とんでもNIGHT★






ゴーイングメリー号、快晴のお天気の午前中・・・・・・

朝食を終え、クルー達は、思い思いの時間を過ごしている。

しかし、サンジだけは、お仕事中。

野郎共の服を洗濯し、船尾で、洗濯物を干す作業をしていた。

いつものように、チョッパーだけは、サンジの洗濯のお手伝いをしている。





「なあなあ、サンジ。 お願いが有るんだけど・・・・・良いかな?」

そう言って、チョッパーが、サンジに、声を掛けた。

「おう、なんだ、チョッパー、改まって・・・・・良いぜ。 俺に出来ることなら、な。」

サンジはそう言って、ポンとチョッパーの帽子を叩く。

「・・・・・あの、な。 ・・・・・実は、今日、俺、誕生日なんだ。 ・・・・・だから・・・・・

だから、サンジの一日を、俺にくれ! ・・・ぜ、全部って言うんじゃないんだ。 

一緒にお風呂に入ったり、遊んだり・・・・今日一日だけで良いから、ずっとサンジの

側にいたいんだ。 ・・・・・ダメかな? ・・・・・だけど、俺・・・・サンジのこと、ドクター

と同じくらい好きなんだ。 ・・・・・だから・・・・今日だけで良いから・・・俺・・・・

ずっと、サンジの側に居ちゃダメ?? 絶対に、邪魔したりしないから。 お手伝いだ

って、一生懸命にするよ。 ・・・・・だから・・・だから・・・・・一緒にいて、

サンジ・・・・」

チョッパーは、帽子を深く被り、震える声で、サンジにそう言った。

「えっ?! ・・・・お前、誕生日って・・・・なんで、早く言わねえんだ! ああ、今から

やっても、夕方に間に合わねえかも知れねえじゃねえか! なんで、大事なこと

を・・・・こうしちゃいられねえ。 早速、倉庫の中、調べて、パーティーの準備しねえ

と・・・・おらっ、なにぐずぐずしてる! 倉庫に、行くぞ、チョッパー!」

サンジは、洗濯物を途中で、放り投げて、チョッパーを抱き上げると、その場を離れる。

「えっ?!なに?・・・・サンジ??」

チョッパーは、サンジの腕の中で、キョトンとした顔で、サンジを見上げた。

「・・・・・今日一日、俺の側に居るんだろ? だったら、ちゃんと働いてもらわねえと、

な。」

サンジは、そう言ってニヤリと笑った。

「・・・・サンジ・・・・うん。 俺・・・俺、一生懸命に手伝う。 ・・・・・・ありがとう、

サンジ・・・・」

そう言って見上げるチョッパーの目尻に涙が光る。

「馬鹿だなあ、それくらいで泣くんじゃねぇよ。 まっ、俺からの、誕生日プレゼント

だ。 何も用意できそうにねえし・・・・ナミさん達も知らねえんだよな。 ・・・・・全く、

そんな大事なことは、もっと早く言わねえと、ダメだぞ。」

サンジは、そう言って、テラスで新聞を読むナミのところに向かった。

それから、ナミに事情を話し、サンジは、チョッパーと共に、倉庫に入る。

ナミは、呆れたようにチョッパーを見てから、他のクルー達に伝えた。

皆、了解し、急いで、パーティーの準備に取りかかる。

その中で、一人怪訝そうな顔をして、倉庫に入る二人を見つめるゾロがいた。




・・・・・・なんで、チョッパーと一緒なんだ?




ゾロは、サンジとチョッパーの間にそんな約束事があるなんて、知るよしもなかった。















「・・・・・なあ、チョッパー、てめえ、何、食べたい? なんでも作ってやるぞ。」

サンジは、そう言って、倉庫の中の食材から、適当な材料を選んでいく。

「お、俺は、何でも・・・・サンジの作るモノなら、何でも美味いから、何でも良い。」

チョッパーはそう言って、サンジから手渡される食材を受け取った。

「おうおう、嬉しい事言ってくれるじゃねえか、チョッパー。 任せな。 腕によりをかけ

てスペシャルな料理を食わせてやるぜ。」

サンジはそう言って、チョッパーに、にっこりと笑った。




・・・・・・サンジって・・・・・綺麗だな・・・・・・




チョッパーは、サンジの笑顔に暫く見とれている。

「・・・・・・・・・。」

その様子を、ゾロは、窓の外から黙って見ていた。




・・・・・・・まずいな。

・・・・・・チョッパーのあの表情は、マジ、ヤバい。

・・・・・完全に、惚れてるな・・・・・あの瞳は・・・・・

・・・・クソッ。 

・・・・・サンジの野郎・・・・・少しは、危機感、持ちやがれってんだ。

・・・・・・ああ、イライラする・・・・・・むかつく・・・・・・

・・・・・・・ダメだ。 見てると、腹が立ってイライラしてくる。

・・・・・・・・情けねえ・・・・・・・こんな時こそ、鍛錬に集中せねば・・・・・・




ゾロは、窓から離れると、自分の思いを振り払うように、一心不乱に特製ハンマーを振った。

その形相たるは、凄まじく凶暴且つ、殺気を放っており、誰一人、半径3m以内に近づく者は

いなかった。

『触らぬ神に祟り無し』・・・・・・そんな自殺行為に走る馬鹿者は、この船には誰もいない。

皆、薄々に、その原因が、サンジとチョッパーにあるとわかってはいたのだが・・・・・・

それを知らないのは・・・・・・・当のサンジとチョッパーだけであった。

そう言うわけで、ゾロは、サンジに一日中べったりのチョッパーに大いにやきもきし、時間が

経つほどに、不機嫌さを増していった。











「「「「「「チョッパー、誕生日、おめでとう!!」」」」」」

「ありがとう、皆・・・・・俺・・・嬉しい。」

なんとか夕方に、パーティーの用意もできて、チョッパーの誕生日パーティーが、無事開か

れた。

「・・・・・ごめんね、チョッパー。 もう少し早くにわかっていたら、プレゼント用意でき

たのに・・・・・」

「そうだぞ、チョッパー、ちゃんと先に言えよな。」

皆が、残念そうにチョッパーにそう言う。

「ううん。 こんなにお祝いしてくれるだけで、俺は、充分だ。 ・・・・それに、プレゼン

トは、もう、貰ったから・・・・・本当に、皆、ありがとう。」

チョッパーは、そう言って、にっこりと笑った。

「? 何? プレゼントって・・・・誰からかもらったの??」

ナミが、不思議そうにチョッパーにそう言う。

「えへへ。 ・・・・・・それは、内緒だ。」

チョッパーは、終始にこやかに笑って、そう言った。

そして、パーティーも夜遅く終了して、クルー達は、皆、部屋に引き上げる。

甲板に、残っているのは、チョッパーとゾロの二人だけ。

サンジは、キッチンで、後片付けをしていた。

「・・・・・・なあ、チョッパー・・・・」

ゾロが、そう、チョッパーに話しかける。

「ん? なに? ゾロ??」

「・・・・・お前にプレゼントやった奴って・・・・・もしかしたら、あいつか?」

「? ・・・・・あいつって??」

「・・・・・だから・・・・あのクソコックかって、そう聞いてんだ。」

ゾロは、チョッパーの言葉にイライラしながら、そう尋ねる。

「・・・・・・・・うん、そうだよ。 サンジに貰った。 でも、どうしてそんなこと、聞くの?」

チョッパーは、ゾロの顔を見て不思議そうに逆に聞いた。

「・・・・・・別に。 ただ、お前の様子見て、なんとなくそうかなって・・・・・そう思っただ

けだ。」

ゾロは、苦虫を潰したような顔で、そう言う。

「・・・・・・そう。 ・・・・・・ゾロ、あのさ、俺・・・・・・」

「おう、チョッパー、終わったぜ。 風呂、入るぞ。」

チョッパーが、ゾロに言いかけたとき、サンジが、キッチンから出てきて、チョッパーにそう言

った。

「ぶはっ・・・・ごぼっ・・・げふっ・・・・」

ゾロが、飲んでいた酒をいきなり、噴き出す。

「えっ、ゾロ、どうかしたのか? ・・・・・大丈夫か?」

その様子に、チョッパーが、慌ててゾロの背中をさする。

「な、なんでも、ねえよ・・・・」

ゾロは、そう言って、チョッパーの手を払った。

「何してんだ。 ほらっ、行くぞ。」

「うん、わかった。」

サンジにせかされて、チョッパーは、ゾロの方を気に掛けながらも、サンジと共に、風呂に向

かった。

「・・・・・・サンジの野郎。 何考えてんだ。 ・・・・・あとで、絶対に、啼かせてやる。」

ゾロは、そう呟くと、酒を煽るように飲む。

しかし、一緒に入ったであろうサンジとチョッパーのことが、気になって堪らない。

ゾロは、風呂場に向かった。




「ふぅ。 終わったぜ、チョッパー。 あとは、バスタオルで、良く拭けよ。 風邪ひくか

らな。」

風呂場の中から、そう言うサンジの声が聞こえる。 

ゾロは、サンジの姿態を思い出して、固唾を呑んだ。

「うん、ありがとうな、サンジ。 ・・・・・・・サンジ、お前って、色、白いのな。 

あっ、虫に刺されたのか? なんか赤くなってるとこが、いっぱい有るぞ。」

そう言ったチョッパーの言葉に、ゾロが我慢していたものが、プチンと音を立てて切れる。

ガチャッ!!

勢い良く、風呂のドアが開いて、サンジとチョッパーは、驚いてドアの方向に目を向けた。

「「!!・・・・ゾロッ!!」」

そう叫んだサンジとチョッパーの瞳には、魔獣さながら凶悪な面構えのゾロの姿。

「・・・・ゾ・・・・ロ・・・」

いつもは、ゾロに対して怯むことのないサンジも、この時ばかりは、声が震えた。

チョッパーは、恐怖のあまり、声さえ出ない。

「・・・・・チョッパー・・・・・出てけ・・・・」

抑揚のない冷たい声で、ゾロは、チョッパーにそう告げる。

チョッパーは、言われるままに、恐怖に顔を引きつらせ、風呂を出ていった。

「な、なんだよ、てめえは・・・・いきなり、風呂に入ってくんなよな。 ビビっちまったじ

ゃねえか。」

サンジは、ゾロにそう言い返しながらも、ゾロの迫力に押され、後ずさる。

ゾロは、つかつかとサンジの側まで来ると、いきなり、顎を掴んで、噛みつくように口付けた。

「んんっ・・・・んーっ・・・んん・・・」

いきなりのことに、サンジは、ゾロの胸を叩いて抵抗する。

暫くして、やっとサンジの唇からゾロの唇が離れた。

「んっはあ・・・・・クソ野郎・・・・いきなりさかってんじゃねえ!」

サンジは、そう言ってゾロを睨み付ける。

「・・・・・てめえが、悪い。」

ゾロは、サンジの言葉に、冷ややかに笑みを浮かべてそう言った。

サンジの背中に、冷たい汗が、流れる。




・・・・・・・何か知らねえが・・・・・・すっげえ、怒ってる・・・・・・

・・・・・・・いや、怒ってるって言うもんじゃねえ・・・・・・キレてるぞ、これは・・・・・・・

・・・・・・・ヤバい・・・・・・何が、ヤバいのかわからねえが、俺の本能がそう言ってる・・・・

・・・・・・・逃げねえと・・・・・マジ・・・・ヤバそうだ・・・・・・




サンジは、そう決断すると、素早く蹴りを繰り出して、ゾロの脇を通り抜けようとした。

しかし、それも、魔獣と化したゾロには、通じない。

「・・・・逃がさねえよ。」

ゾロは、蹴り出したサンジの脚を掴み、そのまま壁にサンジの身体を押し当てた。

「ッ・・・・ゾロ、止め・・・・一体、何でそんなに怒ってんのかよ。 全然わけわかんね

えよ!」

サンジは、ゾロに手足の自由を奪われて、そう言って睨み付ける。

「・・・・・てめえが、他の奴と、風呂なんかに入るからだ。 ・・・・俺も、自分が、こん

な奴だとは思わなかった。 ・・・・・だが、止められねえ。 ・・・・・てめえのせいだ。

・・・・・責任、とって貰う。」

「うわっ、よせ・・・・なんで俺の・・・・んんっ・・」

ゾロは、サンジの口をもう一度塞いだ。

歯列をなぞり、その隙間から舌を挿し入れて、奥に縮こまっているサンジの舌を吸い上げ、

自分の舌を絡ませる。

それを何度も繰り返し、自分の口内にも招き入れて、更に必要以上にサンジの口内を貪っ

た。

「ん・・・・んんん・・・・・ふ・・・んん・・・・」

自然とサンジの口から嬌声が漏れ初め、初めは抵抗していたサンジの舌の動きも、ゾロの

舌の合わせ始める。

ピチャピチャと淫靡な音が、風呂場内に聞こえ始め、サンジは、堪らず、ゾロの肩に凭れ掛

かった。

「んはあ・・・・はあ・・・・クソッ・・・てめえが、そんなにやきもち妬きだなんて思っても

みなかったぜ・・・・・いつもは、飄々としてやがるくせに・・・・」

「・・・・俺も、だ。 想った以上に、俺は、てめえに惚れてるらしい・・・・・」

「////・・・・馬鹿か、てめえ・・・・そんなこと真顔で言うんじゃねえ・・・・恥ずかしい

奴・・・・・」

ゾロの言葉に、サンジは、真っ赤になってゾロを睨み付ける。

「・・・・じゃあ、言葉じゃなくて、態度にするか・・・・・」

ゾロはそう言って、サンジの首筋に唇を落とした。

そして、赤い印を散らしながら、ゆっくりと胸の尖りを舌で舐め上げる。

「ヒャ・・ン・・・・んああ・・・・はあ・・・んん・・・・」

サンジは、ゾロの首に腕を回し、ビクンと身体を震わせて、嬌声をあげた。

ゾロは、その嬌声に煽られるように、手をサンジの雄に添えるとゆっくりと扱く。

サンジの雄は、ゾロの手の中で、勃ち上がり、その先端から透明な液を滲みだしてきた。

「・・・ああっ・・・・ヤッ・・・・・ゾロ・・・・あん・・・・はあ・・・・んん・・・・・」

サンジは、ゾロの愛撫にビクビクと身体を震わせて、ゾロにしがみつく。

ゾロから、先端の敏感な部分を弄られ、サンジの雄から滲み出る液は、竿を伝い、秘蕾の方

まで濡らしていった。

ゾロは、サンジの雄を扱きながら、空いている手をサンジの秘蕾に這わせると、指で、内襞を

かき回すように動かす。

「ん・・・・ヤッ・・・ゾロ・・・・はあ・・・・ああ・・・んああ・・・・・」

ゾロの首に回されたサンジの腕にギュッと力が入る。

グチュグチュとサンジの前後から濡れた淫猥な音がして、二人の耳を擽る。

「ああっ・・・・あん・・・ヤッ・・・・ゾロ・・・・もう・・・お願い・・・・ダメ・・・ヤッ・・・・」

胸の尖りを唇で塞がれ、前後を手で愛撫されて、サンジは、堪らず腰を振った。

「・・・・挿れるぞ。」

ゾロは、そう言って、サンジの身体を壁に押し付け、両足を抱き抱えると、ゆっくりとサンジの

中に挿入する。

「あああっ・・・や・・・ん・・・・きつ・・・い・・・ああ・・・ダメ・・・はあ・・・ゾロ・・・・」

自分の体重が、重しとなり、腰を引くこともままならないまま、サンジは、体内に侵入してくる

感覚に身体を震わせた。

「サンジ・・・・奥まで、入ったぜ。 ・・・・・てめえの中、熱くてとろけそうだ・・・・」

ゾロは、サンジの耳元で、そう囁く。

「ヤッ・・・馬鹿・・・・そんなこと・・・言う・・・な・・・/////」

サンジは、恥ずかしさに身を震わせて、真っ赤になった。

その拍子に内襞がキュッとゾロの雄を締め付ける。

「ッ・・・クッ・・・・サンジ・・・・あんま、締めつけんな・・・・・・我慢できねえ・・・・」

ゾロは、呻くような声でそう言うと、ゆっくりと腰を打ち付けた。

「はあ・・・ああ・・・あん・・・・ああ・・・・ん・・・・ゾロ・・・・ゾロォ・・・・」

双方の腹で自分の雄を扱かれ、後口をゾロの雄で責められて、サンジは、ゾロの名を呼び、

ゾロにギュッとしがみつく。

「・・・ちゃんと捕まっていろ・・・・・」

ゾロは、そう言うと、ギリギリまで、腰を引き一気に根元まで挿入した。

「ヒャアッ・・っんん・・・ああっ・・・・ヤッ・・・ヤッ・・・・ゾロ・・・・あ・・はあ・・・・ん・・・

んん・・・」

ゾロは、サンジの嬌声と姿態に煽られるまま、激しく腰を打ち付ける。

「アアァァーッ・・・・ヤッ・・・ゾロ・・・ダメ・・・もう・・・ヤダ・・・イク・・・・・ヤッ・・・

はあ・・・ん・・・・」

最奥の敏感なところをゾロの雄で探られて、サンジは、大きく身体を仰け反らせた。

「ヤッ・・・ゾロ・・・もう・・・・ダメ・・だ・・・・あっ・・・・も・・・・出る・・・・クッ・・アアアー

ッ!!」

ビクンと身体を震わせて、サンジは、互いの腹の間に、白濁の精を吐き出す。

「ッ・・・・クッ・・・」

サンジの内襞のやわやわと収縮を繰り返す動きに、ゾロもまた、白濁の精をサンジの内襞に

叩きつけた。

「っはあ・・・はあ・・・・・・・ゾロ・・・もう・・・・俺・・・限界・・・・力・・・入んねえ・・・・

はあ・・・」

サンジは、そう言ってダラリと腕を下げる。

「・・・・・しょうがねえな・・・・・うしっ!」

「んっ・・あ・・・・」

ゾロは、一旦、サンジの中から自分の雄を抜いて、サンジを抱き抱えると、そのまま湯船に

入る。

「・・・・ここなら、できるな。 お湯の中なら、身体浮くし・・・・」

ゾロは、そう言って、また、サンジの中に、自分の雄を挿入した。

「えっ、馬鹿、そう言う事じゃ・・・・ああっ・・・・ヤ・・・・違・・・アアッ・・・ダ・・・

チョッ・・あっ・・・は・・ん・・・・」

お湯の中で、ゾロに突き入れられて、サンジは、また嬌声をあげる。

「・・・・・・・聞こえねえな。」

ゾロは、ニヤリと笑うと、サンジの腰を両手で抱えて、激しく挿入を繰り返した。

「あああっ・・・・ん・・・・はあ・・・・クソッ・・・・・このケダモノ・・・はあ・・・んん・・・

あっ・・」

サンジは、堪らずひときわ高い嬌声を放ち、ゾロの背中に爪を立てる。

「ッ・・・・てめえ・・・・・・それだけしがみつけるなら、問題ねえ。 ・・・・俺は、ケダモ

ノらしいからな。 遠慮はいらねえよな・・・・」

ゾロは、そう言って、サンジの最奥を探るように腰を打ち付けた。

「アアアーッ・・・・ヤッ・・・・もう・・・・やめ・・・・ああっ・・・・っはあ・・・・」

サンジは、自分の失言を大いに後悔する。











一方、こちらは、甲板で、おろおろと二人が出てくるのを待つチョッパー・・・・

ゾロの尋常じゃない怒りに慌てて風呂場を後にしたチョッパーだったが、サンジのことが、

心配で、ずっと、甲板で二人が出てくるのを待っていたのだ。




・・・・・サンジ・・・・・ゾロから酷いことされてなきゃ良いけど・・・・

・・・・・俺・・・・ゾロが、怖くて近づけない・・・・・

・・・・・サンジ・・・・大丈夫かな・・・・

・・・・・サンジ・・・・・サンジ・・・・




「あら? チョッパー。 どうしたの? まだ、寝ないの?」

たまたま、飲み物を取りにキッチンに向かうナミは、甲板でうろうろしているチョッパーを見か

け、そう尋ねる。

「あっ、ナミ。 ・・・・・実は・・・・」

チョッパーは、そう言って、ナミに先程までのいきさつを全て話した。




・・・・・・はあ・・・・・・あの馬鹿ップル・・・・・




「・・・・・チョッパー。 ・・・・・もう、寝た方が良いわ。 あの二人のことなら、大丈夫。

きっと今頃・・・・・ はあ・・・・・・・後は、あたしが、なんとかしてあげるから、チョッパ

ーは、眠ってて・・・・・」

ナミは、深いため息を吐くと、チョッパーにそう言って、男部屋で寝るよう、勧める。

「っで、でも、ナミ・・・・ゾロ、凄く怒ってって・・・・俺・・・・俺・・・・」

チョッパーはそう言って涙ぐんだ。

「大丈夫よ、チョッパー。 ゾロはもう、怒ってないはずだから。 ゾロはね、チョッパー

にちょっとやきもち妬いただけなのよ。 二人は、ラブラブの仲だから。」

ナミはそう言って、にっこりと笑った。

「ゾロとサンジが、ラブラブ? それって、どういうこと?」

チョッパーは、キョトンとした顔をしてナミに聞く。

「うん、そうね・・・・喧嘩ばかりしてるようでも、本当は仲良しってことかしら。 

今頃は、きっと、お風呂で、仲良くしてるはずよ。」

ナミはそう言って、チョッパーに、ウィンクした。

「そ、そうか。 なら、大丈夫だよな。 良かった、俺、お風呂場で、サンジが、ゾロか

ら酷い目に遭わされてるのかと、そう思ったから。 ・・・・ラブラブかあ。 ありがとう、

ナミ。 ナミって、本当に、物知りなんだね。 良かった、俺、これでようやく眠れる

よ。 ・・・・じゃあ、おやすみ、ナミ。」

チョッパーは、心底ホッとした顔をして、ナミにお礼を言うと男部屋に入っていった。

「・・・・確かに・・・・サンジ君、酷い目には遭ってるわね・・・・・きっと・・・・・・」

ナミは、そう呟いて、キッチンに向かった。


ちなみに、ゾロが、気を失ったサンジを抱えて風呂場を出てきたのは、それから裕に日付

が、25日を回った後だった。









  <END>








  
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<コメント>

これが、うちのチョッパー誕&クリスマス?です。(笑)
ただヤッてるだけの・・・・・ですね。(-_-;)
けど、うちは、ゾロサンサイトだから・・・・・・(意味無し!)
それに、うちの二人だと、こんな感じでしょ・・・きっと・・・・
あはは・・・・あらすじ的には、同じモノをキリリクNo.7932で、UPしてます。
あちらは、少し違う性格の二人かな?
比べていただくと、良くおわかりになると・・・・
けど、うちのゾロとサンジの基本人格は、こっちかな・・・・
ではでは★