「おおっ! すげえ、ゾロ。 てめえ宛に、バースディカード、届いてるぜ。」

「なにぃ?! どれ、見せてみろよ。」

「「・・・・・・・た、鷹の目・・・・・・・・」」





−祝辞−







貴様の誕生日と聞いて、退屈しのぎに、そこへ行こうと思ったが、
珍しく客が来たので、止めておく。
代わりに、このメッセージを受け取るが良い。


どうだ? 少しは、強くなったか?
この前のような、勢いや志だけでは、いつまでも、ここには、来れぬぞ。
・・・しかし、あれから、貴様のような骨のある奴は、全然、見かけぬ。

・・・・・つまらぬ。
・・・・非常に、つまらぬ。
・・・また、退屈しのぎに、どこぞの艦隊でも、沈めにいくか・・・・・

早く、この高みまで、昇ってこい。
貴様の肉体を切り裂く感触は、なかなかに、良かったぞ。
また、あの感触を、味わいたいモノだ。
では、次に会う日を、楽しみにしているぞ。
・・・・さらばだ、ロロノア・ゾロ。

・・・・・あっ。
・・・・誕生日、おめでとう・・・・・



                             From ジュラキュール・ミホーク






−HAPPY★BIRTHDAY MESSAGE−






ゾロちゅわんvv ハッピーバースディ〜vv
うふふ・・・・あちきよ、あちき・・・・・・
本当は、直にあって、あちきのこの溢れる愛で、
あなたを包んであげたいけれど・・・・・・
ああっ、運命は、愛する二人に、悲しい宿命を与えるのね・・・・

アラバスタで、友情を分かち合ったその時から、
あちきの中に芽生えたもう一つの感情・・・・・・・・
ゾロボン・・・・・ああ、なんて良い響き・・・・・
ああん、もう一度会いに行きたいわんvv
今度は、二人っきりで・・・・・・ああっ・・・・・・
愛してるわ〜vv 
あちきの中で、あなたの愛に震えるあちきを・・・・・・
あなたに見せてあげたいのようぅ〜vv
いつまでも・・・・・・いつまでも、あちきの心は、あなたのモノvv
待っててねvv 必ず、追いついてみせるから・・・・・・
・・・・・・・その時は・・・・・・・・
あちきの愛を受け取ってねぇんvv
愛してるわ、マイダーリンvv




                           愛を込めてvv  From ボン・クレー
 

 




−誕生メッセージ−







ロロノア・ゾロさん。 お誕生日おめでとうございます。

とりあえず、お祝いのメッセージだけ、送らせていただきます。
しかし、あなたに相手にされなかった屈辱は、絶対に忘れません。
・・・・・屈辱です。
その屈辱をバネに、私は、もっと強くなります。

・・・・・・今度会うときは、必ず、あなたを・・・・・・
あなたから、その和道一文字を回収して見せます!
その時まで・・・・・・・無事でいて下さいね。
他の海軍に捕まるような、間抜けな真似だけは、しないでください。
あなたは、私が・・・・・・・・・・
私が、必ず、捕まえて・・・・・・・・・
必ず、あなたに、認めさせてやります。

では、失礼させていただきます。





                                 From  たしぎ

 




−誕生祝いカード−







ゾロ君。 お誕生日、おめでとう。
ここを旅立ってから、もう、何年経ちましたか。
こちらにも、君の噂は、ちゃんと届いています。
この前は、鋼鉄を斬ったそうですね。

ますます腕が上がっているようで、
昔を知っている私は、頼もしく思えます。
和道一文字は、まだ、刃こぼれせずに、あなたの側にありますか?
クイナに誓った思いは嬉しいですが、そのことだけに捕らわれず、
あらゆる事を経験して、成長していって下さい。
・・・・・それが、あなたの剣に繋がると、
私は、そう思います。

大切な人は、出来ましたか?
もしできたなら、一度は、見ておきたいものです。
グランドラインを無事に航海して、
最強の剣士として、またここに、戻ってくる日を、
くいなとともに、待っています。
では、身体には、充分に気を付けて下さい。
眠って治るものだけでは、ありませんよ。





                                   From 幸四郎



「先生はともかく・・・・・何で、こいつらが、こんなカード、送って来るんだ?」

「まっ、いいじゃねえか。 一年に一度のことだし・・・・・・

てめえ、モテモテで、良かったな。 たしぎさんは、ともかく、ボンちゃんは、

真剣だぞ。 ククク、受け取ってやりな、男の純情をさっ。」

「ああ、たっぷりと、頂いてやるよ。 ・・・・・・・・・・・・・てめえから、な。」

「な、なに、言ってん・・・・来るな、こっちくんな、馬鹿剣士・・・・・」

「逃がすか!」

「うわあっ!止めろ・・・下ろせ! だれか、この魔獣を止めてくれーっ!!」





<kikaku>