・そういうのには、割と、敏感な方なの。 ゾロと両思いに (その様子じゃ、誰だって、わかるって・・・) そう言って、ナミは、にっこりとサンジに微笑んだ。 「っ・・・///// 鋭いなあ、ナミさんは・・・でも、俺が、ゾロのこと好きだって、 サンジは、まいったというジェスチャーで、ナミに言う。 「そうね。最初は、二人とも、喧嘩ばかりしていたから、余程相性が悪いのかなって そういうと、ナミは、サンジにウインクして笑った。 「ナミさん・・・・ありがと・・・」 サンジは、本当に、嬉しそうに、とびきりの笑顔をナミに向けた。 (・・・さすが、サンジ君・・・その笑顔は、罪作りよ・・・ちょっと、あたしも、クラッときた ナミは、サンジの笑顔に、軽くめまいを覚えて、思わず、自分のおでこに手をあてた。 「どうか、しましたか?」 「ううん、なんでもないの・・・」 そんなサンジとナミの会話を終えた頃、 「サンジ〜、メシ〜!! 腹減ったぞ〜!!!」 と、いつものように、ルフィがキッチンに入ってきた。 「あれっ?! ゾロがいないぞ??」 チョッパーが、ゾロがいないことに気づき、声を上げた。 サンジは、さっきまでのゾロとの時間を思い出した。 「そうだな・・・ご飯が良いな。」 「う〜ん、和食かあ・・・和食は、俺、専門外だったから、皆に喜んで食べて貰えるよう 「じゃあ、俺にだけ、作ってくれよ。」 「うん、いいぜ。 そのかわり、皆の朝食が済んでからになるけど・・・いいか?」 「ああ、かまわないぜ。一緒に食おうぜ。」 「あっ、ゾロは、いいんだ。 後で食うって、言ってたから・・・」 サンジは、平静を装い、笑顔で、チョッパーにそう言った。 「ふ〜ん、そうなのか。」 チョッパーは、素直に返事した。 「どういたしまして。」 皆が、食べ終わって、サンジは、ゾロのために、朝食のセッティングに取りかかる。 「あっ、サンジ君、皆も、良く聞いて。 今日、夕方には、次の目的地の島に、到着す そう言うって、ナミは、サンジにウインクすると、皆をキッチンから追い出して、自分も外に出 「ナミさんっv最高〜っv」 サンジは、ナミの計らいに感謝した。 「よう、もういいか?」 ゾロが、そう言いながら、キッチンに入ってきた。 「おう! 今、呼びに行こうかと思ってたところだ。」 サンジは、みそ汁をお玉でかき混ぜながら、そう言った。 「あんまし、美味く作れなかったんだけどよ・・・」 サンジは、照れながら、ゾロに言う。 「いただきます。 はむっ」 ゾロは、サンジが作ってくれた料理を食べ始めた。 「これ、うめえよ。 やっぱ、和食が、落ち着くんだよな・・・サンジ、ありがとな。」 ゾロは、子供のように無邪気に笑った。 「当然!何たって、俺の愛情が入ってるんだからな。」 サンジは、微笑み返してゾロにそう言った。 「・・・何か、そう改まって言われると、照れるな・・・/////」 「・・・//////」 ((おい!静まれ!! 心臓!!)) ゾロとサンジは、お互いに、ドキドキしながら、見つめ合った・・・・ 「・・・ゾロ・・・」 「・・・サンジ・・・」 どちらからともなく、その瞳に吸い込まれるように差し出した手が、重なる・・・ (あっ、俺、ゾロに、キスされる・・・) そう思って、サンジが目を閉じ、ゾロの唇が、サンジの唇に触れようとした、その時・・・ 「サンジ〜!!何か、いい匂いがするぞ〜!! 俺にも、くれ〜!!」 ルフィが、キッチンの中に、なだれ込んできた。 「ルフィ!!てめえっ!!」 ゾロが、殺してやると言わんばかりに、和道一文字に手をかけた。 「ん?! どうしたんだ? モグ、モグ。 ゾロ、サンジ。 おめえら、顔、赤いぞ?? ルフィは、そう言いながら、テーブルの上のゾロの食事を、伸びた手で、食べ始めた。 「ゲッ!! 俺のメシが・・・てめえ!! もう許さねえ!! 表へ出ろ!!」 ゾロは、バンダナを頭に巻くと、魔獣モードで、ルフィにそう言った。 「・・・そう言うマナー違反の奴は・・・これで、充分だ!! くらえっ!!アンチマナー サンジは、そう言うと、ルフィを壁ごと、外に蹴り飛ばした。 「くっそう、あの馬鹿全部、食っちまいやがった・・・ごめん、ゾロ。 俺、もう一回作り 「いや、もういい・・・それより、俺としては、こっちの方食いたくなった。」 そう言うと、ゾロは、サンジを引き寄せて、サンジのおでこに、自分のおでこをくっつけた。 「ゾロ??」 サンジは、ゾロの言ってる意味が分からず、首を傾げる。 「てめえが、食いたい・・・」 「んなっ!! ば、馬鹿なこと、言ってんじゃねえ・・・・」 サンジは、顔を真っ赤にして、俯いた。 「言葉と態度が、全然違うって言うのも、珍しいな・・・」 そう言って、ゾロは、サンジに、優しく口付けた・・・・ ナミとロビンは、深いため息を吐いて、頭を抱えた・・・ 「何???どうしたの???」 訳が分からず、チョッパーは、あわてふためいた。 |
<コメント> とうとう、サンジも壊れました・・・(笑) ちょっと、サイトの主流のサンジとは、少し(いや、かなり)違う性格のサンジかな。 でも、基本は、同じです。 ちょっと、舞い上がってるんですよ・・・喜怒哀楽激しいから・・・(笑) それじゃあ、お話にならないって・・・(笑) では、続き、行きますか!! あれ??って思われた方いますよね・・・そうです・・・ ・・・このお話には、another−storyがあります・・・ |