WISH! その1 |
「・・・もう、終わったのか?」 ここは、メリーゴーランド号、深夜のキッチン。 「ああ、今、終わったところだ。 どうだ? 一杯飲むか?」 そう言って、サンジは、ゾロを見て、にっこりと微笑んだ。 「・・・いいや、今日は、いい。 それよりも、俺は、今、こっちのほうが食いてえ。 そう言って、ゾロは、ニヤリと笑うと、サンジを抱き寄せた。 「・・・////本当、てめえは、こんな時にだけ、口が良く動くよな。 普段は、全然なの サンジは、そう言うと、ゾロの首に腕を回し、軽く口付けをする。 「当然!」 ゾロは、お返しとばかりに、サンジの唇に噛みつくようなキスをした。 だんだんと、深くなる口付け・・・ 「・・・んんっ・・・ふ・・・ん・・・んふ・・・ん・・・」 サンジの甘い吐息と共に、口の端からは、飲み込めなくなった唾液が、流れ出した。 「・・・ここで、いいか?」 ゾロは、サンジの耳元で、そう囁いた。 「・・・うん。」 それは、サンジも同じだったらしく、初めて、キッチンでの行為に同意を示した。 「んんっ・・・・んんっ・・・・ふん・・・・ん・・・っふ・・ん・・」 サンジの身体が、ビクンとはね、ゾロの指の動きにビクビクと震える。 「っはあん・・・あふ・・・あん・・・ゾロ・・・もう・・・ヤダぁ・・・あん・・・ねっ・・・」 久しぶりの快感の波に揺られ、サンジは、堪らず、ゾロに瞳で訴える。 「・・・ちゃんと言葉で言ってみな。 それだけじゃ、わかんねえな。」 ゾロは、赤い尖りを口に含みながら、意地悪くサンジにそう言った。 「んああっ・・・ん・・・ああ・・・あん・・・意地悪・・・しないで・・・ねっ・・・触って・・・ サンジは、快楽に涙を溢れさせ、ゾロを見る。 「・・・手で、触るだけで良いのか?」 ゾロは、サンジの反応を楽しむように、赤い尖りへ舌で愛撫を続けながら、ニヤリと口元に笑 「・・・もう・・・馬鹿・・・・はあ・・・んん・・・ヤダ・・・ゾロ・・・ヤダ・・・ゾロ・・早・・ サンジは、泣きながら、ゾロに哀願した。 突然、見張り台にいるはずのウソップから、叫び声が聞こえてきた。 「チッ・・・・もう少し、お預けだな・・・・」 ゾロはそう言うと、残念そうに、サンジから身体を離した。 「・・・・・そうだな・・・」 サンジの方も、敵襲と聞いて、一気に、現実に身体を戻した。 「・・・先に行ってる。」 「・・・おう。」 そう言うと、ゾロは、サンジの軽く触れるだけの口付けをして、キッチンを出ていった。 「・・・はあ・・・せっかく、嵐が遠のいて、一息ついた途端、これかよ・・・おまけに、こ サンジは、ブツブツと愚痴りながら、服装を元に直した。 「さてっと、ちゃっちゃと片づけて、続きだ、続き・・・」 サンジは、そう言ってソファーから、さっと立ち上がる。 (ははは・・・参った・・・久しぶりだったからな・・・だらしねえな、俺も・・・って、こんな サンジは、自分の身体に苦笑しながらも、気合いを入れると、ゾロの後を追って、キッチンの どっか〜ん!! と、大砲の音が、聞こえ始め、敵船からの砲撃が始まった。 「サンジ君! 悪いんだけど、ウソップを援護してくれない? ウソップ!急いで下り 「OK! ナミさんっv」 「了解!」 「わかったわ。」 「よし!行くぞ〜!!」 「わかった。」 「おう! 砲撃は、任せろ!!」 クルー達は、ナミにそう返事して、戦闘を続けた。 「ゾロ〜、サンジ〜、行くぞ〜!! ゴムゴムの〜・・・」 「「ウゲッ!! それ、やめろ〜!!」」 ルフィは、二人の声も聞かず、ゴムのバネを利用して、ゾロとサンジと一緒に、敵船に吹っ飛 「へへへ。 『飛んで火にいる蛙かな』だな。」 そう言って、囲みの後ろの方から、船長らしい声がした。 「ば〜か! あほかてめえ、それを言うなら、『飛んで火にいる夏の虫』だろうが、 (あ〜あ、こんな馬鹿な連中に、貴重な時間邪魔されたのかよ・・・キレるぞ、俺 サンジが、さも馬鹿にしたように、タバコに火を付けそう言った。 (うっ、そうだったのか・・・知らなかった・・・) 「うなっ、そんなもん、わかっとったわ! お前らこそ、『井の中の蛙、湖を知らず』って こりもせず、敵船の船長は、サンジ達にそう叫んだ。 「「・・・・・・・」」 (・・・こいつ・・・本当に、アホだ・・・こんなアホの相手するために、俺は、サンジと ゾロは、眉間に深くしわを刻んで、3本目の刀を口に銜えた。 「おっさん! その位のことわざ、俺だって知ってるぞ! 『湖』じゃなくて、『大会』 ルフィは、悪びれず、そう言い返した。 ((ルフィ〜・・・こんな船長・・・もう、嫌・・・俺、船、下りてえ・・・)) ゾロとサンジは、お互いに見つめ合って、涙ながらに、自分の境遇の不幸を嘆いた。 「さてっと・・・馬鹿な船長は、ほっといて、さっさと片づけますか・・・」 「同感だ!」 ゾロとサンジは、そう言うと、背中合わせになって、目の前の敵を一掃し始めた。 「・・・あとは、俺がやる!」 ゾロは、サンジを制すると、そう言った。 「何言ってんだよ。 ここまでやっといて、そりゃねえよ。 お馬鹿船長は、この俺に任 サンジが、負けずにゾロに言い返す。 「・・・てめえ、足元ふらついてるゾ・・・さっきのが、足にきてんだろ? 無理すんな。」 そう言って、ゾロは、意味ありげに、ニヤリと笑う。 「!!・・・////てめえこそ、直前で、おじゃんになって、頭にきてんじゃねえのか? サンジは、タバコに火を付けながら、ゾロにそう言った。 「まっ、そんなとこだ・・・」 ゾロは、そう言い終わらないうちに、敵船の船長以下、残りの残党を、一気に片づけた。 「ちぇっ! ゾロもサンジも・・・俺、全然、活躍するとこ、無かったじゃん。 ずりいよ、 二人の素早さに押され、全然敵を倒すことが出来なかったルフィは、ブツブツと二人に文句を 「まっ、しょげるな、ルフィ・・・帰ったら、何か美味いもんでも作ってやるからさっ!」 サンジはそう言って、ルフィの頭をポンと軽く叩く。 「えっ?! 本当か?? やり〜vv じゃあ、早く、帰ろうぜ! 肉!肉!肉〜!! 「わかった、わかった。」 「・・・・・・・」 「あん、どうした? ゾロ??」 急に黙り込んだゾロに気付いて、サンジがゾロに声をかける。 「・・・別に・・・」 ゾロは、ふてくされたようにそう言った。 「何、怒ってんだよ? 言ってみろよ、ん?」 サンジは、にっこりと笑って、ゾロの顔を覗き込む。 「・・・・・俺のは、どうしてくれんだ・・・」 ゾロは、そう呟くと、プイッと顔を背けた。 「ククッ。 ごめん。 てめえのも、後で、ちゃんと、な?」 そう言って、ゾロの頬にチュッと口付けた。 「何だ?? サンジ、何か、おかしいのか??」 事情を知らないルフィが、サンジにそう聞く。 「お子ちゃまは、知らねえで良いんだよ。 そらっ、戦利品、頂いて、船に戻るぜ。 サンジはそう言って、船内に残された宝を取りに行った。 |
<コメント> メチャラブラブな二人を、また書いてしまった。 仕方ないですよね? それが、リクなんですもの・・(^_^;) 砂吐いて、吐いて、吐きまくって下さい!! バケツは、ここに、用意しておりますので、どうぞ、思いっきり!!(笑) お子ちゃまゾロも、たまには・・・うちのゾロの基本に戻って(^O^) 果たして、ゾロ・・・このまま、イケるのか?? 字、そのままやん ↑・・・(-_-) それでは、続きをどうぞ!! |