BORDER LINE その2 |
翌日。 ・・・・・・痛たた・・・・・・頭、痛てえ・・・・・・ サンジは、そんなことを考えながら、朝食を作り始める。 「おはよう、サンジ。」 「サンジ君、おはようvv」 「サンジ、肉あるか? 肉!」 「おはよう、サンジ君。」 「おう、サンジ。 相変わらず、早えな。」 チョッパー、ナミ、ルフィ、ロビン、ウソップが、皆、口々に、挨拶して、キッチンに入ってきた。 「何だ、ゾロ。 今日は、早いなあ・・・・」 ルフィーのそんな一言に、他のクルー達は、一様に、頷く。 「まっ、たまには、な。」 ゾロは、そう言って、席に着いた。 「・・・・・・・・・人に気も知らねえで・・・・・・・・」 サンジは、ボソリと呟いて、それでも、皆のために、朝食を作り、テーブルに並べる。 ・・・・・まあ、ゾロだって、たまには、あんな時も、あるよなあ。 サンジは、吹っ切れたように、明るく振る舞った。 「・・・・・・悪りい。 ・・・・・・俺、先に寝るわ・・・・・」 夕飯もそこそこに、部屋に戻るゾロ。 「あっ、ゾロ・・・・・・・・」 サンジの言葉さえ、耳に入ってないようだ。 「・・・・・・サンジ。 本当に、喧嘩してるんじゃないのか? お前ら、昨日から、変だぞ。」 「してねえっていってんだろが!! あっ・・・・・・・・ごめん。 ウソップ・・・・・・ごめん・・・・」 サンジは、ウソップの言葉を、怒鳴り声で否定して、慌てて、ウソップに、謝る。 ・・・・・・・・・やっぱり、ゾロ・・・・・・変だ。 サンジは、しょんぼりとして、食器を片付け始める。 「・・・・・あんな賭け、するんじゃなかったわ。」 そんなサンジを見て、ナミは、そっと呟いた。 「あいつが、飲む分も、れんぶ、飲んでやるのら! おーし、飲むろ〜、俺は・・・・」 サンジは、ゾロの好む強い酒をへべれけになるまで飲んだ。 ・・・・・・・・・・・・俺は、嫌われた・・・・・・・・・・・・ サンジは、おぼつかない足取りのまま、キッチンを出て、部屋に向かった。 「ウグッ! ・・・・サンジ、てめえ、何しやがる! 今、何時と思ってやがる! いい加減にし ゾロは、飛び起きると、腹をさすり、サンジを睨み付けた。 「・・・・・俺は・・・・もう、用無しか? 嫌になったら嫌になったと、ちゃんと言えばいいらろ! サンジは、呂律の回らない声でそう叫ぶと、フラフラしながら、部屋を出ていこうとする。 「おい! ちょっと待てよ・・・」 ゾロはそう言って、サンジの腕を掴む。 「俺に触るな!!」 サンジは、ゾロにそう冷たく言い放って、ゾロの腕をふりほどいて、部屋を出ていった。 あんなこと・・・・・言うつもり無かったのに・・・・・・・ どうしてあんな風に、自分から、絆を断ちきるようなことをしたのか、そんな素直じゃない自分 「・・・・・ごめんな、サンジ。 ・・・・てめえを、泣かすつもり、無かったのに。 そうまでして守 ゾロはそう言って、頬に伝う涙を拭い、サンジを抱き上げる。 「っ・・・・・ゾロ・・ゾロ・・・ゾロッ・・・ヒック・・・俺・・・嫌いになった?・・・・・もう・・・・いらない? サンジはそう言って、泣きながら、ギュッとゾロの首にしがみついた。 「・・・・・ゾロ?」 サンジがとまどいがちに、ゾロの名を呼ぶ。 「・・・・サンジ・・・・すまねえ。 別に、てめえが、嫌いになった訳じゃねえんだ。 ゾロがすまなそうに、笑った。 「・・・・・・でも、それだけだったら、何で、昼間も、無視したりするんだよ! ・・・・・昨日の水 「それは・・・・・・・違うんだ、サンジ。 あれは・・・・・・あの時、お前、びしょ濡れだっただろ? ゾロはそう言うと、サンジの唇にゆっくりと口付けた。 「んんっ・・・・・ん・・・・ふ・・・・ん・・・・・・」 だんだんとサンジの舌もゾロの舌にあわせて絡み合い、ピチャピチャと音が、口から漏れる。 「・・・・・もう、薄くなっちまったな。」 ゾロは、そう言って、4日前、サンジに付けた赤い印の上に、また、同じように、赤い印を重 「てめえのここ、本当に、可愛いよな。 食っちまいてえ。」 ゾロは、片方の手で、一方のピンク色の胸の尖りをつまみ、もう一方の尖りを口に含む。 「ひゃあん・・・・・ゾロ・・・・・ヤッ・・・・あん・・・あぁん・・・・ゾロ・・・・・ああ・・・」 サンジは、ゾロの舌と指の動きに、敏感に反応し、嬌声をあげる。 「・・・・・きつそうだな。 今、楽にしてやる。」 ゾロはそう言って、片手で、ベルトをはずし、下着と一緒に、ズボンを下ろす。 「はあん・・・・・・ゾロ・・・・・・あああ・・・・ああ・・・ん・ん・・・・・・・ゾロ・・・・」 ビクビクとサンジの雄は、余裕無く脈打ち、限界が近いことを知らせている。 「ああん・・・・・ゾロも・・・・・・・ゾロも、一緒に・・・・・・ねっ・・・・・・・」 サンジはそう言って、ギュッとゾロの首に腕を廻した。 「あああっ・・・・・あん・・・・ああっ・・・・・そこ・・・・ダメ・・・・ゾロ・・・ゾロ・・・あ・・はあん・・・」 サンジは、ゾロの指が掠める度に身体をヒクつかせ、腰を浮かせる。 「あああっ・・・ああ・・・・きつ・・・い・・・・・っはあ・・・・あん・・・・・ゾロの・・・・おおき・・・過ぎ 二日ぶりの行為に、ゾロの雄は、いつもに増してその容積を増し、サンジは、無意識に、 「ひゃ・・・・・あっ・・・・・ゾロ・・・・・ヤッ・・・・苦し・・・・・はあ・・・・・ああん・・・ゾロ・・・ サンジは、言いようのない圧迫感に耐えて、ゆっくりと、息を整える。 「わりい、サンジ。 久しぶりで、もう、もたねえ・・・・・」 ゾロはそう言い終わらないうちに、激しく、腰を打ち付けた。 「あん・・・ゾロ・・・・ダメ・・・・・・・もっと・・・・ゆっくり・・・・そんな・・・激しく・・・・動いちゃ・・・ サンジは、ゾロに激しく揺さぶられ、ますます艶を増していく。 「ああっ・・・・・ヤッ・・・・そこ・・・・・ばっかり・・・・・は・・・んん・・・・ゾロ・・・・・ダメ・・・・ヤッ サンジは、頭を大きく左右に振って、ブルッと身体を震わせると、自分の腹の上に白濁の精 「・・・サンジ・・・・・クッ。」 ゾロは低く呻いて、サンジの中に、白濁の精を吐き出した。 「・・・サンジ・・・・まだだ・・・・・・まだ、足りねえ・・・・・」 ゾロはそう言って、また、激しく腰を動かし始める。 「えっ・・・・・ヤッ・・・・さっき・・・・イッた・・・・・あん・・・・ばかりなのに・・・・ああっ・・・・ 一度イッた身体は、すぐに、快感を呼び、サンジは、再び、快楽に飲み込まれていく。 「ゾロ・・・・はい、これ。」 そう言って、ナミは、封筒を手渡す。 「ナミ、すまん。 ・・・・俺、約束・・・・・」 「良いわよ、そんなもの。 ・・・・これは、あたしが、サンジ君、泣かせちゃったから・・・・・ ナミは、ゾロの言葉を遮ってそう言うと、テラスに戻っていく。 「あっ、そうだ。 言い忘れてたけど、サンジ君が、料理できるようになるまで、あんたが、 ナミは、にっこりと笑って、テラスに戻っていった。 「サンジーッ!! 何処だー!! 俺、腹減ったぞーっ!!」 大声を上げて、ルフィが、サンジを捜し回る。 「おい、ルフィ! サンジは、今、動けねえ。 俺が、代わりに何か作ってやるから、ちょっと、 ゾロはそういうと、慌ててキッチンに入っていった。 「・・・・・・さすがに、朝までは、ヤリ過ぎたな。」 ゾロは苦笑しながら、そう呟いて、サンジの頬に唇を落とす。 「さて、やりますか・・・・」 ゾロはそう言って、久しぶりに、料理を作り始めた。 |
<コメント> クミ様、こんなもんで、如何だったでしょうか?? 長らくお待たせして済みませんでした! お題は、 『サンジ、ゾロに構って貰えずに、キレる!最後は、ラブラブで』でした・・・・・ う〜ん・・・・微妙・・・・かなり、微妙・・・(笑) ゾロ・・・・いったい何の料理を作ったのか・・・・・ 是非、知りたいなあ・・・・・ それより、ゾロは、なんで、賭けなんかしたのだろう・・・・・ それはね、そんなことでもない限り、ゾロが、サンジを構わないって事が、 ありえないからさっ(笑) では★ |