Nothing!! 前編 |
「うふふ。 今日は、あちきの愛しいロロノアダーリンの誕生日vv 転校早々に、うちの剣道部の連中を、アッという間に、全員うち負かして、『何て、奴!!』と 最初思ったりした訳よ。 だけどさあ、試合が終わって、面をとった後の、あの精悍なお顔 に、ひ・と・め・ぼ・れvv ん〜もう、あちきのハートは、ズッキズキvv あの日から、ゾロちゅう わんのこと、一日たりとも、忘れたことなんか無かったわ。 そう・・・・運命・・・・・・・あの日、 私達は、運命に導かれ、出会った。 ・・・・・・・はずだったのに〜!! 気付いたときには、 あの子が、そう、あのサンジが、ダーリンの隣にいるじゃない!! そこには、あちきがいる はずだったのに・・・・・・ ダーリン、転校したばっかりで、あの子の外見に惑わされているの よ。 ・・・・・・負けないわ。 あちきのこの燃えるような熱いハートで、ダーリンの瞳を、醒まさ せてあげるわvv」 11月11日。 快晴。 ラフテル学園高等部特殊芸能コース3年、ボン・クレーは、その胸に、熱い闘志を燃やして、 クラスメートのジャンゴが、呆れ顔でそうボン・クレーに忠告する。 「冗談じゃないわよぅ。 ここまできて、あちきが、引き下がれると思ってるの?? ここで、黙 ジャンゴの言葉に、ボン・クレーは、激しく言い返した。 「ふぅ・・・・・全く、強情な奴だぜ。 そんなに、ロロノアに相手にして欲しけりゃ、サンジにで ジャンゴは、ため息を吐いて、ボン・クレーにそう言う。 「!!あんた、今、何て言った? そう・・・・・それよ、それ! あちき、良いこと思いついちゃ ボン・クレーは、ジャンゴに向かってそう言うと、慌てて、2年のゾロのクラスに向かった。 「・・・・髪は、ハニーブロンドで、耳の下位の長さ・・・・・眉毛は、ぐるぐる・・・・・っと。 瞳は、 そう呟いて、ボン・クレーは、教室に戻っていった。 サンジは、耳まで真っ赤になって、ゾロにそっと耳打ちする。 「本当か?! ・・・・・良いのか。 この前、家に帰らなかったとき、お前、さんざん親父さん ゾロが、驚いた様に、そう言い返す。 「・・・・まあ、まあな。 あん時は、俺、何も言わずに泊まっちまったから、よけい、心配しさせ サンジは、にっこりと笑って、ゾロにそう言った。 「・・・・・・・『会いに来い。』って、そう言ったのか、親父さん・・・・・・」 ゾロは、顔を少し引きつらせてそう聞く。 「ああ、言ってたぜ。 もう一度、話をしたいって。 良かったな、ゾロ。 親父さあ、あんまり、 サンジは、ニコニコしてそう言った。 ゾロは、深いため息を吐くと、そうサンジに伝える。 「おう! 親父に伝えとく。 ・・・・ところで、お前、顔色、悪いぞ? 部活、休んだ方が、良い サンジは、顔色が急に悪くなったゾロを見てそう言った。 「いや、部活行った方が、すっきりするから・・・・・・じゃ、あとで、体育館の前、な。」 ゾロは、自分の言葉が原因だと考えてないサンジの天然さに苦笑しながら、そう言って、部 「???変なゾロ。 じゃ、俺も行くか。」 サンジはそう言って、教室を出た。 「・・・・・1・・・・2・・・・・ジャンゴ!!」 ジャンゴの言葉が、サンジの耳に届いた瞬間・・・・・・・・・・・サンジは、固まって動けなくなっ 「・・・・・・ボン・・・・・・これで、良いのか?」 「ええ、充分よ、ジャンゴ。 後は、あちきが、やるわ。」 ジャンゴの言葉に、ボン・クレーはそう言って、サンジを肩に抱えて、誰にも気付かれないよ 「ふふふ・・・・・・お休みなさい、サンジ。 起きたときには、あなたのゾロは、あちきのものよ ボン・クレーはそう言って、体操部の部室に戻ると、サンジに変装を始める。 「・・・・・これで、良し! うふふ、後は、サンジになりすまして、このマフラーを渡して・・・・・ サンジに変装したボン・クレーは、サンジが、いつもゾロを待っている体育館前に立つ。 「ごめん、サンジ。 待たせたな。 さっ、行こうぜ。」 ゾロはそう言って、サンジ(ボン・クレー)の手を引っ張って、歩き出す。 「??どうした、サンジ。 お前、変だぞ?」 ゾロは、足を止めて、サンジ(ボン・クレー)の頬を両手で、挟む。 「こ、これ! 受け取って!!」 サンジ(ボン・クレー)は、持ってきたプレゼントをゾロに差し出した。 「サンキュー、開けて良いか?」 ゾロは、はにかみながら、そう言って、プレゼントを開けた。 「・・・・・す、凄い色だな。 でも、ありがとう、サンジ。 大切に使わせて貰う。」 ゾロは、サンジらしくない派手なマフラーの色に驚いたものの、にっこりと笑って、サンジ(ボ 「・・・・・・・・・・・。」 「・・・・1・・・・2・・・・ジャンゴ!!」 体育館の倉庫にサンジを見つけたジャンゴは、そう言って、サンジの催眠を解いた。 「・・・・・すまねえな、サンジ。 ボンを・・・・・・ボンを許しちゃくれねえか。 あいつは、本当 目を覚ましたサンジにジャンゴはそう言って、謝った。 「・・・・ジャンゴ先輩。 一体何言ってるのか、俺、わかんないんですけど・・・・・・ サンジは、ジャンゴの言ってる意味を理解できずにそう言った。 「・・・・・そういうことですか。 ・・・・・でも、これだけは、ゾロだけは、ボン・クレー先輩には、 サンジは、そう言って、急いで、ゾロの家に向かった。 部屋の中で、うろうろして落ち着かないサンジ(ボン・クレー)を見かねて、ゾロは、声を掛け 「あっ・・・・・あち、いや、俺・・・・・」 サンジ(ボンクレー)は、さっきから、ドキドキが止まらなくて、これから先のことを考えただけ 「・・・・俺、風呂、入ってくるわ・・・・・・お前も、一緒に、入る??」 ゾロはサンジ(ボン・クレー)に近づいてそう言う。 「う・・・・うぅ・・・・//////」 サンジ(ボンクレー)は、うなり声を上げ、その場に固まった。 「ククク・・・・・おもしれえ・・・・・嘘だ、嘘。 まだ、時間は、たっぷりとあるし・・・・・」 ゾロは、そう言って笑って、風呂場に向かった。 「あ〜、心臓が止まるかと思っちゃったわよぅ〜。 ダーリンってば、おちゃめvv サンジ(ボンクレー)は、少し残念そうにそう呟いた。 |
<コメント> ロロ誕で、こう言うの書くやつって、ルナしかいないよ・・・ね。(-_-;) これじゃあ、ロロ誕と言うより、ボン誕だよ〜(爆) あはは・・・(←じゃねえ!!) でも、誰からでも愛されるゾロ・・・・書きたかったもん。 ルナは、ゾロリストだから・・・ それにさあ、ロロ誕月間だから、ロロノア主役で良いのだ! ・・・・・・けど、どう見ても、ボン、主役・・・・・・(爆) さっ、次行こう、次!!(汗) |