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その4





サンジからの意外な言葉で、ゾロは、全身総毛立つほどの喜びを感じる。

ついつい口元が、緩む。

「あっ、てめえ、今、笑っただろう・・・・・・お、俺が、経験無かったら、悪いかよ・・・・

クソッ、しょうがねえだろ・・・・・・今まで、そんな奴に、出会えなかったんだか

ら・・・・・・」

サンジは、そう言って、プイッと横を向いた。

その仕草が、ゾロには、また可愛らしく映って、一度そう思いだしたら、歯止めが利かなくな

っていた。

「・・・・じゃあ、俺を、最初で、最後にしとけ。」

ゾロは、そう言って、サンジを俯せに体勢を変えて、サンジの秘蕾に舌を這わせ、その横から

指を挿入した。

「・・・ふぅ・・・・う・・・く・・・・・ああ・・・・ゾロ・・・・・」

サンジは、言いようのない排泄感にとまどいながらも、その場所にゾロの舌の熱さを感じて、

ブルリと身を震わせる。

ゾロは、細心の注意を払いながら、ゆっくりと、サンジの内襞をほぐしていく。

クチュッと内側から濡れるような感触がしてきて、ゾロは、指の数を2本、3本と増やし、内襞

を広げるように、奥へと指を進めた。

不意に、内襞とは違う感触が、ゾロの指に触れる。

「アアーッ・・・・・クッ・・・・そこ・・・・・・ヤダ・・・・・ゾロ・・・・そこ・・・・触る・・・・

な・・・あああ・・・・んんーっ・・・・はあ・・・・」

サンジの身体がビクンと大きく仰け反り、サンジは、めまいを起こしそうな感覚に頭を横に振

って、身を捩った。

ゾロは、サンジから放たれる艶に煽られるように、何度もそこをわざと掠めるように、指を動か

す。

「っはあ・・ん・・・・ゾロ・・・・・ゾロ・・・・・う・・・ん・・・・あああ・・・・・」

絶え間なく聞こえる嬌声・・・・・

サンジの蒼い瞳からは、涙が止めどなく溢れ、ピンク色に染まった頬を流れる。

首を振る度に、金色の髪が、揺れ、仰け反る背中の線が、視覚的に淫靡さを増して、ゾロを

追い立てていく。

ゾロは、指を抜いて、己の雄をゆっくりとサンジの中に挿入した。

「アーッ・・・・・ああ・・・・あっ・・・・・・ああ・・・・・クッ・・・・・」

指とは全然違う圧倒的な質量の前に、サンジは、呼吸を整えることも出来ず、涙を溢れさ

せ、じっと耐える。

サンジの内襞は、侵入してくるゾロの雄を容赦なく締め付け、ゾロにも苦痛を与えた。

「・・・クッ・・・・・サンジ・・・・もう少し・・・・もう少し我慢してくれ。」

ゾロは、低く呻いて、サンジの腰を引くと、根元まで、慎重に埋め込んだ。

「・・・・サンジ・・・・全部、入ったぜ。」

ゾロはそう呟いて、サンジの雄に手を添え、ゆっくりとサンジに快感を送り込む。

ゾロの言葉に、サンジの身体は、ますます上気してピンク色に染まり、扱く手の動きに合わ

せて、サンジの腰が、揺れ始める。

「はあ・・・ん・・・・・ゾロ・・・・・動いて・・・・・いい・・・・ぜ・・・・ああ・・・・んん・・・・」

押し寄せる快感に流されて、サンジは、快感を追うように、腰を動かし始めた。

「クッ・・・・てめえ・・・・良過ぎだ・・・・・・」

ゾロはそう言うと、サンジの腰を押さえつけて、ギリギリまで腰を引き、サンジの内襞に激しく

打ち付ける。

「ああん・・・・ゾロ・・・あ・・・はあ・・・あん・・・・・あああ・・・アアーッ・・・クッ・・・

ゾロ・・・そこ・・・・ヤッ・・・・」

ひときわ高い嬌声と共に、サンジの身体が、ビクンと仰け反った。

ゾロは、その一点を突くように、激しく挿入を繰り返した。

「アアーッ・・・・・ヤッ・・・・ゾロ・・・・もう・・・・・ダメ・・・・・あっ・・・・ヤッ・・・イ・・・・

クッ・・・」

サンジは、髪を振り乱し、ゾロの動きに合わせて腰を揺らし、ビクンと身体を仰け反らせて、

ソファーカバーの上に、白濁の精を吐き出した。

サンジの雄の動きに合わせ内襞が、やわやわとゾロの雄を締め付け、収縮を繰り返す。

「・・クッ・・・サンジ・・・」

ゾロは小さく呻いて、サンジの中に白濁の精を吐き出した。

熱を吐き出したばかりのゾロの雄は、萎えるどころか、サンジの内襞に翻弄されて、ますま

す誇張し始める。

ゾロは、中に入れた状態のまま、サンジを仰向けにすると、また、激しく挿入を繰り返した。

「ああっ・・・・ダメ・・・・ゾロ・・・・・クッ・・・・・休ませ・・・ろ・・・・・ああん・・・・

はあ・・・ん・・」

「・・・・それは・・・・無理だ。 ・・・・てめえが、そんな顔する限り・・・・止まるはずね

えだろ・・・・ ・・・・それとも、このくれえで、へばるほど、てめえは、体力ねえの

か・・・・」

ゾロは、動きを止めずにそう言うと、サンジに不敵な瞳を向ける。 

そう言う風に言われて、サンジが、黙っているはず無かった。

「・・ああ・・・はあ・・・・ん・・・・ふざけ・・・ん・・な・・・・俺を・・・・誰だと・・・・

ああん・・・」

ゾロに翻弄されながらも、負けず嫌いなサンジは、そうゾロに言い返す。

「フッ・・・・上等。 それだけ口が利けたら心配いらねえな。 遠慮なく・・・・朝まで、

ALLだ。」

ゾロは、そう言って、ますます激しくサンジの中に突き入れた。

「ヤッ・・・・ゾロ・・・・っはあ・・・・止め・・・・・ゾロ・・・・・アアーッ・・・・ヤッ・・・・

クッ・・・」

サンジの嬌声は、明け方近くまで、止むことはなかった。

最後の方は、意識が飛んで、何も思い出せないほどだった。

ただ、快楽と安心感だけが、その身を包み込んでいた。

サンジは、自分の負けず嫌いな性格をこの時ほど後悔したことはなかった。




・・・・・・・俺・・・・・・・・とんでもねえ奴に・・・・・惚れちまった・・・・・・

・・・・・・・俺・・・・・・もっと・・・・・普通の恋・・・・・・・

・・・・・・・すれば、良かった・・・・・・・・・

・・・・・・・けど・・・・・・この腕の温かさは・・・・・・・

・・・・・・・絶対に・・・・・・離したくねえ・・・・・な・・・・・・




サンジは、薄れいく意識の中で、そう思った。














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翌日。

「ナミ・・・・・お前さっきから、なに計算してんだ?」

朝から、テラスで、紅茶を飲みながら、熱心に電卓で、計算しているナミに、ウソップは、そう

不思議そうに聞いた。

「ああ、これ? あとで、ゾロに請求しようと思って、計算してるのよ。 あっ、数字入

れ間違っちゃたじゃない。 もう、話しかけないでよ・・・・」

ナミは、ブツブツとウソップに文句を言いながら、また、電卓を叩く。

「えっと・・・・昨日、ケーキを運んでやった代金が、3万ベリー・・・・アドバイス料が、

10万・・・・・情報料が、7万・・・・・そして・・・・・一日、格納庫貸し切りで、

20万・・・・・その他諸々、迷惑料が、10万・・・・・しめて、50万ベリーってとこかし

ら・・・・・」

「・・・・・・・ナミ・・・・・・本当、お前って、守銭奴だよな。 ・・・・ゾロ・・・・・俺は、

お前に深く、同情するよ。」

ナミの呟きを聞いたウソップは、呆れた顔で、そう呟く。

ビシッと、ナミの三棍棒が、ウソップの後頭部を襲った。

「口は、災いの元よ。 わかった?」

「・・・・・・・・・・ふぁい(はい)。」




ちくしょーっ! ・・・理不尽すぎるぜーっ!




もう、ナミには、絶対に逆らわないと決めたウソップであった。






 <END>





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<コメント>

エロシーンをここまで引っ張ってどうする・・・(-_-;)
ふふふ、文句のある奴は・・・・・この『獅子歌歌』で、黙らす!(ゲシッ!)
喧嘩するほど、仲が良いというか、意識し合ってるって言うことだよねvv
こう言うのが、ルナは、好きです。
『朝までALLだ。』 これをゾロに言わせてみたかったのよvv
本当、サンジってば、ゾロに流されっ放し・・・・ 惚れた弱みって言う奴でしょうか。
人の迷惑を顧みない強引なゾロ・・・・ちゃんとしっかりフォローするナミ(笑)・・・・
ナミの観察眼の鋭さには、感服です。
まだまだ、ナミには、がんばって貰わないと・・・・(なにを?・笑)
・・・・・では★