Trouble Mission |
新年も明け、寒さも幾分和らいできた、初春、ホークアイカンパニーの営業第一課の電話が 鳴った。 「はい、ホークアイカンパニー、営業一課です。 あら、サンジ君? お久しぶり。 ナミはそう言って、左前の席にいるゾロに軽くウィンクした。 「ああ、サンキュー。 もしもし、サンジ? どうしたんだ? えっ?? あのクソジジイ ゾロは、受話器を置くと大きくため息を吐く。 ゾロはもう一度、ため息を吐くと、出来上がった書類に目を通し、仕事をこなしていった。 「おう、お疲れ・・・・・・もう、こんな時間か。 俺も、会社出なきゃ・・・・・」 会社の時計の針が、夜の7時を回って、ゾロは、帰宅の準備に取りかかる。 『あ、ゾロ。 今日な、クソジジイが、家に来るって。 なんでも、いいもの見つけたと 日中、サンジから掛かって来た電話。 ゾロは、そう言って玄関のドアを開ける。 「あ、お帰り、寒くなかったか? ジジイ、もう来てるぜ。 先にお風呂に入るか?」 サンジは、そう言って、にっこりと微笑むと、軽くゾロに口付けた。 「ああ、そうする。」 ゾロは、サンジに鞄を渡すと、浴室に行って、一日の疲れを落とすことにした。 「おう、お邪魔してるぜ。 お勤め、ごくろうだったな・・・・・・まあ、座れ・・・・」 ゼフは、テーブルでワインを飲みながら、ゾロにそう声を掛ける。 「あ、ちょうど、出来たとこなんだ。 今、持ってくるな。」 サンジは、キッチンでいそいそとゾロのための夕食を食器に盛って、テーブルに並べる。 「・・・・こいつが、ここに来て、もう2週間か・・・・・そろそろ戻ってくるかとずっとそう ゼフは、そう言ってニヤリと笑うと酒を飲む。 「・・・・・・やはり、そうきたか・・・・・・」 「ん?何か言ったか?」 「いえ、なにも・・・・・・」 「ところで、これ、何ですか??」 ゾロは、そう言ってテーブルの上のアルバムに手を伸ばそうとした。 「おう、これか? これは、サンジのアルバムだ。 今日、部屋の整理をしていたら、 ゼフはそう言って、ゾロにアルバムを手渡す。 「この写真を撮るときはな、もう、大変だったんだぜ。 よその子がサンジと一緒に撮 ゼフは、入園式の写真を指差しながらそう説明する。 「ん? そんなことあったか? 俺、全然覚えてねえや・・・・」 サンジは、ゼフの隣の座り、懐かしそうにゼフと一緒にアルバムを覗き込んだ。 「おう、大変だったんだぜ。 てめえは、あまりの騒ぎに、ビビっちまって俺に抱きつい そう言ってゼフは、優しい瞳をサンジに向ける。 「そうそう、この頃だったかなぁ・・・・小学校2年生の時だ。 てめえが、おたふく風邪 そこには、小学校のクラス写真があった。 「ば、馬鹿、んな話するなよ・・・・・////」 「うんで、これが、サンジが、初めてやったアルバイトで、俺にコック服をプレゼントし 「そんなことまで、覚えてんじゃねえよ。 もう・・・・恥ずかしいだろ・・・・/////」 次にゼフが指差したのは、ピザ屋で働く中学生の頃の写真と真新しいコック服のゼフと共に 「・・・・あんたに言われるまでもなく、サンジの可愛さは、俺が、一番良く知ってる。 「ハッ。 一番良く知ってるだと?? 自惚れんなよ、このクソガキ。 サンジのことを ゾロの言葉に、ゼフは、そう言って反撃した。 「もう、ジジイ!! その話は、いいだろ!! ゾロも、な? 早く食べねえと冷える 二人の間の雰囲気を察して、サンジが慌てて間に入った。 「・・・・・・結構だ。 サンジは、今は、俺の嫁さんだから。 昔の話を聞いてもしょう ゾロは、不機嫌な顔のまま、そう言って席を立つ。 「なんだ、結構、了見の狭い男だな。 これくらいで不機嫌になりやがって・・・・・ ゼフは、玄関に行きかけたゾロの背中にわざと聞こえるようにそう言う。 「勝手にしろ!! 俺、先に寝る!!」 ゾロは、振り向きもせずにそう言うと、そのまま寝室に入ってベッドに寝ころんだ。 「・・・・・あのクソジジイが・・・・・・・」 ゾロは、天井を見つめてそう呟く。 「クソッ、まだ、話してやがんのか・・・・・」 ゾロは、時計を睨み付けながら、サンジが、寝室に戻ってくるのをじっと待った。 「おやすみ、ゾロ・・・・」 サンジは、いつものように、ゾロの頬に口づけした。 「えっ?? あ、ゾロ・・・・・起きてたのか?」 サンジは、突然のことに瞳を丸くしてゾロにそう言った。 「起きてちゃ悪いかよ・・・・・話は、楽しかったか? ずいぶんと楽しそうに話し込んで ゾロは、そう言って冷笑する。 「ゾ、ゾロ・・・・だって、ジジイに会うの、久しぶりだったし・・・・・懐かしい写真ばかり 「もう、いい。 黙ってろよ。」 ゾロはそう言うと、サンジの言葉を唇の中でかき消した。 「んんっ・・・・ん・・・・ふ・・・・」 サンジの口内に素早く舌を滑り込ませて、丹念に口内をなぞる。 「んんっ・・・・ん・あ・・・ああ・・・・ヤッ・・・・ゾロ・・・・ジジイが、隣の部屋に居るんだ 「なんで、俺達が、遠慮することが有るんだ? ここは俺達の家だ。 誰にも遠慮しね ゾロはそう言って、胸の尖りを口に含み、舌と手で、愛撫を繰り返した。 「ひゃん・・・・ああっ・・・ん・・・・ゾロ・・・・あ・・・・ヤッ・・・あ・・・」 サンジは、フルフルと身体を震わせて、漏れる声を塞ごうと指を口に持っていく。 「ダメだ。 許さねえ。 俺に疎外感を味あわせた罰だ。 今度は、あいつに、その気 ゾロは、サンジの腕を片手で頭の上に縫いつけると側にあったベルトで、ベッドに拘束した。 「ん・・・はあ・・・んん・・・・ゾ・・・・ロォ・・・・ん・・あ・・・」 サンジの縋るような甘い声にゾロは、手を胸から下方へと肌の感触を確かめるようになぞり、 「あああっ・・・・ヤッ・・・ん・・・・ゾロ・・・・ゾ・・・ロ・・・・ああ・・・ん・・・」 サンジは、首を左右に大きく振ってその鮮やかな金糸の髪をベッドに散らす。 「やぁ・・・・・ッロ・・・・手・・・はずして・・・・んん・・・あ・・・・ねっ・・ああっ・・・・」 快感で潤んだ瞳と桜色の上気した頬で、ゾロを見つめるサンジに、ゾロはやっといつもの笑 「・・・・ゾ・・・ロ・・・・」 サンジはそう言って、拘束を解かれた腕をそっとゾロの首に廻す。 「っはぁ・・・ん・・・あっ・・・・ゾロ・・・・もう・・・んあ・・・ゾォ・・・・ロッ・・・あああっ・・ ビクンと大きくサンジの身体が跳ねて、サンジは、自分の腹の上に白濁の精を吐き出した。 「んっ・・・・やぁ・・・・あっ・・・・んあ・・・・ゾロ・・・・」 ゾロの舌の感触にサンジは、髪を振り乱して身を捩る。 「あああっ・・・・んんっ・・・あっ・・・・ゾロ・・・あん・・・・ヤッ・・・ねっ・・・もう・・・お願 サンジは、最奥を指で掠められもどかしさに腰を揺すり、堪らずゾロに哀願した。 「んっああっ・・・・あ・・・あ・・ん・・・ゾロ・・・・はぁ・・ん・・・」 サンジは、開きっぱなしの口の端から流れる雫と涙でシーツにしみを作りながら、ゾロの動き 「ん・・ああ・・・あん・・・もっと・・・奥まで・・・・ああ・・・気持ち・・・・良い・・・」 サンジは、隣の部屋にゼフが居ることも忘れたように、嬌声を張り上げ、その快楽に身を任 「ああっ・・あああっ・・・・んっ・・あ・・ヤァ・・・・ッロ・・・・ああ・・・ダメ・・・もう・・・イ・・ 最奥を何度も打ち付けられて、サンジは、ビクンと身体を仰け反らせ、シーツの上に白濁の 「あああっ・・・ヤッ・・・もう・・・休ませ・・・て・・・・あん・・・・ダメ・・・・ヤァ・・・ 休む間もないゾロの動きにサンジは、堪らず身を捩ってゾロに言う。 「・・・・ダメだ。 これくらいじゃ、気がすまねえ。 もう二度と泊まっていくなんて言い ゾロはそう言うと、サンジの身体を抱き締めたまま、激しく挿入を繰り返した。 「ああん・・・ゾロ・・・・ヤァ・・・ん・・・・ゾロ・・・ゾ・・・ッロ・・・あああっ・・・」 それから明け方近くまで、サンジの嬌声は、寝室から途絶えなかった。 ゾロは、腕の中で目を覚ましそうにないサンジとその手首を手にとって、赤くなった部分のそ 「・・・・全く・・・・人の息子だと思って、無理をさせやがって・・・・・・本当に、ガキだ キッチンには、忌々しげにゾロを見つめるゼフの姿。 「ほれ、食えよ。 サンジの代わりに作っといた。 あの分じゃ、暫く動けねえだろ。」 ゼフはそう言って、テーブルに朝食を並べる。 「ああ、どうもありがとう・・・・」 ゾロは、一応、感謝の言葉を述べ、その朝食を食べて、会社に向かうべく玄関に向かった。 「・・・・・行ってきます。」 玄関まで見送りに来たゼフにゾロは、訝しりながらも、そう言ってドアを開ける。 「まあ、てめえが、会社に行ってる間、俺が、あいつの面倒を見てやるから、てめえ ゼフは、閉まりかけた玄関の扉に、大きな声でそう言った。 「・・・・・・・あんのぉ・・・・・クソジジイ・・・・・・」 ゾロは、そう呟いて、玄関を睨み付けると、しぶしぶ会社に向かった。 |
<コメント> はい、こちらは、ゆうさまのリクエストで、【ゼフVSゾロ】 【新婚ホヤホヤのロロノア家にゼフパパ登場! そして、サンジがいかにかわいいか口論しあう! ゼフがチビナス時代の話を持ち出し、嫉妬にかられたゾロがその夜おしおきしちゃう】 なのですが・・・口論・・・・してないね・・・あはは・・・ また、リクハズし??(汗) ゼフにゾロが勝てる訳無いじゃんだよねvv 少なくても、ルナは、そう思って・・・・・Σハッ、背後に殺気が・・・・ 『一党流居合! 獅子歌歌!!』 Σがはっ!! ち〜ん・・・・・・・合掌・・・・・(笑) |