HAPPY SO HAPPY!!






ぽかぽかと暖かい陽気の昼下がり。

こんな日は、ゾロに限ったことではなく、誰もが、お昼寝したくなる。

ましては、昨日までは、寒さと嵐に巻き込まれ、疲労困憊のクルー達。

皆、それぞれ別のところで、睡魔に誘われるまま、眠りについていた。

ただ一人、サンジを除いては・・・・・






「・・・・ゾロ・・・・・なあ、ゾロッてば・・・・・ちょっと起きてよ。 ねえ・・・ゾロ・・・・」

サンジは、そう言って、ゾロの身体を揺する。

「・・・・・もう、全く、本当に寝汚いんだから・・・・・おりゃっ!」

サンジは、そう呟いて、片足を振り上げると、勢い良く、ゾロの腹巻きめがけて足を下ろした。

「グハッ!!」

そう、うめき声を開けて、ゾロは、やっと瞳を開ける。

「・・・・・やっと起きたみてえだな。」

サンジは、そう言ってゾロの顔を覗き込むと、にっこりと笑った。




・・・・・・うっ、可愛いかも・・・・・・




「・・・・・・・。」

ゾロは、目の前にいるサンジの笑顔に、堪らなくなって、腕を伸ばし、サンジを自分の身体に

引き寄せる。

「うわっ、アブねえじゃんか。 いきなり、もう・・・馬鹿ゾロ・・・・」

サンジは、ゾロの上に倒れ込んで、そう言って睨み付けた。

「ククク・・・・・てめえ、本当に、可愛いな。」

ゾロは、自分の胸にすっぽりとはまるサンジの痩躯を抱き締めて、そう言って笑った。

「可愛いって言うな、可愛いって。 なんか凄く馬鹿にされたような気分・・・・」

サンジは、そう言ってムスッとむくれる。

「クク・・・・ごめん、ごめん。・・・・悪かった。」

その様子が、また可愛らしくて、ゾロは、こみ上げる笑いを必死で堪えながらそう言って、

サンジの髪を優しく撫でた。

武骨な指に金色の髪を絡ませ、ゾロは、サンジの唇に優しく口付ける。

いきなりゾロから、口付けをされ、サンジは、真っ赤になって俯いてしまった。




・・・・・・本当、可愛い奴・・・・・・




「っで、用って何だ? 何か用があったから、俺を起こしたんだろ?」

ゾロは、押し倒したい衝動をなんとかなけなしの理性で押さえ込んで、サンジにそう聞く。

「ああ、そうだ。 忘れるとこだった。 実はさ、明日、12月24日だろ? 

明日、チョッパーの誕生日なんだ。 それでさあ、パーティーの準備とかは、俺の方

でなんとかできるんだけど、プレゼント、何が良いかなあって、それを相談しに来たん

だ。 ゾロ、何が良いと思う?」

サンジは、思い出したように、そう言った。

「何が良いって聞かれてもなあ。 第一、時間がねえ。 チョッパーに直接聞いてみた

らどうだ? 本人が良いって言うもんを上げた方が、喜ぶんじゃねえか?」

「・・・・・そうだよな。 ・・・・わかった。 俺、チョッパーに聞いてくるな。」

ゾロの言葉にサンジは、納得してチョッパーが昼寝しているキッチンへと向かった。




・・・・・なんか、悪い予感がする。




ゾロは、チョッパーが、サンジに何を欲しがるのかが気になって、サンジの後を追い、キッチ

ンに向かう。

ちょうど、ゾロがキッチンのドアの前に来たところで、中からサンジとチョッパーの会話が聞こ

えた。

ゾロは、ドアに耳を押し当てて、聞き耳を立てる。

「なあ、チョッパー、明日、誕生日だろ? 何か欲しいもん、ねえか? ・・・・って言っ

ても、買い物は出来ないから、俺に出来るもので勘弁してな。」

「えっ?! サンジ、俺にプレゼントくれるのか? えへへ、サンジがくれるものなら、

俺、なんでも嬉しいぞ。 俺、サンジのこと、大好きだから。」

「・・・サンキューな、チョッパー。 けど、今からじゃ、何も用意できそうにねえし、

なあ、俺にして欲しいこと、なんかないか?」

「うんとね・・・・・じゃあ、俺をお風呂で、洗ってくれる? 俺、どうしても背中の方が

綺麗に洗えないんだ。 サンジだと優しそうだから、綺麗に洗ってくれそうだし・・・・」

「なんだ、そんなことで良いのか? わかった、良いぜ。 じゃあ、明日、誕生日

パーティーの後で、風呂に入れてやるよ。」

「うわ〜いvvサンジ、約束だよ。 明日は、楽しみだなvv そう言えば、サンジとは

一回もお風呂一緒に入ったことないよね? ルフィやウソップやゾロとは一緒に入っ

たこと有るのに・・・・なんでかな?」

「・・・・言われてみたらそうだよな。 俺、いつも、夜遅く入るからかな。 俺さあ、

仕込みの後で入るから、もうその時は、チョッパー、寝てるだろ? だからだよ。」

「・・・・そうかあ。 サンジ、働き者だものね。」

「ははは・・・サンキュー、チョッパー。」

この会話をドアの外で、一部始終聞いていたゾロは、こめかみをヒクつかせ、拳をグッと握っ

た。




・・・・・・サンジと一緒に風呂に入るだと?

・・・・・・チョッパーの野郎、何て大胆な・・・・

・・・・・・俺だってなあ・・・俺だってまだ一度も、一緒に入ったことねえんだぞ。

・・・・・・絶対に許さん・・・・・・・俺を差し置いて、そんなことさせるか・・・・

・・・・・・そんなの、サンジが許しても、俺が、許さん。

・・・・・・絶対に、阻止してやる。




「うしっ!」

ゾロは、新たな使命感に燃える。

「・・・・・・ゾロ。 ・・・・なんか、怖いよ、お前のその顔・・・・」

そんなゾロの様子に、ウソップは、恐怖に顔を引きつらせた。






それから、チョッパーの誕生日パーティーも無事済んで、サンジは、後片付けにキッチンに戻

る。

ナミとロビンは、それぞれ部屋に戻り、早めに休んだ。

甲板には、食べるだけ食べて眠っているルフィと、同じく酔いつぶれて眠ってしまったウソッ

プ、少しそわそわとして落ち着かないチョッパー、パーティーが終わっても、マイペースで飲

んでいるゾロが、残っていた。

「チョッパー・・・・すまねえが、ウソップを部屋まで運んでくれねえか。 ルフィは、俺

が運ぶから。」

ゾロは、そう言ってルフィを肩に担ぐ。

「うん、良いよ。」

チョッパーはそう返事して、ウソップを担ぐと部屋に連れていった。

それから、甲板に二人っきりになったところで、チョッパーにこうきりだす。

「・・・なあ、チョッパー、俺、プレゼント何も用意してねえから、一緒に風呂に入って、

てめえの背中、流してやろうか?」

「えっ?! ゾロ・・・・俺・・・・・良いよ、プレゼントなんて全然期待してなかった

し・・・・それに・・・・・・」

チョッパーは、サンジとの約束を言い出せず、そう言いよどんだ。

「まっ、良いって。 遠慮すんな。 ・・・・それとも、俺じゃ、嫌なのか?」

ゾロは、わざと寂しそうな声でそう呟く。

「あっ、ううん、そんなことない。 俺、凄く嬉しいよ。 ・・・・・けど、俺、サンジと一緒

にお風呂に入るって約束しちゃったから・・・・・」

心優しいチョッパーは、慌てて否定すると、サンジとの約束をゾロに言った。

「・・・・けど、サンジ、今日は、パーティーで、後片付け大変みたいだぞ。 

・・・・・それとも、俺より、サンジの方が、良いのか? それだったら、俺・・・・・」

「ううん、ゾロの気持ち、ありがたく受け取るよ。 ・・・・そうだよね、サンジ、今日疲れ

てるよね・・・・・じゃあ、今から一緒に入ろう、ゾロ。」

「おう、じゃあ、早く行こうぜ。」




・・・・・・許せ、チョッパー・・・・




ゾロは、心の中で、チョッパーに手を合わせる。

ゾロの阻止作戦は、見事に的中し、素直で優しいチョッパーは、サンジではなく、ゾロと一緒

にお風呂に入る羽目になった。






「・・・・本当に、ありがとうな、ゾロ。 凄く、気持ちよかった。 ゾロは、まだ入ってる

のか? 俺、先に上がるな。 じゃあ、お休みなさい、ゾロ。」

チョッパーは、そう言って、先に風呂から上がる。




・・・・・・本当に、ごめんな、チョッパー・・・・・

・・・・・・後で、ちゃんとこの埋め合わせはするからな。




ゾロは、もう一度チョッパーに謝り、一人湯船に浸かった。








一方、こちらは、やっとパーティーの後片付けを済ませたサンジ。

「・・・・ごめんな、チョッパー。 待たせて・・・・・あれっ??」

そう言って、甲板に出てみると・・・・・誰もいない。

「・・・・・変だな? チョッパーの野郎、今日、俺と風呂に入るって、確かにそう言って

約束したはずなのに・・・・・」

サンジは、そう呟きながら、チョッパーを探す。

バシャッ・・・・

サンジの耳に、風呂場から、水しぶきの音が聞こえた。

「・・・・・なあんだ、チョッパーの奴、待ちきれないで先に入ってたのか・・・・」

サンジは、そう言って、風呂場に向かう。

そしてサンジは、チョッパーがお風呂にいるものと思いこんで、服を脱ぎ、風呂場のドアを勢

い良く開けた。

「・・・・もう、チョッパー、もう少し待っとけば良かったのに・・・・」

サンジは、もやの立ちこめる風呂に、そう言って入る。

だんだんと、視界が戻ってきて、サンジは、湯船の中の人物に驚愕した。

「あ、あわ・・・ゾ・・・・」

サンジは、驚きのあまり声も出せずに、その場に固まる。

「・・・・チョッパーなら、もう、上がったぜ。 ・・・・俺が、洗ってやった。」

ゾロはそう言うと、風呂から上がって、サンジのそばに近づく。

「あ、あ、そう・・・ごめん・・・・・・じゃあ、俺・・・・もう少し、後にするわ・・・・・」

サンジは、そう言って、くるりと後ろを向くと、風呂から出ようとした。

「・・・・風呂入りに来たんだろ? だったら、今、入ればいい。」

ゾロはそう言って、サンジより素早くドアノブを掴むと、カチャリと鍵を掛ける。

「えっ、あっ・・・・・でも・・・・ゾロ、入ってるし・・・・・お、俺・・・・俺、やっぱり・・・・・」

サンジは、そう言って、真っ赤になって俯いた。

「・・・・・チョッパーとは、入れても・・・・・俺とは・・・・・嫌なのか?」

ゾロは、ボソリと呟くようにサンジに言う。

「えっ? ・・・・・・そんなこと・・・・そんなことない。 ・・・・・けど、なんで、ゾロ。 

俺が、チョッパーと入るって知ってるんだ?」

サンジは、逆にゾロにそう聞き返した。

「あ、いや、つまり、その・・・・・聞いちまったんだ。 キッチンで、てめえとチョッパー

が話してるのを、な。 ・・・・・それで、つい・・・・・・俺とも、入ったことねえのに、

チョッパーと入るって聞いて・・・・・嫌だったんだ。 嫌で、嫌で・・・・・・だから、先に

自分でチョッパー洗っちまおうと、そう考えて・・・・・・ あー、俺、こんな姑息なことし

て・・・・・みっともねえ。 ・・・・ごめん、サンジ、俺、もう上がるから、てめえは、ゆっく

り風呂に入れよ。」

ゾロは、そう言って、風呂のドアを開ける。

「・・・・・本当に、馬鹿だな、ゾロは・・・・・そんなことくらいで、やきもちなんか妬い

て・・・・ ・・・・いいぜ、今日だけだからな。 ・・・・一緒に入ろう。」

サンジは、ドアノブの上のゾロの手に自分の手を添えて、そう言って微笑んだ。

「・・・・・サンジ。」

ゾロは、サンジの笑顔に吸い込まれるように、そっと唇を重ねた。

「!/////・・・・もう、いきなり・・・・風呂に入るんじゃなかったのか?」

サンジは、そう言って、ゾロを睨みつける。

「・・・・そのつもりだったんだが、お前が、可愛い事言うから、こっちを先に食いたくな

った。 ・・・・・ダメか?」

ゾロは、甘い声でサンジの耳元で囁いた。

ゾロの言葉に、サンジの顔が、上気して真っ赤に染まる。

「/////・・・・馬鹿、馬鹿。 ・・・・もう、恥ずかしいことを真顔で言うな。 

・・・・・けど・・・・・ちょっとだけなら・・・・良いぜ。」

サンジはそう言って、ますます真っ赤になって俯いた。

「クク・・・・・お前って、本当に、可愛いな・・・・」

ゾロはそう言って、顎に手を掛け、もう一度、サンジに口付ける。

始めは、触れるだけのキス・・・・・そして、だんだんと深くなる口付け・・・・

「んんっ・・・・・んん・・・・ふ・・ん・・・」

サンジから甘い吐息が漏れ聞こえ、ゾロの耳を擽る。

ゾロは、その吐息に煽られるようにますますその行為にのめり込んだ。

サンジの口内に舌を割り入れて、縮こまっているサンジの舌を捕まえる。

そして、自分の舌を絡ませて自分の口内に導くとサンジの舌を吸い上げ、サンジの口内を貪

った。

ピチャピチャと舌の絡み合う音が、風呂に響いて、サンジの表情に恍惚の色が浮かぶ。

ゾロは、惜しむようにサンジの唇から離れると、首筋に唇を落とし、ゆっくりと赤い所有の印を

散らしながら、ピンク色の胸の尖りを口に含んだ。

「ヒャッ・・・あん・・・・ゾロ・・・・・はあ・・・・ん・・・・」

サンジは、堪らず嬌声を放ち、ビクンと身を震わせる。

ピンク色だったサンジの尖りもゾロの口の中で、赤くツンと勃ち上がり、ゾロは、舌で何度も、

転がすように舐めあげる。

「ああっ・・・ん・・・はあ・・・ん・・・・ゾロ・・・・んん・・・・ああ・・・・・」

サンジはゾロの愛撫にビクビクと身を震わせて、ゾロの首筋にギュッとしがみついた。

ゾロは、舌でも胸の愛撫を続けながら、手をサンジの雄に添え、ゆっくりと扱く。

サンジは、ブルリと身体を震わせて、震える膝を懸命に立て直そうとする。

「っ・・・ヤッ・・・はあ・・・ん・・・・ゾロ・・・・ん・・・・ああ・・・ゾロ・・・もう・・・立ってら

れな・・・」

サンジは、そう言って、ゾロに身体を預けた。

ゾロは、サンジの身体を抱き締めたまま、ゆっくりと床にあぐらを掻き、その上にサンジをの

せる。

そして、自分の雄にサンジの雄を重ねて同時に扱き始めた。

「はあ・・・ああ・・・ん・・・・ゾロ・・・・ん・・・・俺・・・ヤッ・・・あっ・・・・んっ・・・もう・・・

ダメ・・・・クッ・・・・やぁーっ!!」

サンジは、ビクンと身体を仰け反らせて、ゾロの手の中で白濁の精を吐き出す。

「・・・・・出すの早くねえか、サンジ・・・・」

ゾロはそう言ってニヤリと笑うと、手に付いた精液をペロリと舌で舐めた。

「やだ、ゾロ、汚ねえ・・・・・そんなの舐めんな・・・・・だって、ここ、明るくて・・・・

ゾロの身体・・・・俺・・・・恥ずかしくて・・・・それだけで・・・・もう・・・/////」

サンジは、そう言って真っ赤になって上目遣いでゾロを見る。

「・・・・・確かに・・・・明るいところでヤルと視覚的に・・・・クル、な・・・・」

ゾロはそう言うと、するりとサンジの背中に手を這わせ、背骨の線をなぞって下の方へ移動

させる。

「ひゃあ・・ん・・・・んあ・・・・」

ゾロの手の動きに、サンジの背中にゾクンと甘い痺れが沸き上がり、サンジは、思わず、

嬌声を上げた。

「・・・・・やっぱり、結構クルな。」

ゾロは、そう言うと、そのまま指をサンジの秘蕾に埋めていく。

「はあ・・・・ん・・・んん・・ああ・・・・」

サンジは、体内を蠢く異物感にじっと耐えるように瞳を閉じた。

ゾロは、ゆっくりと内襞をなぞるように何度も抜き差しし、中を解していく。

だんだんと内襞が緩やかに熱を持って指の通りが滑らかになっていき、ゾロは、誘われるま

まに、指の数を2本、3本と増やし、最奥のサンジの好いところを掠めるように指を動かす。

「あああーっ!・・・・ああっ・・・・・ゾロ・・・そこ・・・・・ヤッ・・・ダメ・・・・や・・あ・・・・

あん・・・」

サンジは、堪らずゾロの背中に爪を立て、ひときわ高い嬌声を上げた。

先程射精したサンジの雄は、中からの刺激でまた、頭をもたげ、先端からは、透明な液が滲

み出てくる。

「・・・・なあ、挿れて良いか。」

ゾロは、そうサンジに耳元で囁いた。

余裕のないゾロの表情に、サンジは、頬を染め、コクンと頷く。

ゾロは、サンジの腰を持ち上げると、ゆっくりと自分の雄をサンジの中に埋めていった。

「はあっ・・・クッ・・・ん・・・ふ・・・・ああ・・・・」

サンジは、内側を圧迫する慣れない感覚を必死で堪える。

ゾロは、サンジの胸の尖りを唇で塞いで、舌で転がすように愛撫した。

「んっああ・・・・・あ・・・はあ・・・ん・・・ゾロ・・・・んん・・・・」

胸から全身の広がる快感にサンジは、ギュッとゾロの顔を自分の胸に押し当てる。

「・・・・・動くぞ。」

そう言ってゾロは、ゆっくりと腰を動かした。

「っはあ・・・ああっ・・・・ん・・・あ・・・ゾロ・・・・・ん・・・・ゾロ・・・・はあ・・・」

漏れ聞こえる甘い吐息の中に、ゾロの名を呼び、しがみつくサンジに艶に、ゾロは、理性の

崩れる音を聞いた。

「・・・・わりい、サンジ。 ・・・・・(我慢が)きかねえ・・・・」

ゾロは、呻くような声でそう言うと、サンジの腰に両手を添え、勢い良く、挿入を繰り返した。

「あああっ・・・・ヤッ・・・・ゾロ・・・・あっ・・・ダメ・・・・んん・・・はあ・・・・」

サンジは、激しいゾロの動きに翻弄され、蒼い瞳から涙を溢れさせ、身体を揺する。

揺れる金色の髪が、濡れている頬に掛かり、嫌が応にも、ゾロの動きを性急にさせた。

自分の体重で、最奥まで打ち付けられ、その度にサンジに快感の波が押し寄せてくる。

「あああっ・・・・ヤッ・・・・ゾロ・・・ダメ・・・背中が・・・ゾクゾクして・・・・ヤッ・・・

ゾロ・・・・あは・・・ん・・・・ダメ・・・・ヤッ・・・・も・・・出る・・・・クッ・・・・

アアアーッ!!」

サンジは、ビクンと大きく身体を仰け反らせると、互いの腹の間に、白濁の精を吐き出した。

やわやわとサンジの内襞が蠢いて、ゾロの雄をキュッと絞り上げる。

「ッ・・・・クッ・・・」

ゾロは小さく呻いて、サンジの中に白濁の精を吐き出した。

「んっ・・・・はあ・・・・ゾロも・・・・気持ちよかったか・・・・・」

サンジは、そう言って、恍惚の表情を浮かべたまま、にっこりと微笑む。

ゾロは、その微笑みに吸い込まれるように、サンジの唇に口付ける。

「・・・・・まだだ。 サンジ・・・・まだ、足りねえ・・・・」

ゾロは、ニヤリと笑ってそう言うと、またサンジの腰を持ち上げ、腰を打ち付けた。

「あっ・・・・はあ・・ん・・・・ゾロ・・・・・ヤッ・・・もっとゆっくり・・・・ああ・・・ヤダ・・・・

・・・・俺・・・・壊れちゃ・・・・う・・・・ああん・・・・・んんっ・・・・」

その後暫くの間、サンジの嬌声は、止まること無かった。










「・・・・・・・はあ・・・・・・・俺、今日、誕生日だったんだけど・・・な・・・・・・」

チョッパーは、ハンモックの中で、一人そう呟いて、瞳を閉じた。










 <END>






    
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<コメント>

うぅ〜・・・・・これでも、まだ長いよね・・・・ごめんね、瑠衣ちゃま。(TOT)
これでも、精一杯短くしたつもりなんだ・・・
お題は、瑠衣ちゃまのリクエストで、
【チョッパーの誕生日なのに、関係なくイチャコラしている二人】だったと・・・・・(汗)
違ったっけ?? あはは・・・・・
本当に、哀れなり、チョッパー・・・・(TOT)
こんなので、良いのかな??
一応、瑠衣ちゃまのとこのサイトに合わせて、今回は、
素直な二人を書いてみたんだけど・・・・えっ?!何処が違うかって??
・・・・それはね・・・・比べてみると、良くわかる、かな?
そう、またまたanother作っちゃいました。
それは、チョッパー誕部屋に置いてます。
お暇だったら、比べてみて、ねvv んじゃ・・・・逃げるのだーっ!!