Darling☆Panic その2. |
「じゃあ、留守番頼んだわよ。 くれぐれもあたしの宝に何かあったりしたら許さないんだから ね。」
そういい残して船を降りるナミを先頭にして、クルー達は全員、船を降りて行った。 「あ、あのさ・・・・ゾロ・・・・」 サンジが遠慮がちに俺にそう話し掛けてきた。 「ん・・・・・・・夕食は何が良いかなぁって・・・・・そう思ってさ。」 そう言って微笑んだサンジに、俺はハッとする。 俺はそう言って、サンジを腕に引き寄せる。 「うわっ!! もう・・・・・いきなりなんだから・・・・・」 「クク・・・・・・・飯は、てめえで良い・・・・。」 「ッ・・・・・馬鹿・・・・・・」 そっとサンジが照れたように、俺の肩に頭をつける。 「あ、ゾロ・・・・・ちょっと良い?」 急に後ろから声がした。 「ああ・・・・・なんだ?」 ちょっぴり好いところを邪魔されてムッとしたが、無視するわけにもいかねえし。 「あ、あのさ・・・これ。 寝る前にもう一度張り替えといてね・・・。 じゃあ・・・・」 チョッパーはやや頬を紅潮させて俺にそう言うと、帽子を深く被ったまま船を降りていく。 「ひゃあ!! ヤッ・・・・なにすん・・・・!!」 抗議の声を上げようとした唇をそのまま自分ので塞ぐ。 「ふ・・・・・んっ・・・・・んんっ・・・・」
サンジの唇からくぐもった声が漏れ、俺に抗議するように見開かれた蒼い瞳が次第に閉じて 「あのな・・・・・ナミさんが後で着てねって・・・・・ゾロへのプレゼントだからって・・・・」
そう言って、サンジがなにやらゴソゴソとシンクの下から取り出した。
「ちょ、ちょっと!! ゾロ、待っててば!! まだ、誕生日じゃねえだろ?! 日付が変わっ
足を止め、耳まで真っ赤にしたサンジが俯き加減でちらっと俺を仰ぎ見る。 「・・・・・・・・わかった。 じゃあ、待ってるから、早く飯にしようぜ。」
俺はサンジの額にチュッと口付けして、テーブルに座り、酒を飲んだ。 明日の俺の誕生パーティーの仕込みでサンジはまだキッチンから戻ってこない。
耳元で囁かれたサンジの声に俺は飛び起きる。 「へへ・・・・待たせたな、ゾロ・・・」
はにかみがちにサンジがそう言って微笑む。 「クスクス・・・じゃあ、ロロノアさん、頭の傷の手当てからしましょうね・・・。」 ニコニコと楽しそうにサンジが俺の頭の傷を看る。 「これで、よしっと!」 ぺたりと傷に絆創膏を張り、サンジが俺の顔を覗き込んだ。 「他に、なんか御用は・・・?」 その声が耳に届くより早く、俺はサンジの腰を引き寄せる。 「あっ!! キャッ!!」 バランスを崩し、サンジが俺に倒れこんだ。 「ゾロ!! オイ!ゾロ!大丈夫か・・・・」
サンジの声が遠くに聞こえる・・・・ ピタピタと俺の頬を誰かが叩いてる。 「てめえ、いつ着替えて?! あの服はどうした!!あの服は!!」 俺は、サンジの胸倉を掴み、そう叫んだ。
「あ? あの服って・・・・・てめえ、脳みそ大丈夫か? オイ、チョッパー、診てやってくれ。 俺の両手を払いのけ、サンジが隣にいるチョッパーにそう言う。 「あ、うん、わかった。 ゾロ・・・・ちょっと診せてな・・・。」 呆然としている俺の頭をチョッパーが診た。
「ああ、これくらいなら大丈夫だ。 ちょっと切れてるだけみたいだから。 念の為に絆創膏貼 「痛っ!!」 傷に触れた絆創膏が、俺に、これが現実だと教えてくれた。
「これで、よしっと。 あ、サンジ、今日、夕方には島に着くってさ。 ナミがサンジに伝えてっ そう言ってチョッパーが、キッチンを出て行く。 「・・・・・・・ちょっと聞いて良いか?」
「あ?なんだ、マリモマン。 俺は明日の仕込みもあって忙しいんだ。 手短にしてくれ 紫煙を揺らし、サンジは俺にそう返事した。 「なぁ・・・・・今、何日だ?」 「ハァ?? いきなしてめえ、なに言って・・・」 「良いから、教えろ。」 「10日だよ。 11月10日・・・」
ボソリとサンジが呟くようにそう言う。 「あ? なにが馬鹿なんだ?」 「いや・・・・・良い・・・」 俺は、力なくそう返事するとキッチンを出て、部屋に向かった。 「クク・・・・・・ある訳ねえよな・・・」
ドアの隣りの壁を見つめ、そう呟いて俺は、男部屋のソファーに寝転ぶ。
そう言うサンジの声に俺は目を覚ます。 「サ、サンジぃ?!」
「な、なんだよ・・・・・・ナミさんが・・・・・・・・無理やり・・・・・・脱いだら口利かねえって・・・・怒
裏返った俺の声に、サンジは真っ赤な顔して俯いて、ボソリと呟く。 「うわっ!! てめっ・・・この・・・・!!」 俺の上でサンジは真っ赤な顔をしたまま、俺を睨み付けた。 「てめえ・・・・そそる。 犯らせろ・・・・・」 耳元でそう囁いて噛み付くように口付ける。 「んっ・・・ん・・・・はぁ・・・・・なに、てめえ・・・・・こう言う趣味・・・?」 にやりと不敵にサンジが笑う。 「クク・・・・・俺の為に着てくれたんだろ・・・・?」 「あ、ば、馬鹿!! うんなんじゃ・・・・んっ・・・・」
減らず口を聞くサンジの唇を自分ので塞いだ。 「んっ・・・・ん・・・・はぁ・・・ん・・・・ッロ・・・・・」
サンジは涙で揺れる瞳で俺を見つめ、うっとりとした表情で俺の名を呼んだ。 「あッ・・・・ひゃ・・ん・・・・ああ・・・・や・・・め・・・ヤッ・・・・・」
身体をビクビクと小刻みに震わせて、サンジの金糸が左右に揺れた。 「あっ・・・ん・・・・ヤッ・・・・ダメ・・・・だ・・・・ゾ・・・・・ロッ・・・」 ギュッとサンジは俺にしがみつく。 「ダメじゃねえだろ・・・・・こんなに濡らしといて・・・・・やらしいな・・・・サンジ・・・・」 そう耳元で囁いて、上下にゆっくりとサンジの雄を扱いてやった。 「ぅ・・・・あ・・・・・ん・・・・言うな・・・・・ああっ・・・ヤァ・・・・クッ・・あっ・・・・」
俺の手の動きにあわせ、サンジの腰が上下に揺れる。 「ハッ・・・・・まだ、そんな口利けるんだ・・・・余裕だな・・・・」
かぷっと耳朶を甘噛みし、俺は扱く手の速度を速め、りん口にその溢れ出る蜜を塗りこめる 「アアッ・・・・・ぁ・・あ・・・・んっ・・・・・ヤァ・・・ゾロッ・・・ア・・・・ダメ・・・ェ・・・・クッ・・・!!」
ビクンとサンジの背中が仰け反り、ドロッとした液が俺の手を雫した。 「んぁ・・・・ゾロォ・・・」 俺の指の動きにももどかしげに腰を揺するサンジ。 「ッ・・・・てめえ・・・・エロい・・・」 内襞を掻き回す指もそこそこに、俺は自分の雄を突きいれた。 「アアッ・・・あっ・・・・デカ・・・・ヤッ・・・・壊れ・・・・る・・・あ・・・・・・」 涙を堪えず頬を濡らし、サンジがイヤイヤを繰り返しながら、俺を見つめる。 「ッ・・・クッ・・・・悪い・・・・サンジ・・・」 根元まで入るのを待たず、俺は腰を動かし始めた。 「ぁ・・・・ヤ・・・ん・・・・ゾロ・・・・ゾロ・・・・・ゾォ・・・・ロッ・・・!!」
始めこそきつかったが、だんだんとスムーズに挿入が出来るようになってきた。 「ふ・・・・ぁ・・・・あん・・・・・ゾロ・・・・も・・・っと・・・・んんぁ・・・・」
グッと俺の背中に爪を立て、サンジが俺の動きにあわせて腰を揺する。 「あっ・・・はぁ・・・ん・・・・・ゾロの・・・・奥まで・・・あ・・・・ダメ・・・も・・・・・俺・・・イッ・・・」
ギュッと俺にしがみつき、キュッとサンジの内襞が急速に縮こまる。 「アアッ・・・うぁっ・・・・あ・・・・ゾロッ・・・・イ・・・・・クッ・・・!!」 「ッ・・・・・クッ・・・!!」 ほぼ同時に射精する。 「はぁはぁ・・・クク・・・・いつもよか、早くねえ・・・?」 「うるせえ・・・・てめえがんな格好してるからじゃねえかよ・・・。」 「クク・・・・そそられる? 変態エロマリモ・・・」 「まっ、な・・・・変態は余計だ、変態は・・・」 相変わらずの悪態ぶりに、俺はサンジの唇を塞ぐ。 「んっ・・・んんっ・・・・ぷはっ・・・・なにすん・・・・」 抗議の視線を向けるサンジに構わず、俺はグイッと腰を引き寄せた。 「あっ・・・・クソッ・・・・まだ・・・・挿れっぱな・・・あ・・・ん・・・」 それ以上、サンジが俺に悪態を吐く事はなかった。
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<コメント> 間に合った?! 間に合いました??(笑) どうでもいいような・・・・ええ、別にロロ誕じゃなくても・・・ って話でしたが・・・・・ これで、公約は果たしたぞぉ〜!!! 相も変わらずお馬鹿な話・・・ ここまでお付き合いありがとうございました!! 閉じるか、ブラウザで戻ってねvv |