「戦友」 |
「アイツはオレが倒す」
そう言って、単身敵を追って行ったルフィーを援護すべくゾロとサンジは敵のアジトへ 守備良くボスを討ち取ったのは良かったが・・・ 「ヤレヤレ・・・」 目の前に居た敵を残らず倒し、ひと段落ついた所で、ゾロは腰をおろした 『人の事を心配している場合じゃねぇな』 身体の切り傷は致命傷ではないが・・・ 『ザコも数居りゃぁ何とやら・・・だな・・・』 少し笑いながら、刀を構えた 思い当たって、思わず腹を押さえた・・・ 光りに照らされるその姿は、思った通りの人物だった 「てめぇか・・・クソコック・・・」 「助けてやったのに・・・その言いぐさか?」 サンジはタバコに火を付け、そう言った 「誰か頼んだのか?」 見下すようにゾロが言う 「・・・可愛くねぇヤツ・・・」 サンジがケムリを吐いて言い捨てた 「ルフィーはどうした?」 確か・・・サンジと一緒だったはずなのだ 「ナミさん達の所へ向かわせた あっちにも敵が行きそうだったからな・・・」 「・・・そうか・・・」 ゾロはほっと息を吐いた 「ゆっくりしてらんねぇな・・・早くここから出ねぇと・・・」 サンジがそう言って、ゾロに手を出した 「その出血でよく立てるな・・・」 「てめぇこそ・・・アバラ折れてんだろ?」 ゾロはそういう事には鋭い・・・ 「音が違うから、すぐにわかる」 と言ってきた 「・・・少し・・・血が足りねぇから・・・貰うぞ」 「は? 何? え・・・?」 サンジが抵抗する間も無く、その顔についた血をゾロは舐めた 「・・・てめぇ・・・こんなとこで何しやがる・・・」 怒るサンジの顔が赤い 「・・・こんなとこだから・・・もえる・・・だろ?」 そのスーツのボタンを外す・・・ サンジの前は、すっかりボタンが外され 「残念だが・・・おあずけみてぇだな・・・」 口付けて言った 「・・・バカマリモ・・・」 「仕方ねぇだろ? その気になっちまったんだからよ・・・」 サンジの手を自分のモノにあてた 「アホ!」 硬いゾロのそれに顔を赤くしながら そんな事は一度も無かっただけに、サンジは驚いて 「ん? ああ 大丈夫だ・・・」 「そうか・・・」 ほっとするサンジ 「ずいぶんな人数みたいだな?」 「ああ・・・」 集まった敵の数に関心するかのように 「ったく・・・面倒くせぇ・・・」 サンジは投げ捨てるように言った 「帰ったら・・・ヤラせろよ」 ゾロが脈略もなく言ってきた 「てめぇ・・・こんな時に何言ってやがる!!!」 サンジが怒ると 「こんな時だから言うんじゃねぇか・・・な? ヤラせろ」 口角をあげて笑うゾロの顔色が青い・・・ 「・・・いいぜ・・・無事帰れたらな・・・」 折れた骨の痛みを感じながら
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<コメント> こちらはパブロ様からうちの10万打記念に頂きましたvv 何が良い?と聞かれたので、ルナは、格好良い漢前な二人をvv などと、ラブラブ(ハイ?)ゾロサンサイトらしからぬリクエストしてしまった。(笑) 凄い格好良いよぅvv 流血で、漢前でvv はぁんvv ラブラブも良いけど、漢前が大原則なのよね〜vvルナ的にv(笑) ありがとう、パブちゃんv凄く嬉しいよぅvv 本当に良いもの貰ったなぁvv(感涙) こんな素敵なイラスト&SSがあるパブロ様のサイトへはリンク2-5から 飛べますよ〜vv ブラウザで戻ってねv |