Drug Fruits







「ナミしゃ〜ん、申し訳ありません! 我が船の倉庫は、大食い魔王の夜襲を受け、壊滅的

な打撃を被りました〜! どうしましょう・・・・・このままでは、航海もままなりませ〜ん!」

サンジが、早朝、ナミの元に、そう言って、泣きついてきた。

「えっ?! 倉庫がどうかしたの??」

ナミはそう言って、サンジと共に、倉庫に向かう。

そこには、3日前に、島に上陸した際に、買ってきた、食材が、山のようにあったはずであ

る。

「・・・・・ない。 ・・・・・全く・・・・モノの見事に、空っぽ、ね。 ・・・・・・・ルフィの仕業ね。

ルフィは、何処? 鍵、有ったはずよね??」

ナミは、見事なまでに、食材が消えて空っぽになった倉庫に入り、サンジにそう言った。

「はい、昨日の夜、ちゃんと鍵かけたつもりだったんですが・・・・ 申し訳有りません!!

倉庫管理は、俺の仕事。 ・・・それなのに、こんな失態を・・・・ あっ、ルフィなら、今朝、倉

庫から出てきたところを捕まえて、マストに括り付けてあります。 ・・・・しかし、食料が、

冷蔵庫の中のモノで・・・・・・切りつめて、3日間が限度です。 ナミさん・・・・・どうしましょ

う・・・」

「・・・仕方がないわ。 少し、ログから外れるけど、近くに、上陸できる島がないか、探してみ

るわ。 ・・・もし、なかったら、ルフィを餌に、海王類でも、捕まえましょう。 なんとかなるわ

よ、きっと。」

ナミは、にっこりと笑って、サンジの肩をポンと叩く。

「あ〜、ナミさんvv 何てお優しいんだvv あなたの愛に報いるため、このサンジ、冷蔵庫の

中のモノで、1週間、もたせてみましょうvv」

サンジは、そう言って、ナミに、目からハートを飛ばした。

「はい、はい、がんばってね、サンジ君vv」

ナミは、サンジを軽くあしらうと、マストに縛られているルフィに、事情を聞きに行く。

「・・・・鍵は、開いてたぞ。 だから、俺、ラッキーだと思って、そのまま入って、中のモノ、

全部食べて・・・・寝たんだ。 いやあ、腹一杯になりすぎて、お腹がつっかえて、倉庫の外に

出られなくなっちまって・・・・・ 腹が引っ込んで、やっと外に出れたと思ったら、サンジとばっ

たり会ってよ・・・・・・・・っで、こうなっちまった。 ニシシ・・・・・・・」

ルフィは、あくびれずに、そう言って、笑った。

「・・・・・あんた、事の重大さが、全く、解ってないわね。 いい?? もし、このまま、近くに、

食べ物のある島がなかったら、あたし達、飢え死によ?? わかる?」

「・・・・・それは、困った。」

「全然、、わかってない!!」

バキッ!!

ナミは、天候棒で、ルフィの頭を殴る。

「・・・・・ルフィ、あんた、そこで、今日一日、何も食べられないからね。 ちゃんと、反省しなさ

い、わかった?」

「・・・・・あい。」

ナミは、そう言うと、部屋に戻り、この海域の海図を広げる。

「・・・・もう、ルフィの大食らいには、困ったモノね。 うちのエンゲル係数高いの、あいつ一人

のせいだもの。 ・・・・・・・それにしても・・・・何で、鍵が・・・・・・・・・・・ 

あっ、あたしだ。 昨日、あたし、夜、倉庫に行って、ミネラルウォーター持ってきて・・・・・・

鍵、かけて・・・・ない。 ごめんね、サンジ君。 ・・・・・でも、夜のキッチンには、入れないよう

にしたあなた達が、悪いのよ。 ・・・・・このことは、黙っとかなきゃ。 さっ、急いで、上陸で

きそうな島を探さなくちゃ、あたしのせいだもの。」

ナミは、心の中でサンジに謝ったが、このことは、自分の胸に秘め、食料を調達できそうな島

を探す。











「はあ・・・・ナミさんにああ言ったものの、やっぱ、1週間は、きついよなあ・・・・ でも、管理

し損ねた俺の責任だ。 なんとか、利用できるモノ利用して、やりくりしなくちゃ。」

サンジは、キッチンで、冷蔵庫を覗き、ため息を吐いた。

「サンジ君、あったわよ。 上陸できそうな島。 ここからだと、昼過ぎには、着けそうよ。

街は、ないみたいだけど・・・・・行ってみるだけ行ってみる?」

ナミは、海図から探し出した島を見つけ、キッチンにいるサンジに、そう伝える。

「ありがとうvv ナミさんvv 助かります。 島に行けば、何かしら、生えているはずです。

それにうまくいけば、生き物もいるかも。 感謝しますvv ナミさんvv」

サンジは、ナミの手を取って、目からハートを飛ばし、頬をすり寄せた。

「別に、良いわよ、サンジ君。 ・・・・そうと決まったら、上陸の準備しなくちゃねvv」

いつもは、無下に振り払う手もそのままに、ナミは、サンジにそう言った。

予定にない上陸は、すぐに他のクルー達に伝えられ、食料の調達に、サンジ、ゾロ、チョッパ

ーが、上陸することになった。













「島だーっ!! 島が見えてきたぞーっ!!」

見張り台のウソップから、島、発見の声が聞こえる。

「おし! 一丁、食料調達と行きますか・・・・・ ゾロ、てめえ、迷子になんか、なるなよ。

チョッパー、こいつが、迷子にならねえように、見張っててくれ。 頼んだゾ。」

甲板で、上陸の用意を済ませたサンジが、チョッパーにそう言う。

方向音痴のゾロを一人で行かせるわけにはいかず、食べ物に詳しいチョッパーが、一緒に

同行する事となったのだ。

「おう! 俺が、ゾロと一緒に行くから、大丈夫だ。 サンジ、一人で、本当、大丈夫か?

三人で、一緒に行動した方が・・・・・」

一人で行動するサンジを心配して、チョッパーは、サンジにそう言った。

「駄目だ。 出航まで、時間がねえ。 効率よく、二手に分かれた方が、たくさん採れるだ

ろ? さっ、行くぞ。」

「ああ、てめえには、絶対採れないような、獲物、採ってきてやるぜ。 行くぞ、チョッパー!」

「ふん、せいぜい、チョッパーの、脚、引っ張るんじゃねえゾ。」

ゾロとサンジは、そう言いあいながら、船を下りていく。

「ああっ、ちょっと、待ってよ、二人とも・・・・・・・ゾロ、待って・・・・」

チョッパーが慌てて、二人の後を追い、船を下りていった。


















++++++++++++++++++++



「・・・・・結構、この島、広いな。 でも、良かったぜ。 食えそうな果物がいっぱいあって・・・・

これなら、次の街まで、なんとかなりそうだ。 ・・・・・あいつら、大丈夫かなあ。 おっ、美味

そうな実、発見。 ・・・・・・見た目、桜桃に似てるなあ。 どんな味かな、味見してみる

か・・・・・」

サンジは、島で見つけた桜桃によく似た果実を口に含む。

「!美味え!! これ、いけるぜ。 おやつにもってこいだな。 ・・・・・これで、タルト作って、

ナミさんとロビンさんにお出ししよう。 良し、もっと一杯持って帰ろう・・・・・・」

サンジは、自分でも、少しつまみながら、その果実を袋に詰めた。

「・・・・ふう、こんなもんで良いよな。 あまり日持ちしそうにないから、残ったら、ジャムか何

かにして・・・・・・ あ・・・・あれ・・・・・なんか、身体が・・・・・・熱くなって・・・・・き・・・・た。

はっ・・・・・なんだ・・・・・・俺・・・・・・身体が・・・・・・・」

サンジは、その場に、ヘタリとしゃがみ込む。

力が抜けて、重いリュックが、担げない。

「・・・・・ヤバい。 ・・・・・この実だ。 ・・・・・こいつに、何か毒が、あったのかも・・・・・

・・・・・・でも、痺れる感じじゃねえな。 この感じは、どっちかっていうと・・・・・・・はあ、身体

が・・・・・・・・・」








一方、ゾロとチョッパーは・・・・・・・・・

「ゾローッ!! 一体何処に、消えたんだ? あれだけ、俺から、離れるなっていったの

に・・・・・・ ゾローッ!!」

チョッパーは、はぐれたゾロを探し回っていた。

ゾロは、獲物を見つけると、チョッパーの言うことも聞かず、その獲物を追って、林の奥に消

えていったのだ。







「フーッ・・・・・・素早くて、しぶとい野郎だったぜ。 まあ、これで、獲物勝負は、俺の勝ちだ

な。 これだけの獲物、見せりゃあ、皆、何も言うまい。 ・・・・・・・ところで・・・・・・・ここは、

どこだ????」

ゾロは、獲物を肩に担いで、林の中を歩き回る。

ふと、見慣れた金色が、目に留まった。

ゾロは、その色の方に、走っていく。

「サンジ! どうしたんだ? 何があった??」

ゾロは、獲物を放って、サンジの側に駆け寄った。

桜桃の実によく似た実を付けた木の下に、サンジは、しゃがみ込んでいた。

着衣に乱れはあるものの、別に、怪我をした様子もない。

サンジの周りにあるのは、食べた実の種と思われる物が、落ちているだけだった。

・・・・・・この実を食ったのか?

「サンジ、どうしたんだ。 こんなとこ、しゃがみ込んで・・・・・」

ゾロは、サンジの肩に手をのせ、身体を揺する。

「ああっ・・・・やっ・・・・触る・・・な・・・・・ああ・・・・・ゾロ・・・・・俺・・・・・・・なんか・・・・・・・

・・・・・なんか・・・変なんだ・・・・・・身体が・・・・・・火照っちゃって・・・・・・ゾロ・・・・ゾロ・・・・

・・・・・・俺・・・・変だ・・・・・・・・ヤリたくなっ・・・・・ああ・・・・・ゾロ・・・・・・ねっ、シよ・・・・・」

サンジは、潤んだ蒼い瞳で、ゾロを見つめた。

いつもは、きっちり着こなしているジャケットは、脱ぎ捨ててあり、シャツも、途中まで、ボタン

がはずされ、ネクタイが、解けかかっている。

そのシャツの間からは、上気した白い肌がピンク色に染まってチラチラとゾロを煽る。

風に、金色の髪がサラサラと流れ、上気してピンク色に染まった頬にかかる。

薄く、濡れた唇から漏れる吐息に・・・・・・・・・・・・・

ゾロは、堪らなくなって、サンジを抱き寄せた。

「ああっ・・・・駄目だ・・・・・触られただけで・・・・・・ゾロ・・・ゾロォ・・・俺・・・・・」

サンジは、そう言って、ゾロの首にギュッとしがみつく。

「・・・・サンジ・・・」

ゾロはそう言って、サンジの唇を奪う。

「んんっ・・・・・・ん・・ん・・・・ふ・・・ん・・・・・」

サンジの吐息に後押しされ、ゾロは、深く口付けを続ける。

半開きの口の中に、舌を挿し入れ、熱いサンジの口内をくまなく蹂躙する。

いつもは、おずおずと差し出されるサンジの舌も、今日は、積極的にゾロに絡めてくる。


・・・・・・こういう積極的なのは、初めてだな。

・・・・催淫の効果のある実だったのか・・・・・・・

でも・・・・・これはこれで、かなり・・・・・クル・・・・


そんなことを考えながら、ゾロは、唇から名残惜しげに離れると、シャツのボタンをはずし、

サンジの鎖骨に舌を這わせる。

サンジの胸の尖りは、触れてもいないのに、ツンと上向いて、赤く染まっている。

ズボンの上からでも、窮屈そうに収まっているサンジの雄が、良くわかった。

「・・・・きつそうだな・・・・・・」

ゾロはそう言いながら、その赤い尖りを口に含み、もう片方を指で軽くつまんだ。

そして、サンジのズボンのベルトに手を掛け、一気に下着と共に、下に下ろした。

サンジの雄は、先端から滲み出る液で濡れ、天を突くほどに勃ち上がっている。

「ひゃあんっ・・・・あああっ・・・・あん・・・・・はあ・・・ゾロ・・・っ・・・ゾロ・・・んん・・・」

サンジは、ビクンと身体を仰け反らせ、瞳から、涙を溢れさせる。

赤い尖りを舌で弧を描くように舐め、その先端を押しつぶすように、何度も、繰り返した。

「ああん・・・ゾロ・・・・ヤッ・・・・俺・・・・も・・・・ねっ・・・・ああっ・・・ヤッ・・・イク・・・・・クッ・・」

サンジは、ゾロの愛撫に、ビクビクと身体を震わせて、ギュッとゾロにしがみつき、白濁の精

を、己の腹に吐き出す。

ゾロは、サンジの腹の上についた精を、舌で舐め取り、そのまま、サンジの体勢を入れ替

え、秘蕾に、舌を這わせた。

サンジの秘蕾は、催淫の実のせいか、ヒクヒクと蠢き、ゾロの舌と指を、難なく飲み込んでい

く。

「ああん・・・・ゾロ・・・早・・・く・・・・・ちょうだい・・・・・ねっ・・・・もう・・・・・ゾロの・・・欲し

い・・・・ああ・・・・はあ・・・ん・・・・・」

サンジは、無意識に腰を動かし、ゾロに、哀願する。

「・・・・・どうなっても、知らねえゾ。」

サンジのおねだりに、我慢しきれなくなったゾロは、内襞を解す間もなく、己の雄を一気に突

き入れた。

サンジの内襞は、実の影響か、すんなりと、ゾロの雄を飲み込んだ。

「あああっ・・・・あん・・・・あん・・・はあ・・ん・・・ゾロ・・・・気持ち・・・いい・・・ん・・・ああ・・・・

・・ねっ・・・・・動いて・・・・・あん・・・・はあ・・・・・」

サンジは、そう言って、自分から、腰を振りだした。

ただでさえ、ゾロの雄を締め付け、やわやわと収縮を繰り返す内襞に、サンジの腰の動きが

加わって、ゾロは、目の眩むほどの射精感を何度も味わう。

「・・・クッ・・サンジ・・・・・」

ゾロは、堪らず、サンジの中に白濁の精を吐き出した。

「あん・・・・・あああ・・・あん・・はあん・・・・・ゾロ・・・・ゾロの・・・・もっと・・・・もっと・・・・

ちょうだい・・・・ん・・・んああ・・・」

サンジの嬌声に煽られ、ゾロの雄は、サンジの中で、また一周り大きくなる。

ゾロは、ギリギリまで腰を引き、だんだんと激しく、挿入を繰り返した。

「ああん・・・・ゾロ・・・ゾロ・・・ヤッ・・・・イク・・・・イッちゃ・・・う・・・・・ああん・・・イ・・・クッ・・」

サンジは、地面に白濁の精を吐き出した。

射精を受けて、サンジの内襞が、また、キュッと締まり、ゾロの雄を締め付ける。

「・・・・クッ・・・」

ゾロは、小さく呻いて、またサンジの中に、白濁の精を吐き出した。

「はあん・・・・ゾロ・・・・もっと・・・・ちょうだい・・・・俺の中・・・・ゾロので・・・・一杯・・・・にし

て・・・・」

サンジは、そう言うと、ゾロの方を向き、自分から、ゾロの唇を舌でこじ開け、深く口付ける。

そして、ゾロに覆い被さると、自分の中に、ゾロの雄を手で、招き入れた。

さすがのゾロも、初めて見るサンジの乱れた姿態に驚きを隠せなかったが、身体は、正直な

モノで、すぐに、熱を帯び始める。

ゾロは、サンジを騎乗位で座らせると、両手で腰を抱えて、激しくサンジの中に突き入れた。

「ああっ・・・すご・・・い・・・ああん・・・・はあ・・・ヤッ・・・・奥まで・・・・届い・・・・あああっ・・・」

サンジは、自らも腰を動かし、身体を仰け反らし、快楽を追う。

ゾロは、サンジの最奥の一点を探り、そこを集中して、何度も挿入を繰り返した。

「ヒャッ・・・ん・・・・あああっ・・・・ゾロ・・・また・・・・クル・・・・・ヤッ・・・・イク・・・・・ああ・・・・

・・・ゾロ・・ゾロ・・・・クッ・・・」

サンジは、金色の髪を振り乱し、身体を仰け反らせて、ゾロの上に白濁の精を吐き出した。

そして、そのまま気を失って、ゾロの上に倒れ込む。

「・・・・クッ・・・」

ゾロもまた、同じくして、サンジの中に白濁の精を吐き出す。

・・・・・・・・・・参った・・・・・・・こんなに乱れたこいつは、初めてだ。

・・・・・・・だが、たまには、こんなもの・・・・・・悪くねえ。

ゾロは、自分の着ていたシャツで、サンジの身体を拭くと、洋服を着せた。

ふと、サンジのリュックを見ると、サンジが食べた物と同じ実が、袋にたくさん入っている。

「これは、持っていっても、食えねえな。 捨てていくか。 ・・・・・・。」

ゾロは、その袋を、リュックから取り出して、地面に投げ捨て、気を失っているサンジと、リュ

ックと獲物を肩に担いで、その場を後にした。

「おい! ゾロ!! 何処に行ってたんだよ!」

チョッパーが、ゾロの姿を見つけて駆け寄ってきた。

そして、ゾロに担がれ、気を失っているサンジに、気付く。

「お、おい、サンジは、一体、どうしたんだ? 何で、気を失ってんだ?? 何で、ゾロ、裸な

んだよ。 ・・・・・なんか、お前ら、雄の匂いがする・・・・・ クン・・・・・この動物の匂いか

な??」

匂いに敏感なチョッパーがそう言って、クンクンと匂いをかいだ。

・・・・・・さすが、チョッパー・・・・・鋭いな。

「・・・・ああ、たぶん、そうだと思うぞ。 チョッパー、すまねえが、このリュック、持ってくれね

えか。」

ゾロは、そうごまかして、チョッパーに、サンジのリュックを預けた。

そして、三人で、船に戻っていった。
















+++++++++++++++



「ただいま〜、一杯採ってきたよ〜。」

「おかえり、チョッパー。 あら? ゾロ、サンジ君、どうしたの? 怪我でもしたの? 

・・・・それに、何で、あんた、上半身裸なわけ??」

ゾロに抱えられたサンジを見て、ナミは、二人にそう聞いた。

「・・・・ああ、ちょっとな。 ・・・・・気を失ってるだけだ。 ・・・・・部屋に寝かせてくる。」

ゾロはそう言って、サンジを部屋に運んだ。

そして、ベッドに寝かせると、また、甲板に戻ってきた。

「・・・・・チョッパー、ちょっと、いいか。」

「??何だ、ゾロ。」

ゾロは、チョッパーをキッチンに連れていくと、さっきの桜桃によく似た実をチョッパーに見せ

る。

「・・・・この実、なんだか、わかるか?」

ゾロは、チョッパーに聞いてみた。

「ん? ・・・・この実・・・・・ちょっと待って・・・・・あっ、これ、確か、たくさん食べると、催淫の

効果があるんだ。 桜桃のみによく似てるからって、食べ過ぎると、良くないんだぞ。 

食わない方が良いぞ。 ・・・・でも、何で、ゾロが、これ、持ってんだ?」

チョッパーが、不思議そうにゾロに聞いた。

「・・・・実は、サンジの奴、これ食ったみたいで、それで、気を失ってたんだ。 これ、毒とか、

後遺症とか残ったりしねえのか?」

「えっ?! サンジ、この実、食ったのか? この実には、別に毒も、後遺症もないし・・・・・・

平気だと思うぞ。 催淫たって、暫くしたら、切れるハズなんだ。 ・・・・・でも、おかしいな。 

この実を食べても、別に、意識を失うことはないはずなんだけど・・・・・・・・・・」

「チョ、チョッパー、ありがとう。 もう良いぜ。 ありがとうな。 毒とか後遺症がないなら、

それで良いんだ。 俺、サンジの様子、見てくる。 サンキューな、チョッパー。」

チョッパーの言葉に、ゾロは慌てて、キッチンを出ていった。

「???・・・・・なんで、ゾロ、そんなに慌ててるんだ??」

一人キッチンに残されたチョッパーは、そう呟いた。













「・・・・・あー、あぶねえ・・・・・チョッパー、気付いたかな。 ・・・・ヤバかったな。」

ゾロは、ベッドの脇で、サンジを見ながらそう呟く。

「・・・・・ん? ・・・・ゾロ・・・・・・・・・・俺・・・・痛っ・・・・」

サンジが、勢い良く、飛び起きる。

「・・・・無理すんな。 あれだけ激しいことヤッたんだ。 すぐには、動けないだろ?」

そう言って、ゾロは、ニヤリと笑う。

「??? ・・・・・・・・・あっ・・・・・///////」

サンジは、さっきのことを思い出して、耳まで真っ赤になった。

「クク・・・・思い出したか? ・・・・・どうやら、記憶は、残ってるようだな。」

ゾロはそう言って笑った。

「うぅ〜・・・・・//////」

「・・・・たまには、あんなてめえも、悪くねえ、な。」

「あ、あれは・・・・・あの変な実を食ったせいで・・・・・/////」

「俺は、好きだぜ。 どっちのてめえも、な。」

ゾロはそう言うと、チュッとサンジの唇を奪った。

「!!・・・・//////馬鹿、もう・・・/////」

サンジは、ますます真っ赤になって、頭から、すっぽりと毛布を被った。

「ククク・・・・・・とにかく、暫くは、横になっとけ。 後で、夕飯作るの、手伝ってやっから・・・」

ゾロは、そう言って笑い、サンジの頭の部分をポンと叩くと、そのまま部屋を出ていった。










「なあ、ナミ・・・・・・・・ゾロの奴、ちょっと、変じゃねえか? さっきから、ニヤニヤとして・・・・・

正直、あんな面で、ハンマー振り回さねえで欲しいよな。 一体、何考えてんだろ?」

ウソップが、鍛錬しているゾロを盗み見ながら、こっそりとナミにそう言った。

「馬鹿ねえ、ウソップ。 そんなこと、すぐわかるじゃない。 サンジ君のことに決まってるでし

ょ。 あんな顔してるときは、まず間違いないわ。 きっと、何かあったのよ。 ・・・・・・放って

おきましょ。」

ナミは、チョッパーから、キッチンでのゾロとの会話と、例の実の話を聞いて、だいたいの事を

把握していた。



「・・・・・・ナミ・・・・サンジ・・・・・俺、いつまで、ここに括りつけられてたら・・・いいんだ??」

腹を空かしたルフィが、マストの下で、そう力無く呟いた。




・・・・・ゴーイングメリー号、只今、順調に、航海中(?)・・・・・・・・である。





 <END>




    
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<コメント>

レボレボ☆あゆみちゃまのリクで、【媚薬サンジにゾロ、メロメロvv】
というお題でしたが・・・・・・・・・どうもなあ・・・・・・・・駄目駄目だ〜(-_-;)
媚薬・・・・・・『買う、ナミから貰う』って言うのも、浮かんだんだけど、
それじゃあ、ありきたりすぎて・・・それなら、と、考えたモノなんですが・・・・
抜かず3発、ノリノリサンジ・・・・(-_-;)
いかがでしょうか?? こんな媚薬、『あり』にしてくれますか〜、あゆみちゃま!
こんなものでよかったら、ゴミ箱にでも、いれて置いて下さいませvv
・・・・でも、これでも、長いよね・・・・・ごめんね、あゆみちゃま・・・・