彼の上機嫌、彼氏の不機嫌 その1 |
いつもの通り、皆が寝静まった深夜のキッチン。 ゾロとサンジは、仲良く、酒を飲み交わしていた。 いつもより多く酒が入ったのか、サンジは、ことのほか上機嫌で、昔のことを話し始めた。 「・・・でよう、そいつったら、おかしーでやんの。 俺の誕生日に、飴細工のでっけえ サンジは、隣で不機嫌面したゾロに向かって、そう言った。 「・・・・・」 ゾロは、ムスッとしたまま、酒をあおる。 「なんだぁ〜、その態度は!!」 サンジは、ゾロに掴みかかる。 「他の野郎の話なんかするな。 酒が不味くなる。」 「ほよ?! ば、ばーか。何言ってんだよ。 そもそも、てめえが、『何か、話せ。』って サンジは、へらへらと笑うと、ゾロの肩にもたれかかってきた。 「馬鹿は、どっちだ。 やきもち妬いているようじゃなくて、妬いてんだよ!このどんか そう言って、ゾロは、サンジを抱きしめた。 「クッ、クッ、クッ。 ガキだなあ、てめえも。 だいたいそんな大昔の奴にやきもち妬く 「うるせえ!!」 ゾロは、サンジの言葉を遮るように、噛みつくような口付けをした。 「んっ?!・・・・ん・・・んふ・・・・・んんっ・・」 いつしか、サンジの腕もゾロの背中にまわり、口付けも、より深いモノへと変わる。 「・・・んっ・・・はぁ・・・ん・・」 サンジは、恍惚の表情で、ゾロの肩に顔を寄せた。 「格納庫、行くか?」 ゾロが、優しくサンジの耳元で囁く。 「・・ん・・・」 サンジは、コクンと頷くと、そのまま、ゾロの首に腕を廻した。
揺れる瞳・・・ 「んんっ・・・ふ・・・・・ん・・ん・・・んん・・・んーっ・・」 サンジが、ビクンと、身体をそらせた。 (本当に、敏感だよな・・・胸だけでも、イケんじゃねえのか? よし、試してみるか。) そんなことを考えながら、ゾロは、ようやくサンジの唇を解放した。 「んっ、はあーっ。」 サンジは、大きく息を吸い込む。 「んっ、あっ・・・いやぁ・・・・あん・・・」 サンジの身体が、大きくしなる。 「そんなに良いのか?ここ。」 ゾロは、サンジに、意地悪く言う。 「んっあっ・・・あは・・・ば、馬鹿・・・そんな・・わけ・・あんっ・・・レディじゃ・・あるまい サンジは、流されそうになる快感に必死で耐え、ゾロに、そう言い返した。 「ふ〜ん。・・・じゃ、こんなんでも、平気か・・・」 ゾロは、そう言うと、舌で、弧を描くように舐め上げ、赤い尖りの先端を押しつぶすように、 「あっ・・ひゃんっ・・・やめ・・・いやあ・・・それ・・・やめ・・・んあ・・・はぁん・・・・」 サンジの嬌声が、ますます高くなった。 「素直じゃねえなー。 てめえのこれは、すっげえ素直なのにな。」 ゾロは、そう言って、ズボンの上から、サンジの雄を握り込んだ。 「あああっ・・・あん・・・いやだぁ・・・もう・・・もう・・ダ・・メ・・・だって・・・」 サンジは、無意識に腰を振ると、ゾロに哀願する。 「ゾ・・ロォ・・・俺・・・もう・・・」 「仕方ねえなあ。」 ゾロは、赤い尖りを口に含みながら、器用にサンジのベルトをはずし、ズボンと下着を同時に 「んはあ・・・あん・・・ああ・・・・んっ・・・」 こみ上げる射精感に、自分のモノを扱こうとしたサンジの手をゾロは、片手で、頭の上に縫い 「あはぁ・・・んっ・・・ゾロ・・・手・・・放し・・・んあっ・・・」 サンジの蒼い瞳からは、快楽に翻弄され、次々と溢れ出す涙が、止まらない。 「っんああ〜!!・・・あ・・んっ・・・・あああ・・・んっ・・クッ。」 サンジは、ひときわ高い嬌声を張り上げ、腰をブルッと震わせると、自分の腹に、白濁の精を (やっぱりこいつ・・・すっげえ・・・エロい・・・) ゾロは、腹に付いているサンジの精を手に取ると、太股を割り、秘蕾に塗り込めるように、指 「馬鹿ゾロ・・・変態・・・」 そう言って、サンジは、ゾロに、噛みつくようなキスをした。 「ん・・・んふ・・・ん・・」 何度となく絡み合う舌と舌。 「挿れるぞ。」 ゾロが、そう言って、サンジの中、挿入してきた。 「うん・・ぐ・・・ふ・・・ああ・・・ああ・・・」 何度ヤっても慣れることのない行為。 「もう、いいか?」 そう一言、サンジに言い、コクンとサンジが頷いて、初めてゾロは、腰を引いた。 「んっ・・・んああ・・・あん・・・」 身体を内側から揺さぶられ、サンジの口から、また嬌声が戻ってきた。 「んあああ!!・・ああ!!・・・そこ・・・だめぇ・・・いやっ・・・」 不意に、サンジの身体が、ビクンとのけぞる。 「・・・ここだな。」 ゾロは、そう言うと、その最奥の一点に集中して、深く、激しく挿入を繰り返した。 「ああん・・ゾ・・ロ・・・俺・・もう・・・イキ・・・そ・・・」 クチュ、クチュと淫靡な音を立てて、サンジが、ゾロにしがみつく。 「ああ、俺も・・我慢できそうにねえ・・・」 ゾロは、そう言うと、ますます激しくサンジを責めた。 「クッ・・はぁ・・・ん・・・ゾロ・・ゾロ・・・ダ・・・メ・・・イ・・・クッ」 サンジは、自分の腹の上に2度目の白濁の精を吐き出した。 「クッ・・サンジ・・」 ゾロもまた、その収縮に耐えきれず、サンジの中で白濁の精を叩きつけた。 (あの言い方は、まるで・・・) ゾロは、思っていたことを口にした。 「てめえ・・・さっき言ってた奴のこと、・・・好きだったのか?」 サンジは、暫く間を空け、ゾロにもたれかかったまま、こう言った。 「ああ? そんなこと、考えたこともねえよ。 ただ・・・」 「ただ、なんだ?」 「ただ、俺には、兄弟というモノがいなかったから、まあ、そんなところだ。 それに、 サンジは、そう言うと、ゾロに軽く、キスをした。 「・・・・・・」 ゾロは、なんだか旨くはぐらかされたような気がしたが、サンジがそう言ってる以上、もう話す 「zzzzz・・・」 サンジから、寝息が聞こえる。 「フッ。 しょうのねえ奴・・・」 ゾロは、サンジを抱いて湯船から上がると、丁寧に体を拭いて着替えさせ、男部屋に運ん 「シュ・・ウ・・」 とサンジの口から名前が聞こえた。 「・・・・・・・・」 ゾロは、直感的に、さっきの話の男の名だとわかってしまった。 |
<コメント> 初っぱなから・・・ヤってますぜ、旦那・・・ だって、今回のキリリク依頼者は、何と言っても、【茜様】! これくらいから入らないと・・・って、何か、違う??? は、は、は。実は、胸だけでイクサンジが、書きたかっただけなのさ!! では、逃げる!! |