I can’t stop my love for you |
俺の名は、ロロノア・ゾロ・・・。 野望は・・・・・言わずと知れた世界最強!! 当面の目標は、現段階で世界最強の剣士の称号を持つあの鷹の目をブッ倒すこと! それだけしか、眼中になかった。 それだけのために、修行して・・・。 闘いに明け暮れた。 他人なんて・・・・俺にとっちゃ、ウザイ。 俺の名前を知って・・・・。 ・・・・・利用する者。 ・・・・・蔑む者。 ・・・・・畏怖する者。 どいつもこいつも・・・・うぜえ。 ただそれだけだった。 当然、色恋沙汰にも興味はねえし、女なんて・・・。 宿に泊まるのと同じ・・・。 有れば有るで利用するし・・・無ければ、それで我慢する。 その程度のもんだった。 なのに・・・・。 星の巡り合わせというのは凄え。 ひょんな事から、ルフィと海賊になって・・・。 ナミやウソップとか仲間になって・・・。 そして・・・・・・・・。 あいつが、俺の前に現れた。 金色の髪と蒼い瞳・・・。 身長は俺と対して変わらねえが、これが細え。 足首なんかナミより細いんじゃねえか? 俺が、力一杯抱き締めたら折れるな、きっと・・・。 それに、女みてえに色が白え。 なんで、海の上に住んでいてあんなに白いんだ? そう言えば、ノースブルーの生まれだと言ってたなぁ・・・。 ノースブルーにはあんなのがいっぱい居るのか? ・・・・それは、まあいいとしてだ。 あいつは、柔な外見とは裏腹に、とてつもなく強え・・・。 間違いなく足技では最強クラスだろうな。 初めはその意外な強さに関心を持った。 その闘いぶりを見て、こいつなら・・・・。 こいつなら・・・・背中を任せても大丈夫だと、そう思った。 それだけで終わりゃあいいのに・・・。 なんでかなぁ・・・・。 居るんだよなぁ・・・俺の傍に・・・・。 相変わらず、昼間は憎たらしい態度ばかりなんだけどさ・・・。 それが、俺に対する照れ隠しだとわかったら、なんか可愛くてな・・・。 抱き締めると口では悪態吐きながらも、そっと背中に腕回してくるし・・・。 夜のあいつ知ったら・・・。 もう、ノックアウトだな。 そう・・・・・・いつの間にか、野望と同じ位、俺の心を占めていた。 昼間も・・・夜も・・・・一日中・・・・。 あいつが気になって・・・。 仕方ねえ・・・。 +++++++++++++++++++++++ 「サンジく〜んvv お茶入れてくれる?」 「は〜いvvナミさんvv 只今お持ちしま〜すvv」 「コックさん、私にもコーヒー入れてくれるかしら?」 「わっかりましたvv ロビンちゅわんvv」 「サンジーっ!! 飯はまだかーっ!!」 「まだだよっ!! てめえ、さっきもそう言ったじゃねえか! コレでも食っとけ!!」 「サンジ・・・・これ、教えてくれる?」 「ん? これはだな・・・・。」 「サンジ、ちょっと、これ、こっちの片方を持っててくれねえか。 悪いな・・・。」 「おう! 今行く・・・。」 今日も、サンジは大忙し。 「・・・・ったく、どういうもこいつも、サンジ、サンジって・・・。」 トレーニングの合間、他のクルー達の世話をするサンジに視線を移しながら、ゾロはボソリと 「サンジは、俺の、なんだからなっ! 気易く呼ぶな!!使うな!!・・・・って、言えたら、 ゾロはそう呟いて大いなる決心を胸に、またトレーニングを再開した。 「サンジく〜んvv 喉が渇いちゃったvv なんか頼める〜??」 テラスからナミがサンジを呼ぶ声がする。 「・・・水だ。 コレが嫌なら、てめえでキッチンに飲みに行け。 気易く俺のサンジを使うな。 ゾロは、テラスのテーブルにミネラルウォーターのボトルを置き、そう言ってナミを睨み付け 「な、なんなのよ、あんた・・・。 なんであんたにそう命令口調で言われなきゃならないの 「サンジは、俺の、だからだ! ・・・・・文句、あるのか?」 ナミの言葉に、ゾロは真顔でそう言うとカチャリと刀の柄を鳴らした。 「わ、わかったわよ・・・。 ったくもう、物騒な奴・・・。」 ゾロの迫力に押され、ナミは渋々引き下がった。 「お〜い! サンジーッ!!」 今度は、ルフィが、船頭でサンジを呼んでいる。 「おい!ルフィ!! 肉があっちの空を飛んでるぜ!!」 ゾロは、ルフィに向かってそう叫んだ。 「なっにぃ〜〜?!」 ルフィはそう言って、慌ててゾロの指し示す空をキョロキョロと見渡す。 「あっ、わりい。 見間違えたみてえだ。 ところで、コレ食うか?」 ゾロはそう言って、ポケットから飴玉を取り出した。 「ん? それくれんのか? サンキュー、ゾロ。 あぐっ・・・・・・・・・・・ぐがーぐがー・・・・・。」 ルフィは大口を開け、その飴玉を呑み込むと、途端に甲板でぐっすりと眠り込んだ。 「・・・全く、良く効く薬だぜ。 こりゃ、暫くは静かだな・・・。」 ゾロは、眠っているルフィを邪魔にならないように男部屋に運ぶ。 「うっし、二丁上がり! お次は・・・」 そう言ってゾロが、ルフィをハンモックに横たえたとき、すぐ横でウソップの声がした。 「サンジーッ! 悪いが・・・・」 「ウソップ・・・・。 俺のサンジに何か用か? 気軽に用事を頼むんじゃねえよ。 てめえで行 ゾロは、ウソップの前に刀を突き立ててそう言う。 「ヒッ。 あ・・・・そ、そうだよな・・・。 自分のことは自分でやらなくちゃ・・・あはは・・・ ウソップは、顔面蒼白になりながら、男部屋を出ていった。 「・・・・あれ?サンジは??」 振り返るとチョッパーがそう言ってドアの前に立っていた。 「ここには、いねえぜ。」 「・・・そうか。 じゃあ、倉庫かなぁ・・・ありがとう、ゾロ・・・。」 ゾロの言葉に、チョッパーはそう言って倉庫に向かおうとする。 「あ、チョッパー、俺のサンジになんか用事か? サンジなぁ、最近疲れてるみてえなんだ。 ゾロは、チョッパーをそう言って呼び止めた。 「・・・・そうなんだ。 サンジ、疲れてんだね。 うん、わかった。」 チョッパーは、ゾロの言葉を信じ、そう言ってロビンの元に行く。 「・・・・・うっしっ! これで、今日は、サンジにまとわりつく奴らはいねえな。」 ゾロはそう呟いて、サンジのいるキッチンへと向かった。 「・・・・・サンジ・・・。」 ゾロは、サンジの背後から腕を回し、耳元で名前を囁いた。 「うわっ!! な、なんだよ!! びっくりするじゃねえか!!」 サンジは突然抱きすくめられ、そう言って振り向く。 「なんだよ、何か用か? 俺、忙しいんだけど・・・。」 「・・・・・サンジ・・・。」 ゾロは、サンジの言葉を無視してそう言って口付けた。 「んっ・・・・んんっ・・・んーっ!! ・・・っはぁ・・・。なにすんだよ! このエロ剣士! 朝から サンジはゾロを睨み付け、早々に蹴りを繰り出す。 「・・・・たまには、な。」 ゾロは、放たれた蹴りを軽く受け流し、サンジを肩に担ぎ格納庫へ向かう。 「お、おい! なんだよ! なんなんだよ!!今日は!! 離せ!! おい!クソまりも! サンジは必死でそう言って身じろいだが、所詮、ゾロの力に敵わず、格納庫へと連れ込まれ 「止めっ・・・・・んっ・・・んんっ・・・ん・・・」 ゾロは、サンジをソファーに押し倒すと、言葉を遮るように口付ける。 「んっ・・・・はぁ・・・あっ・・・ん・・あっ・・・」 ゾロの手がサンジの胸を撫で回す度、サンジの口から嬌声が漏れる。 「・・・・・・てめえは、俺のだ・・・。 誰にも渡さねえ・・・。」 ゾロは、サンジの唇から自分のを離し、そう囁くと所有の印を散らしながら唇を下方へと移動 「ひゃっ・・・あっ・・・ヤッ・・・・んっ・・・ゾロ・・・止め・・てっ・・・・まだ、俺、仕事が・・・あっ・・」 くるりと体勢を俯せにされ、腰を高く持ち上げられたサンジは、慌ててゾロに声を掛ける。 「嫌だ。 今日は、一日、てめえが、誰のもんかわからせてやる・・・。」 ゾロは、そう言うと後口に舌を這わせ、その隙間から指を抜き差しして内襞を解していく。 「あっ・・・ヤァ・・・ん・・・ゾロ・・・あっ・・・あっ・・・」 サンジは、ゾロの舌と指の感触にビクビクと身体を震わせ、身を捩った。 「っ・・・ヤァ・・・ゾロ・・・もっ・・・・ダメ・・・ヤダ・・・・挿れ・・てっ・・・ああっ・・・」 サンジは、涙で溢れ返った瞳でゾロを振り返り、そう言って腰を揺らす。 「ふぁ・・・あっ・・・・んっ・・・あっ・・・ゾロッ・・・ヤッ・・・」 サンジは、内側から抉られるような感覚に無意識に腰を引く。 「クッ・・・・キツっ・・・・もっと力抜けよ・・・。 これじゃあ、もたねえよ・・・。」 ゾロは、呻くようにそう言うとサンジの雄に手を添え、ゆっくりと上下に扱いた。 「んっ・・・あっ・・・ああっ・・・ダメッ・・・あ・・ん・・・・ゾロ・・・」 ゾロの巧みな愛撫にサンジは、がくりと肘をつき、腰を揺らす。 「ああっ・・・・ヤッ・・・ん・・あっ・・・ゾロ・・・ゾロ・・・あっ・・・ゾ・・・・ロォ・・・」 ゾロの腰の動きに合わせ、サンジは腰を揺らしながら嬌声を上げる。 「っ・・・・てめえの中・・・最高だ・・・。」 「あっ・・・ヤァ・・・んな・・・事・・・言う・・・ああっ・・・ゾロ・・・・」 サンジは、髪を振り乱して、押し寄せる快楽に身を任せた。 「あああっ・・・・ゾロ・・・俺も・・・あっ・・・ヤァ・・・んっ・・・クッ・・・ヤッ・・・イ・・クッ・・・」 ビクンと大きく背中を仰け反らせ、サンジは、ソファーに白濁の精を吐き出す。 「っ・・・・・サンジ・・・俺も・・・ヤベ・・・え・・・・クッ・・・」 ゾロは、その収縮に逆らうように激しく挿入を繰り返し、サンジの中に白濁の精を叩きつけ 「ん・・・・ゾォ・・・・ロォ・・・・」 サンジは、身体を反転させ、甘える仕草でゾロの首に腕を絡ませてくる。 「なんだ・・・? まだヤリ足りねえのか・・・?」 「ん・・・・もっと・・・・ねっ?」 ゾロの言葉に、サンジはコクンと首を傾げ、桜色の染まった頬に潤んだ瞳でそう哀願する。 「・・・・仕方ねえな・・・。」 ゾロはそう言いながら、必死で緩む頬を引き締め、サンジの腰を揺さぶった。 「あっ・・・はぁっ・・・ゾロ・・・・んっ・・・・イイ・・・あっ・・・」 サンジは、ゾロにしがみつきながら、再び、その身を快楽の淵に沈めていった。 「いい加減にしろっ!!」 そう言う怒声と共に、ドカッと格納庫のドアが勢い良く開く。 「お熱いところ、申し訳ないんだけど・・・。」 「えっ?!あっ・・・・ナミしゃん?!」 サンジは、ナミの剣幕に慌てて衣服を着て、体裁を整える。 「・・・・なんだよ。 何か用か・・?」 ゾロは、不機嫌さを隠そうともせずそう言ってナミを睨み返した。 「あんたねえ、一体なんなのよ!! 昼間っからサンジ君独占して、この有様は!!」 ナミは、そう言うが早いか、ゾロの頭上に鉄拳を奮う。 「ナ、ナミしゃん・・・・・。」 「っ・・・・痛えーーーっ!! なにすんだ、この暴力女!!」 ナミの尋常じゃない剣幕に怖れ戦くサンジの隣で、ゾロはそう文句を言って立ち上がった。 「あんたねえ。 いくらサンジ君を独占したいって言っても・・・。 ルフィを眠らせて、あたしや ナミは、ゾロの視線に全然臆することなく、そう言い放つ。 「ちょ、ちょっと、待って? なぁ、ナミさん・・・・ルフィが眠らされた? ウソップやナミさんが脅 ナミの言葉にサンジは、怪訝な表情でそう聞いた。 「・・・・・・ヤバい・・・。」 ゾロは、小さな声でそう呟いて、そっとサンジから距離を置く。 「サンジ君・・・。 そこにいる馬鹿剣士は、あたしが、サンジ君に美味しいお茶を入れて貰お ナミは、呆れた視線をゾロに向けながら、サンジにそう説明した。 「本当に、サンジ君、とぉーーーっても、愛され過ぎちゃって良いわよねぇ・・・。」 「ナミさん・・・・。 お詫びに後ほど、スペシャルなディナーをご用意させて頂きますから・・・。 サンジはナミの言葉にそう言って、にっこりと笑顔を向けた。 「・・・・・じゃあ、そうさせて貰おうかしら・・・。 サンジ君、なるべく早くね。」 ナミはそう言うと格納庫から出ていく。 「はい、かしこまりました。」 サンジはそう言ってナミに恭しく頭を下げ、自分から距離を離していくゾロに視線を向ける。 「このクソ腹巻きーーーーっ!! てめえ、なんてことをナミさんに!!」 サンジは、そう叫びながら、ゾロに蹴りを繰り出した。 「うわっ! おっ! 仕方ねえだろ・・・。 俺だって、独占したかったんだから・・。 そりゃ、少 ゾロは、立て続けに放たれるサンジの蹴りを必死でかわしながら、バツが悪そうにそう言う。 「問答無用だ!! 俺に内緒でそんな裏工作するなんざ・・・許さねえ!! 喰らえッ!!」 バキッ!! ドカッ!! 「Σガハッ・・・ッ・・!!」 ゾロは、サンジから情け容赦ない蹴りを数発浴びて、格納庫の床に沈んだ。 サンジは、床に蹲ったまま動かないゾロの頭を撫でてそう呟く。 「・・・・昼間、出来ねえ分、夜にちゃんと独占させてるだろうが・・・。 ガキか、てめえは・・・。 サンジはそう言って、そっとゾロの頬にキスを落とし、格納庫を出ていった。 「・・・・・・・・・こう言うところが、素直じゃねえんだよなぁ・・・。 けど・・・・ククク・・・やっぱ、 ゾロは、蹴られた腹をさすりながら、そう呟いて苦笑した。 「ナミさ〜んvv ロビンちゃ〜んvv お食事の用意出来ました〜vv ほらっ! クソ野郎 いつもより少し掠れたサンジの明るい声が、ゴーイングメリー号に響きわたった。 |
<コメント> こちらは、みずきさんのリクエストで・・・・・。 『独占欲丸出しのゾロ』だったかなぁ・・・『サンジが好きで好きで堪らないゾロ』 だったかなぁ・・・。 すみません・・・(平謝り!) リク内容があやふやで・・・・・(TOT) 一応、大まかなスジが同じの二通り作ってみたんですが・・・(汗) っで、こちらが、『独占欲丸出しのゾロ』ぽいかなぁ・・・。 相変わらずのお馬鹿ゾロです。 あはは・・・確認したら。 リクは、『馬鹿ップルで可哀想なくらいサンジにメロメロなゾロ』 だったそうで・・・。(見事にリクハズし!) もうもう、ごめんなさいです。みずきさん!(泣) お言葉に甘えてUPさせて頂きました。 脱兎!! |